2016年4月29日金曜日

花々

今回も旅のおともに
原田マハさんの花々。

リンクしたお話。

故郷から逃げ島に暮らす旅人の
純子と、沖縄を出て東京でキャリア
ウーマンとして働くバツイチの
成子の出会い。

"おんな一人旅の宿"というテーマで奄美諸島の
神秘の島々を取材する彼女たちがみつけた
花、風景、そして人々。

カフーが好きな人にはたまらないお話でしょう。

純子のお母さんのところでは涙も。

みんなそれぞれに居場所があるんですよね。
私のはどこなのか。

沖縄の離島に旅したくなりました。

16年4月読 BO行き
★★★☆☆

2016年4月28日木曜日

Woman in Gold

こちらも機内で。

邦題は"黄金のアデーレ
名画の帰還"。

1998年のロス。

祖国オーストリアを相手に
ナチスに不当に奪われた
クリムトの名画"黄金のアデーレ"を
取り戻そうと訴訟を起こすマリアと
若手弁護士。

ヘレン・ミレンの演技が素晴らしい。

そして歴史の重みを感じる作品。
回想シーンはみていて辛い場面が
たくさんありました。

マリア夫妻は無事にアメリカに行けてよかった。
ほんとに紙一重でしたね。
ドキハラでした。

国を相手にした裁判の行方も気になりました。
結果が出た時は涙が。

歴史を知るためにも観た方が良い作品です。
おすすめです。

★★★★☆

Spotlight

邦題は"スポットライト
世紀のスクープ"。

劇場公開の時から
観に行きたかった作品。

機内で観れてラッキーでした。

実話に基づいたお話です。

冒頭は1976年。
その後2001年に。

ボストンで地元紙の新聞記者のチーム
"スポットライト"たちは新編集長の指示により
神父による幼児虐待を追う。

地域に巨大な力を持つカトリック教会を
敵にまわしての取材。

まさにジャーナリスト魂。

マイケル・キートンは格好良いですね。
皺が増えましたが。

これ実話やと思うとぞっとします。
最後に出てくる他の地の多さとは。

真実は知らせないとですよね。。。

★★★★☆

2016年4月27日水曜日

天鬼越

北森鴻さんの
天鬼越。

同僚からお借りしました。

これシリーズ物なんですね。
初めて読みました。

民俗学者の蓮丈那智と
研究室の仲間たちが
登場する6つのお話。

北森さんが亡くなられたので、彼の公私ともの
パートナーである浅野里沙子さんが
完結させたお話です。

6つのうち最初の2つが北森さんが生前発表していたもので、
残りが浅野さんが書いたもの。
表題作の天鬼越はプロットがあったとのことですが
残りは一から。

これはすごいですね。

浅野さんから北森さんへのラブレターのように
感じました。

個人的には最後の平井太郎が登場する偽蜃絵が
一番面白かったです。

お話はどれも那智の助手である内藤さんの語りで進みます。

流れは地方での歴史とか調べにいった彼らが
殺人事件とかに出くわして、それを解決するというもの。

ミステリー小説としては???って感じでしたが、
いろんな伝承とかが地方にはあるんやなぁと
思いながら読みました。

好きな人には好きなお話やと思います。

16年4月読
★☆☆☆☆

2016年4月26日火曜日

宰領―隠蔽捜査5―

今野敏さんの
宰領。
隠蔽捜査シリーズ
5作目です。

同僚からお借りしました。

警視庁と神奈川県警
合同捜査となった国会議員
誘拐の前線本部の副本部長と
なった大森警察署長の竜崎。

警視庁と神奈川県警の確執、
キャリアに反発するノンキャリ。
そしてあの息子の大学受験もありーので。

でもそんなことに惑わされることなく、
いつもながらに原理原則を貫く竜崎。

今回の前線本部はアウェイの横須賀署なので
竜崎はいつも以上に大変です。

もちろん竜崎なら大丈夫。
彼ほんとにいいんですよね。
結局みんなその正しさをわかっていく。

まぁ犯人とか動機とか手口とかは二の次ですね。

楽しく読めました。

前作の感想はこちら>>>

16年4月読
★★★★☆

2016年4月25日月曜日

真夜中のパン屋さん 午前4時の共犯者

大沼紀子さんの
真夜中のパン屋さん。
シリーズ5作目です。

久しぶりに読んだので
忘れてるかなとも
思いましたが
大丈夫でした。

あと565頁の長編に
少し尻込みしてましたが、
読み始めるとすんなりと読めました。

真夜中に開店するパン屋"ブランジェリー クレバヤシ"。

店主の暮林とパン焼き職人の弘基と高校生の希実の生活。

久しぶりにカッコウ母と対面した希実。
さらに今まで会ったこともない父まで登場。

そこに美和子さんのお墓参りで出会った
怪しい榊やらも絡んで、どたばたに。

希実の出生の秘密やらお家騒動やら。
なんかすごい展開でした。

律子さんてなんかすごいですね。
希実との親子関係が不思議。
そして最後まで秘密を抱えたままいってしまったし。

そして死んでからもここまで周りの人に想われている
美和子さんもすごいですね。

本作でだいぶ彼女のイメージが変わった点も多かったです。
かなり屈折していた幼少・少女時代やったんだと。

お話の最後では希実のほんとの父親が誰か
なんとなく明らかになりました。

さてこれからどんな展開になるのか。
気になります。

前作の感想はこちら>>>

16年4月読 BO行き
★★★☆☆

2016年4月23日土曜日

スカル・ブレーカ - The Skull Breaker

森博嗣さんの
スカル・ブレーカ。

若き侍ゼンが登場する
ヴォイド・シェイパ
シリーズの3作目です。

侍同士の討ち合いを
避けようとしたゼンは
ひょんなことからお城に
連れられることに。

無垢なゼンの目でみる
お城の様子には笑えるところがたくさん。

ノギとの掛け合いにも笑けますね。

強い者との対峙して自分の弱さを認識したり、
人の営みを理解したり、着実に成長していくゼン。

ヤナギみたいな人がほんとに強い人なんですね。
自分で誇示しているより隠している人の強さ。

ナナシも登場してくれて嬉しい。

マサミチにもまた登場してほしいです。

そして今回明かされたゼンの出自。
まぁ彼は結局山に戻ると思うのですが。

ゼンは旅を続けます。
新たな出会い、さらなる成長。
これからの展開も楽しみです。

前作の感想はこちら>>>

16年4月読 BO行き
★★★★☆

2016年4月21日木曜日

ドンナ ビアンカ

誉田哲也さんの
ドンナ ビアンカ。

同僚からお借り
しました。

元捜査一課で
今は所轄である
練馬警察署で
働く魚住久江刑事の
お話です。

中野署管内で発生した誘拐事件。
以前関係のあった金本刑事らと
ともに捜査にあたる魚住。

並行してある男と中国人ホステスとの
恋話が語られます。

あまりミステリーって感じはしないですね。
若干非現実的な展開で、うむむの点も。

まぁそれがこのシリーズの良さなのかな。

ちなみに私は金本よりも断然峰岸くんがいいです。

前回の感想はこちら>>>

16年4月読
★★☆☆☆

2016年4月20日水曜日

レヴォリューション No.3

金城一紀さんの
レヴォリューション No.3。

この間読んだのが
面白かったので同じ
シリーズの1作目を
購入しました。

オチコボレ男子高での
やる気のない毎日。

しかしある日のクラスで生物教師のドクター・モローの
"君たち、世界を変えてみたくはないか"の言葉に
感電した彼らはザ・ゾンビーズを結成。

高嶺の花である女子校の学園祭に潜り込もうと
画策したり、メンバーの墓参りのための
お金を取り戻したり、ストーカーの正体を暴いたりします。

前回のが面白すぎたので、それに比べると
ちと拍子抜けの感も。
でもいろいろ話がつながってるとこもあったので、
そういうことねとかわかったのはよかったかな。

IWGPのパチものって感じもします。

まぁ浅さはあるけど登場人物は魅力的。

南方くんはいいですよね。
山下は相変わらず持っています。
そしてヒロシは切ない。
朴くんの活躍はちょこっとのみ。
その分アギーが活躍。

もう1作あるので読むか少し考えます。

前回読んだのはこちら>>>

16年4月読 BO行き
★★☆☆☆

夢幻花

東野圭吾さんの夢幻花。
同僚からお借りしました。

従兄弟の自殺に続いて
祖父まで殺された元水泳の
オリンピック候補の梨乃。

家族との見えない溝を感じてる
大学院生の蒼太。

ひょんなことから出会った2人は梨乃の
祖父の事件と、彼が育てていた謎の
黄色い花を調べることになる。

そして早瀬刑事も息子の濡れ衣を晴らしてくれた
梨乃の祖父の事件を捜査。

蒼太の初恋や、家族の秘密も絡んできます。

事件の真相は拍子抜けのとこもありましたが、
この家族の秘密がね、なかなか考えさせられました。

負の遺産から逃げずに受け止める人々はすごいですね。

梨乃と蒼太のその後の話も読んでみたいですね。

16年4月読
★★★☆☆

あきない世傳金と銀 源流篇

高田郁さんの
あきない世傳金と銀。
新シリーズです。

学者の子である幸。
父より"商いは詐なり"と
教わった彼女。

大好きな兄と父が死に、
幸は9歳で母と妹と離れ
一人大坂天満にある呉服屋"五鈴屋"に奉公に出される。

一生鍋の底を磨くのみの女衆として働き出した幸。
しかし彼女の知恵への熱意に気づいた番頭の治兵衛は
彼女にいろいろと教える。

幸が働く五鈴屋は災難続き。
跡取り息子は色狂い、長男と次男は仲悪く、
幸に優しくしてくれた三男は家を出るなど。

せっかく嫁いできたお嫁さんも。。

善人であるおばあさんも番頭さんも大変です。
幸も大変なとこに奉公したもので。

これからどんどんと巻き込まれてしまうのでしょうか。
最後すごく思わせぶりに終わりました。

三男と結婚すればいいのに。なぜにあんなやつとーーー

女性が生きづらい時代に幸がどうしていくのか
これからも気になります。

いまこんなに気楽に生きているのが申し訳なく
感じてしまう時代背景。

幸の妹が小石を飴のかわりに口にいれてるとこでは、
火垂るの墓を思い出しました。。

シリーズ1作目ということもあり、まだまだ序章という感じです。

これからの幸を見守っていきたいです。

16年4月読 BO行き
★★☆☆☆

2016年4月17日日曜日

フライ,ダディ,フライ

金城一紀さんの
フライ、ダディ、フライ。

平凡なサラリーマン
47歳の鈴木一。
家族を守るためには
スーパーマンになれる
と信じていた。

そんなある日一人娘を
不良に傷つけられ、復讐に
向った先で出会った高校生達。

南方に板良敷に萱野。
それに強い朴くんに、なんかもってる山下。

おじさまの熱い夏の始まりです。

いやぁ。これ面白い。
思わず一気読み。

高校生達も魅力的なんですが鈴木さんが
いいんですよね。
日に日に強く、逞しくなっていきます。

これ映像化に向いてる作品。
アタマの中でイメージが膨らんできます。

バスのスタメン組にも思わずくすり。
鈴木さんのロープ昇りの応援隊にも。

奥さんのなにも言わないサポートにも涙。

この素晴らしい高校生達は"ザ・ゾンビーズ"として
いくつかシリーズ化されてるみたい。

他のも読んでみたいです。

おじさんだってやる時はやるんだ!
世の中のお父さんも頑張れー

16年4月読 BO行き
★★★★☆

暗幕のゲルニカ

原田マハさんの
暗幕のゲルニカ。

なんと単行本です。
普段は文庫しか
買わないのですが、
これは私が原田マハさん
好きと知っているお友だちから
いただきました。
しかもサイン本☆
すごく嬉しい。ありがとうございます!!!

1937年のパリと21世紀のニューヨークのお話が交互に。

反戦のシンボルでもあるゲルニカがテーマです。

戦争の足音が聞こえてくるヨーロッパ。
パリ万博スペイン館のために壁画を描くことになったピカソ。
そのピカソを見守る恋人のドラ。
彼らを支える名門貴族の子息であるパルド・イグナシオ。

もうひとつの舞台に登場するのは、ピカソを研究している
MoMAのキュレーターである遥子。
夫をなくした彼女。

ある日の記者会見で、国連本部ロビーに飾られていた
ゲルニカのタペストリーに幕が掛けられた。

2つの時代をつなげるのは反戦のシンボルである
ピカソのゲルニカ。

アートの力で世界を変えていく。
ピカソと遥子それぞれの戦い。

後半からのお話の加速がすごい。
もうどうなるかとはらはら。

そして終わり方。
反対にあまり語らず余韻を残す感じ。
その場面の絵が頭の中に浮かび上がりました。

すごいなぁ。

また登場人物も魅力的。

若かりしパルド。
ルーシー・ロックフェラーの実行力。
そしてマイテ。

あと楽園のカンヴァスで登場したティム・ブラウンも
登場します。
懐かしい。

しかし原田さんは素晴らしい大作を書かれましたね。
これはぜひ翻訳され世界各国で読んでほしい。

世の中からなぜに戦争がなくならないのか。
本作を読むとほんとに憤りを感じます。
ピカソの想いが伝わっていないのかと。

多くの人々とこの想いを共有できますように。

今度ピカソの描く絵を観るときには、ピカソの暮らした
時代や環境に思いをはせながら観ることができそうです。
きっとまた違った印象になりそうで、今から楽しみです。

16年4月読
★★★★★

2016年4月16日土曜日

劇場版 名探偵コナン 業火の向日葵

2週連続のTV放送の
名探偵コナンシリーズ。

今回は業火の向日葵。
ゴッホの7枚の向日葵。

そして宝石しか狙わない
はずの怪盗キッドからの
予告状。

キッドの新たな一面も知れて、
それなりに面白い。

しかし鈴木財閥はすんごいお金持ちですね。
漫画とは言え桁違い!

楽しめました。

★★☆☆☆