2014年9月26日金曜日

雲は答えなかった 高級官僚その生と死

是枝裕和監督の
ノンフィクション
"雲は答えなかった"

90年に水俣病訴訟を担当した
官僚山内豊徳の自殺を
取り扱っています。

なぜ彼は死なないといけなかったのか。

彼とその妻の歩みを振り返ることでの問いかけ。

不器用な人だったんだろうなぁ。

答えは出ないけど悼むことはできる。

一人の人生のあり方もそうだし、国の成長とか
環境保全とのバランスとか、省庁間の力関係とか、
色々と考えさせられる一冊です。

14年9月読 BO行き
★★☆☆☆


超高速! 参勤交代












8代将軍吉宗の時代。

参勤交代から帰ってきたばかりの
いわきの湯長谷藩。

謀略により上様から5日以内の再度の
参勤交代を命じられあたふた。

参上できないと藩の取りつぶしの危機。

飢饉により財政難に苦しむ湯長谷藩。
通常8日掛る道のりを、時間もお金もなく
ひたすら走り抜く殿様とその家来達。
そして先導する忍者。

道中では、彼らを邪魔する忍者やらが
行く手を阻む。

そして何故か深きょんが飯盛り女で登場。

これキャストはそれなりに豪華なんやけど、
正直あまりにチープなつくりに苦笑。

話の深さも現実味もあったもんではありません。
時代劇を普段観ない人にはいいのかも。

参勤交代は諸大名へ財政的に負担を掛け、
徳川幕府が長持ちした秘訣。
その大変さが垣間見れるという意味ではいいのかな。

★☆☆☆☆

Blended

大好きなDrew Barrymoreが
出てるので観てみました。

Adam Sandlerはイマイチ
好きではないけど、
この作品ではおやじらしく
いい味出してました。

離婚後初デートが
フーターズでがっかりの
ドリュー演じるローレン。
暴れん坊の息子2人との生活。

そのデートのお相手やったのはアダム演じるジム。
妻を癌で亡くして娘3人との生活。

そんな彼らがひょんなことでアフリカ旅行に行く事に。

初対面の印象がダメダメな2人と2つの家族が、
アフリカで少しずつ近づいていきます。

ジムの長女が男の子みたいやったのが、
すんごく可愛くなって、なんかほっこりしました。

アフリカの大自然も素晴らしい。
本当に行きたいなぁ~

肩の力抜いてみれる楽しい作品です♪

★★★☆☆

Grace of Monaco

Nicole Kidmanが
グレース・ケリーを演じる
Grace of Monaco。

凛々しくて、気品がありながら
自由奔放。

まさに彼女にはまり役です。

ハリウッド女優として
活躍していた
グレース・ケリーは
モナコ殿下と結婚しモナコへ。

その生活は必ずしも思い描くものではなかった。

異国での皇室での暮らしの中で、自分らしくいられない
彼女の苦悩と孤独。

映画への復帰の狭間で揺れるグレース。

そして対仏関係が複雑になる中、彼女のとった決断。

本物の愛は責任を全うするもの。
重い言葉ですね。

映像で映るモナコは素敵なところ。
ぜひ一度行ってみたいです!

★★★☆☆

相棒 -劇場版III- 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ














相棒ファンながら、劇場公開中に
観れなかったので、機内で第一に観たのがこれ。

序盤でいきなり神戸尊の登場!
久しぶりだなぁ。

八丈島から40分の民兵のいる
離れ小島に乗り込む杉下と甲斐。

これが東京都とは思えないほどの
凄いジャングル。

そこでの事件とかを探る2人組。

伊丹さんとかのいつもの面々ももちろん登場。

釈由美子も凛々しい。

そして吉田鋼太郎。
この人最近良く出るようになりましたね。

現実的ではないストーリー展開やけど、
まぁ相棒の映画やからいいよね。

最後には防衛に対しての重い問いかけ。
私たち平和ボケしてるもんなぁ。

10月からは新クールも開始。
こちらも楽しみです。

★★☆☆☆

2014年9月25日木曜日

MAJOR CRIMES ~重大犯罪課~ #1

closerシリーズの
スピンオフの
"メジャークライムス
重大犯罪課"。

ブレンダ以外の
クローザーの面々が
そのまま登場。

なんとクローザーの最終話で登場したラスティまで。
それも結構重要な役となっています。

重犯課はほぼみんな年配やし、
美男美女が登場するのでもないのに、
なのになぜかアメリカで人気あるのよねこのシリーズ。

痛恨の第一話を録画漏れ。
まぁでもなんとかキャッチアップできました。

ボスが変わったやけなのに、
随分と印象が違うのが不思議。

新たなメンバーは女性刑事サイクスのみ。
後はいつもの面々。

法を知り尽くしているレイダーならではの捜査。

そのレイダーのやり方に反発していた面々が
少しずつ歩み寄っていく過程が心温まる。

ブロベンザはほんまにいいおじいちゃん。

個々の事件解決やけやなく人間ドラマにも
焦点を充ててます。

ラスティの傷ついた少年っぷりもドラマに彩りを。
それを見守るレイダー警部もいいですね!

ブレンダの旦那さんもゲスト出演したりするのも嬉しい。

ブレンダのはちゃめちゃ具合もよかったけど、
なんとなく温かさを感じるこのシリーズ。

続きも放送されるのであればぜひ観たいですね。

★★★☆☆

2014年9月24日水曜日

濁流資金

濱嘉之さんの
"濁流資金"。
同僚から借りました。

これシリーズ物
みたいですね。
初めて読んだので
背景がいまいち掴めないところもあり。
終わりも正直尻切れとんぼ。

公安に所属する青山とその同期カルテット。

京都での殺人事件で幕が開きます。

そして仮想通貨取引所の破綻。
ついこの間実際にありましたね。

その後連続不審死事件に、ある医師の死。

それらの事件には大きなつながりが。

この本を読むと日々私たちが接している情報が
どこまで本当の事なのかって思ってしまう。

裏社会というかなんというか。。
きっと私たちが知らされてない事って
たくさんあるんでしょうね。

しかしこの人の文章読みにくいなぁと思ったら、
主語があまり明確でないし、不要な描写が多いのよね。
登場人物も無駄に多いし、相関関係を把握するやけでも大変。
ちと苦手な文調です。

作者の濱さんは2004年まで警察官。
なので色々と語りたいこともあるのでしょう。

夕刊紙とか暴露系の雑誌が好きな人は好きなお話かもです。

他の作品の感想はこちら>>>

14年9月読
★☆☆☆☆

2014年9月22日月曜日

キング誕生 池袋ウエストゲートパーク青春篇

石田衣良さんの
"キング誕生"

大好きなIWGPシリーズの
番外編です。

タカシがいかに”氷のキング”に
なったのか。
高校時代に遡り解き明かされます。

キングファンとしてはこれは
読まなければの一冊です。

皆からボスと慕われるタカシの兄タケル。
戦国状態であった池袋をひとつにまとめる。

都市間の勢力の争い。

高校生のマコトとタカシ。
2人の友情の原点。
マコトは将来の片鱗があり、タカシはまだ氷のキングになる前。

おれおれ詐欺とか時代設定は!?とか思ってしまうけど、
まぁそこはつっこまない。

石田さんの文章は読みやすいんやけど、
今回は悲しい出来事が起こる事がわかってるので、
頁をめくるスピードがいつもより遅くなる。

やはり悲しいお話でした。

タカシにとってマコトがいることが
救いなんですね。

辻村深月さんの解説の文章好きです。

14年9月読 BO行き
★★★☆☆

2014年9月20日土曜日

Bones season#6

前作から7ヶ月後。
ばらばらになっていた
チームが再結集。

ブースには新しい彼女ハンナが。
これがかなりの美人で
性格もいいのですよね。

気丈に振るまいながらも
ダメージを受けるボーンズ。

9話では被害者に自分を重ね合わせるブレナン。
まさか彼女の泣く姿をみるなんて。

でも結局ハンナはブースから離れてしまうのですよね。。

19話で登場した千里眼を持つ探し人の
ウォルターとその仲間はかなり個性的でした。
彼らを主役にしたスピンオフドラマ"ファインダー"も人気みたい。
これも機会あれば観てみたい。

21話では死人ではなく生きている少女が相手。
このエピには泣きました。
まさかボーンズで泣くとは。
でもブレナンがどんどんと人間らしくなっていて、
その言葉をとても温かく感じました。

妊娠したアンジェラと右往左往するホジンズもナイスな感じ。
出産シーンではAdeleの"Make you feel my love"は大好きな曲。
心に沁みました。

そして驚きのラスト。
あまりの急展開にびっくり!!!

この後シーズン7に続くのでこちらも楽しみです。

前作の感想はこちら>>>

★★★☆☆

2014年9月19日金曜日

ST 赤と白の捜査ファイル











今クールは特にドラマ観る予定なかったけど、
俳優さんが豪華なのでなんとなく録画。

日本テレビで放送の"ST 赤と白の捜査ファイル"

これあの本のドラマ化なんや。
随分と印象が変わってるので驚き。

天才かつ欠陥のある変人な
科学捜査班STの面々。

リーダーの赤城をはじめとして
みんなキャラがたっています。

そんなSTのメンバー達を上手く演じてる俳優陣。

藤原竜也、岡田将生の掛け合いは毎回面白い。
腐女子には堪らないのでしょう。

しかし藤原竜也がここまで壊れた役やるのは驚きですね。
謎が解けた時の悶え方は、もうお約束。

窪田正孝は格好良い。
寡黙だけど強い、先端恐怖症の黒崎役がはまってます。

志田未来は少し太ったな。
でもキャップに心を許すようになってからいい感じに。

最初は原作との違いに違和感あったSTのメンバーでしたが、
もう途中からはこの人たちしかいないって思えました。

原作をベースに全く異なるSTの世界をつくりましたね。

ST以外では、林遣都が管理官の役をやるなんて、
いつまでも少年な感じなので驚いた。
でも9話では格好良かったですね。

久々の瀬戸朝香も役によく似合ってる。

あと真野響子の娘の柴本幸や、
仲間由紀恵との結婚が発表された田中哲司も刑事として出演。

そして渡部篤郎がいい味出してる。
この人独特の存在感ある俳優さんになりましたね。

一話一話テンポ良くライトな感じで観やすい。

でも最終話では思わず涙も。

これ来年には映画化。
とっても気になる終わり方なので、ちょっと観たい感じも。
でも映画館に行くほどではないかなぁ。

今後多分シリーズ化もしていくのでしょう。
機会があればまた観てみたいです。

本の感想はこちら>>>

★★★☆☆

黒い羽

誉田哲也さんの
"黒い羽"。
同僚から借りました。

この人の本はおどろおどろしいので
少し苦手と思ってたけど、
それはストロベリーナイトの
イメージでした。
武士道シリーズは大好きやった!!!

なのでなるべく先入観無しに読むことに。
サスペンスホラーってあるけど、まぁ気にせず。。

背中に黒い瑕がある典子。
まるで黒い羽をもぎとった痕のように見える。

瑕により恋愛さえもできない典子。

遺伝子治療のため向った先で車は事故に合い、
たどり着いた研究所にも死体が。

残された典子、友香、シュウイチ、
そして野本先生の4人。

もうハラハラの展開です。

幼い頃に別れた姉が犯人なのか???
深まる謎。

でも果敢に立ち向かう典子。
強いですね。

途中まではまだ耐えられてたけど
後半はグロい描写にやられました。
想像力を封印して読み進める。

映像化になっても絶対に観たくない。

背景に姉の大きな愛があるのがまだ救い。
でも読むのが辛い。。

なんやかんやと一気読み。

登場人物が呆気なく逝ってしまうのが
何とも言えない。

ラストは救いなのかなとも思いましたが、
黒い羽の人たちが一般的に居る世の中を想像すると。。。

んーーー

まぁ女子は強いね。

14年9月読
★★☆☆☆

2014年9月18日木曜日

孤高のメス 神の手にはあらず 第4巻

大鐘稔彦さんの
孤高のメス。
台湾シリーズの
4巻目です。

医療訴訟に追い詰められる
甦生記念病院。
とうとう身売りをすることに。

そして当麻への熱烈なアプローチ。

ここで実在の徳岡鉄太郎と
鉄心会が登場します。
先日逮捕されましたね。

大川町長の容体悪化とまさかの翔子が病魔に。
いくらフィクションとは言え、ここまでくると
もう何でもあり。

後半は翔子と当麻がほぼ中心。
悲しい最後。
でも今までとあまりにトーンが違うので戸惑いも。

あれはどうなったとかが、いくつもあって。

このシリーズはこれで終った筈やけど
何とも言えないこのもやもや感。

話を拡げるやけ拡げて、尻切れとんぼで終った形。

いつも思うけど、この人はもう少しテーマを絞った方がよいな。

自分がこれやけ知ってるんやとか、思いついたことを
全部出したいタイプ。
どの世界にもいますね。

あとがきを読むと、どうやら昔自分が追い出された病院の
その後を書きたくて、甦生記念病院の記述が多くなったよう。
それって私怨でしょ!!!

まぁそれがプロと素人の違いなのかな。

でも病気の怖さとか、家族の苦労とか、
然し乍ら誰にでも起こりうることやとかはよくわかる。
そうなっても出来るならば素晴らしい医師に巡り会いたいですね。

あと人間の尊厳を失ってしまうアルツハイマーの治療法が
生み出されないかなとも思います。
そう思うのは欲張りなのかもしれないけど。。。

14年9月読
★★☆☆☆

2014年9月17日水曜日

STAND BY ME ドラえもん

ようやく観れました。
"STAND BY ME ドラえもん"

遅ればせながらの
ドラ泣き。

3Dで観てきましたー

始まった途端にイラストも
声もあまりに違うので大きな戸惑い。
でも自分が知っているドラえもんとは
別モノと思って観ることにしました。

これは3Dで観るのがお勧めな作品。

タケコプターで飛ぶシーンや
未来のとことか、凄い躍動感が伝わってきます。

映像も川辺とか実写かと思うほど綺麗なところも。

昭和の香り漂う畳の部屋とか、町並みもいい感じ。

さすがROBOT制作。

違和感大の声優陣ですが、まさかの
妻夫木の登場には驚きました。
観る前に知ってたかったな。

まぁお話は何となくここがオチになるんやろうなって
とこはわかるんですが、それでもいざその場面が
やってくると涙がぽろぽろと。

そう。ドラ泣きしちゃいました。
自分でも驚き。
まだピュアな自分がいたんやなぁと。。

突っ込みどころはたくさんある
(14年でそんなに世界が変わるんかとか、
のび太よりしずかちゃんが他人思いなんだよとかとか)し、
でもね、やっぱりいいんです。

ただただドラえもんののび太への想いの前には
そんなん吹きとんでしまいます。

ドラえもんと共に泣きました。

冒頭に書いた通りイラストが変わった事は
違和感大やけど、ドラえもんやけはもう可愛くて可愛くて。

あと皆に長らく強烈なイメージを持った作品を
ここまで新しい世界観を創り上げた製作陣に惜しみない拍手を。

昔子どもであった大人も楽しめる
新たなドラえもんの世界観を創り上げた勇気に感服します。

レディースデーに観ましたが男性もちらほらと。
それも一人で来てる人とか。
彼らも泣いたんでしょうかね!?

新たなマーケットを創り上げるのはまさにイノベーションだなっ!!!

これやったら海外でも十分通用しそう。

あと個人的には、大人になったジャイアンや
スネ夫とかにも会えてよかった。
しずかちゃんとお父さんとの場面も。
これは子ども向けであれば流されないですよね。
そういった意味では得した感じ。

子どもの頃に戻れる90分。
よろしければどうぞ♪

★★★☆☆