久々に湊かなえさんの
本を読みました。
"Nのために"
帯の切なさに震える
純愛ミステリーに、
湊さんがまさかの純愛!?と
思いながら。
超高層マンションの一室で会社員の野口夫妻が死亡。
現場に居合わせたNの頭文字を持つ4人の男女。
第一章で事件の概要が語られたあと、
それぞれの視点で事件が語られていきます。
過去と現在と10年後が交錯しながら。
話が進むにつれ、事件も関係者も
最初の印象と大きく異なっていきます。
本当に立体パズルのように。
同じ出来事でも主観により捉え方が違うのも
面白いところ。
真相が知りたくてあっという間に読み終えました。
湊さんは読者を騙すのがうまいけど、
今回もまぁ気持ちよく騙されました。
誰が犯人やとかそういったとこではなく、
性別とか、わかってたと思ってた人の真意とかに
うまく錯覚を利用してます。
誰が犯人やとかそういったとこではなく、
性別とか、わかってたと思ってた人の真意とかに
うまく錯覚を利用してます。
さすがだな。
おどろおどろしい事も書かれているけど、
やはりこの本のベースは純愛なのかも。
大切な人を守るための嘘。
あぁ切ない。。
ノゾミくんとノゾミちゃんは名前も島育ちであることは
同んなじなんやけど、根本なところが違うから、
光と影みたいなんだなぁ。
しばらく時間をおいてから、また読みたい一冊です。
あとこれ10月からドラマ化されるけど、
野口と西崎のイメージが違うのが残念すぎる。
でも後のはほぼイメージ通り。
湊さんの醍醐味は語る人が変わっていく過程で
真相が少しずつわかっていく事やと私は思いますが、
それをどう映像で表現していくのでしょうか。
ご興味ある方はぜひドラマも。
14年9月読 BO行き
★★★★☆


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