2018年8月15日水曜日

14歳の水平線

椰月美智子さんの
14歳の水平線。
図書館本です。

妻と離婚し、中2の
息子と2人暮らしの
児童文学作家の征人
44歳。

息子との会話もなく
なっていく中、夏休みに神様の島と
呼ばれる天徳島に帰省。

加奈太は夏休みの山村キャンプに参加。
そこで出会った仲間たち。
サッカー組3人と、ミラクルと光圀。

そして14歳やった頃の征人のお話。
隆俊と保生、そしてタオとの夏。

加奈太の夏も、征人の夏もそれぞれすごく良いです。

征人のはこの後辛いことが起こるのわかってるのに、
それでもとてもきらきらしていて。

それぞれ一度きりの14歳の夏。
誰にも14歳の頃があるし、14歳もいつかは
大人になる。
そんな当たり前の事を思い出させてくれる。

天徳島の描写がすごく良くて行きたくなります。
神様の島。
おばあさんのしゃべり方もね。

あとたくさんの気づきも。
人それぞれの読書感想で良いんだ。
死について。
仲間の大切さ。
お互いを認めあうこと。

光圀は絶対いじめられっ子やけど、すごく良さを
持っていて、そして強い。
ミラクルもサッカー組も良いけど、光圀が
心に残りました。
ってか光圀の良さをちゃんと認められる
人でありたいというか。。

このキャンプではお互いのバックグラウンド無しで、
みんなフラットに向き合えたのが良いですね。
現実では事前情報としてバックグラウンドが
どうしてもはいってくるし。

考えさせられて、そしてあったかくて、清々しくて、
すんごく良いお話に出会えて感謝です。

征人の炒飯今度つくってみたいです。

18年8月読
★★★★★

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