柚木麻子さんの
その手をにぎりたい。
1983年から1992年
までのお話。
退職し実家へ帰る決意を
した青子は送別会として
社長に連れられた銀座の
高級鮨店で鮨職人の一ノ瀬と
彼が握るお鮨に出会う。
手から手に受ける鮨に衝撃を受け、
青子は東京に残ることを決める。
ご馳走されるよりも本当に美味しいものは
たった一人で集中して味わいたい。
それが青子にとっての贅沢。
それからバブルとともに彼女は東京と
一ノ瀬を見守る。
バブルの狂乱さがよくわかる一冊。
澤見さんのとことか胃潰瘍で
倒れる青子とか。。
青子は好きになれんかったけど、
彼女も時代の被害者なんですよね。
なので最後に一ノ瀬と隣合わせで
座れてよかったね。
銀座のホステスのミキは格好良い。
潔い。
読後感にやるせなさは残るけど、一ノ瀬の握る
お鮨は食べてみたくなりました。
17年3月読 BO行き
★★☆☆☆















