2021年10月31日日曜日

放課後の厨房男子 進路篇

秋川滝美さんの
放課後の厨房男子
進路篇。
図書館本です。

先輩達が引退し包丁部の
部長となった大地。
後輩の優也と不知火から
いじられながらも、楽しい日々。

キングオブいい人の金森くんも
部員に。
金森くんと大地の出会いも
知れてよかったです。

そして毎回苦戦する新入生勧誘も
無事に成功。
みんなの和気あいあいな感じが
かなりいいんですよね。
これからも楽しみです。

翔平先輩のお弁当はかなり美味しそうでした。

前作の感想はこちら>>>

21年10月読
★★★★☆ 

2021年10月30日土曜日

花郎 希望の勇者たち

迷いながらも
ポチッと。
またもやの韓国
ドラマです。

新羅の時代のお話。
賎民は蔑まれ都で殺されても
文句も言えない。

妹を探しにきたマンムンと
都へ城壁を超えたムミョン。
しかしマンムンはチヌン王と
間違われ殺される。
仇打ちを誓うムミョン。

死ぬ間際に探していた父アンリと
再会できたマンムン。
よかったね。

亡き友の妹アロ。
チヌン王にも見染められるこの妹。

この人はヘチでもヒロインの人。
少し若いです。
最後の方ではすごく綺麗になってました。

新たに設立された"花郎"。
家柄や派閥を超え、国や民たちのために
働く臣下達。
集う若者たち。
その中には身分を隠した王さまも。

中道派のヨウル、大后派のスホと反大后派の
パンリュや、ハンソンとタンセの異母兄弟。

なんかこのドラマはイケメン達がたくさん登場。
誰が誰なのかよくわからんくなります。
主人公は藤ヶ谷くんに似てます。

若干チープな内容。
まぁイケメン推しのお話ですね。

10話目くらいでなんとなく真相はこうでは
ないかが見えてきました。
18話でやっぱねって感じ。

王さまの最初で唯一の友のムミョン。
しかし王を友の仇と勘違いしてる。

11話はきゅんきゅんでしたが、まぁこのまま
いかんのが韓国ドラマですわね。
とは言え2人がお互いの気持ちに正直になってからは、
きゅん場面も多くて観ててほっこりでした。

ソホの妹とパンリュのロミオとジュリエットの
展開もあります。
ソホとパンリュもほんまは仲良しなんですよね。

ハンソンもお兄さんとムミョンが大好きで。。
道なきところにも道はできる。
最後は。。

プンオルチュもいい味だしていました。

20話くらいで終わるのがちょうどよい感じでした。

★★★☆☆ 

おかえりモネ

久しぶりの連続
ドラマ小説。
清原果耶さん主演の
百音通称モネのお話。

気仙沼育ちのモネ。
今は山で森林組合の仕事を。
彼女が島を出た理由。
大好きな音楽を辞めた理由。
つらいです。

そして命を守る仕事という
気象予報士を目指すことになったモネ。
モネは考えすぎなとこもありますね。

妹もなんかなぁ。。
姉にぐさぐさとした言葉を投げかけますね。。
強がって嫉妬して甘えてて。
菅波先生に当たるなんて最低。
盗み聞きするし。ぷんぷんでした。
姉妹の会話とかも。。

そんな中サヤカさんが素晴らしい。
登米編すごくよかったです。

東京編もいいですね。
"人の役に立ちたいなんて、結局
自分のためなんじゃん"
今田さん ばっさり。

さすが朝ドラやけあって俳優さんが豪華。
内野さんと西島さんは何食べの2人が♪
これはたまらない。
この2人が一緒やときゅんとしています。

朝岡さんのスポーツ気象への想い。
なるほど駅伝選手でしたか。

高岡早紀さんも凛々しくて格好よかったです。
急遽登板のキャスター姿も堂々としていました。

そして坂口健太郎さんが演じる菅波先生。
"あなたのおかげで助かりましたという
言葉は麻薬です。"
わかるなぁ。

坂口健太郎さんがすごくいいです!
土曜日のまとめ観をしていたんですが、途中から
平日の"俺たちの菅波"のツイがすごくて。
特に16週は早く土曜日になれって感じでした。

最後の気仙沼篇は重い。。
一日のスタートにはどうかとも思いましたが、
真っ向から被災地とその人々に取り組んでる
姿勢を感じました。

でも妹がね。。
菅波先生とのたまの会話が救いでした。

お父さんは格好良い。

311を扱ってるので重いは重いのですが、それぞれが
向き合い、なんやかんやでのハッピーエンドでした。

★★★☆☆ 

向日葵のある台所

秋川滝美さんの
向日葵のある台所。
図書館本です。

46歳の麻有子。
14歳の葵を育てる
シングルマザー。

自分だけが正しいと
信じている母との関係を
諦めていた。
そんな母と一緒に暮らすことに
なった麻有子。

昔の母はまさに毒親。
姉もひどいもの。

それが母と暮らすことにより、
少しずつやり直していく家族。
現実にはこんなにうまくはいかんやろうなぁと
思うけど、やり直したいというお母さんの
気持ちがあったかかったです。

葵がいい子すぎでした。
ありがとうと言い合う事が大切なんですね。

21年10月読
★★☆☆☆ 

2021年10月29日金曜日

K2 池袋署刑事課神崎・黒木

横関大さんの
K2。
図書館本です。

池袋署刑事課の
神崎と同期の黒木。
優等生の神崎と
はちゃめちゃやけど
捜査能力の高い黒木。

タイプは違えどもお互いに
リスペクトしながら、捜査を。

彼らの警察学校時代の話も。
黒木はこの頃から策士なんですね。

そして黒木と神崎のまさかのつながり。

浅いけどそれなりに楽しめました。
続きも借りてるので楽しみです。

21年10月読
★★☆☆☆ 

2021年10月28日木曜日

放課後の厨房男子

秋川滝美さんの
放課後の厨房男子。
図書館本です。

この続きの社会人篇を先に
読んで面白かったので、
高校時代のシリーズを
読んでみることに。

陸上部の元エースの
高2の大地。
膝を故障し、包丁部に入部し、
先輩達との日々を楽しみ。

廃部を免れるため新入生勧誘に必死。
その甲斐もあり個性的な後輩たちも入部。

食とコミュニケーションはお互いの
存在を引き立てる。

翔平先輩の野獣飯美味しそうでした。

大好きな金森くんも登場。
ほんまに彼はいい奴や。

社会人篇の感想はこちら>>>

21年10月読
★☆☆☆☆ 

ミカエルの鼓動

柚月裕子さんの
ミカエルの鼓動。
図書館本です。

北中大病院の医師西篠。
ミカエルを使ったロボット
支援下手術第一人者。
将来の病院長の座も狙う。

そんな中、従来の心臓外科手術を
行う天才心臓外科医真木が
ミュンヘンから着任。

戦うべきは病とわかっていながらも、
病院内のパワーゲームで心乱される西篠。

12歳の航の心臓手術の前に、西篠が
知ったミカエルの不具合。

命の前では、誰もが平等。
西篠と真木の共通する意識。
助かる手段は違えども、命を救いたい
強い思いは同じ。

これお話の中やけにしてほしいですね。
ほんまにこんな事があればご勘弁です。

21年10月読
★★☆☆☆ 

2021年10月27日水曜日

本バスめぐりん。

大崎梢さんの
本バスめぐりん。
図書館本です。

種川市の移動図書館
"本バスめぐりん"
65歳の新人運転手の
テルさんと図書館司書の
ウメちゃんの年の差
40のでこぼこコンビ。

3千冊の本とともに市内16ヶ所の
ステーションを2週間毎に訪れる。
図書館にはいつもとってもお世話に
なっているよで、移動図書館もいいですね。
必要なインフラやと思います。

なのでステーションが廃止されないように
色んな取組はすごくいいなと思いました。
あと利用者同士の輪の拡がりとかも。

お話はちょっとした謎をテルさんが解いて
いくような、本文にも出てくるまさに
コージーミステリーって感じ。
気楽に読めました。
続きも出てるようなんで読んでみます。

あといくつか登場している本も今度読んでみたいです。

四阿読めませんでした↓

21年10月読
★★★☆☆ 

2021年10月26日火曜日

カナコと加奈子のやり直し

額賀澪さんの
カナコと加奈子の
やり直し。
図書館本です。

母校に教師として赴任
してきた菅野。
在校時に自殺した同級生
石井加奈子の幽霊イシイカナコ
と遭遇。
気づいたら高3の時の同級生のカラダに。

周りからは良い先生と見られる菅野は、
自分では先生には向いていなくて、
良い先生を演じてるだけと知っていて、
そんな菅野のことをイシイカナコはわかっている。

イシイカナコによる人生やり直し事業。
教師になる自分の未来を変え、石井加奈子の
自殺の真相を探る。

カナコと菅野のかけあいが漫才みたい。
加奈子の死因はなんかねぇって感じ。

かなりありえない展開ですが、ドラマ化とか
されそうなお話でした。

過去に戻っても現実は変わらないけど、自分の
受け止め方が変わることで、この後の未来が
変わるのですね。
なるほどなって思いました。

21年10月読
★★☆☆☆ 

2021年10月25日月曜日

イングリ 熱血人情高利貸

山口恵以子さんの
イングリ。
図書館本です。

デリヘリで働く希。
ある日大女で和風
イングリッド・バーグマン
似の渚金融の海堂と
出会う。

密かに彼女をイングリと呼びながら、
彼女の無茶振りに振り回されていく希。
なんやかんやでイングリが大好きで、
イングリも希には他の人と違う態度を。

破茶滅茶なイングリですが、人情味厚くて、
いい人なんが伝わってきます。

楽しく読めました。
イングリの元ダンナも格好良い。

これ続きも読みたいですね。

21年10月読
★★★★☆ 

2021年10月24日日曜日

正義の天秤

亀梨和也さん
主演の正義の天秤。

元外科医で弁護士の
高野和也。
冤罪事件を調べていて
脳死となった彼女の想いを
引き継いで弁護士に。
合理的に判断。

"正義とは人を幸せにすること"
大島優子さん演じる彼女の言葉。

亀梨くんの格好つけ演技がねぇ何とも。。
ううむむむ。。

最終話もこんなの現実にはありえへんと。。
なんかねぇでした。

★☆☆☆☆ 

2021年10月23日土曜日

アルテミスの涙

下村敦史さんの

アルテミスの涙。

図書館本です。

閉じ込め症候群で
入院中の岸部愛華が
妊娠。
それを知った産婦人科医の
真理亜。

愛華の父親は政治家。
問われる病院の責任。
そして犯人として真理亜の同期で
脳外科医で愛華の主治医高森が逮捕される。

愛華との会話を試みる真理亜。
彼女が知った真実。

愛華にしろ高森にしろ親の支配が
ひどすぎます。
今では毒親とされますが、ついこの間までは
これが当たり前やったんですよね。。

自分にもある先入観にも気がつかされましたが、
モヤモヤの真相でした。

21年10月読
★☆☆☆☆

最後の晩ごはん 後輩とあんかけ焼きそば

椹野道流さんの

最後の晩ごはん

後輩とあんかけ焼きそば。

図書館本です。 

背表紙のあらすじ
読んで、展開がみえて
悲しい結末かとどきどきしながら読みました。
でも本作もあったかくて良かったです。

プロローグでは夏神さんが
亡き師匠と夢の中で再会。
"別れのつらさは、それまでの幸せが
大きかった証拠"
いい言葉です。

今回は海里の後輩李英くんと海里の
強い絆がメイン。
舞台での役が決まり東京に戻ることに
なった李英くん。

しかし本人は倒れて集中治療室に。
幽体離脱して魂が海里くんたちの
前に現れる。
海里のカラダの中で短期合宿することに
なった李英くん。

希望をなくして生きる意味を見失った
李英くんのために一所懸命な海里。
愛だなぁ。

海里には夏神さんとずっと一緒にいてほしいけど、
そろそろ呼び戻されそうな予感。
李英くんの代わりに舞台にとかね。
冒頭のプロローグもその前振りのような。。

これからの展開も楽しみです。

前作の感想はこちら>>>

21年10月読
★★★★★

2021年10月22日金曜日

鬼滅の刃 無限列車編

大ブームとなった
鬼滅の刃の映画。
漫画で読んでいてお話は
知っていたのですが、
地上波でやっていたので
早速ぽちっと。

美味い美味い連発の煉獄さん。
ここまで美味しく食べてくれたら
嬉しいですね。

家族との夢から振り向かずに
走る炭治郎。
泣ける。。
心の中も綺麗で温かいなんて
さすが炭治郎。

猪之助と善逸の心の中には笑けました。

煉獄さんと上弦の鬼の闘いは
すさまじかったです。
煉獄さんは死んでも勝てたんですよね。

禰󠄀豆子ちゃんもかわいかったです。

★★★★☆ 

2021年10月20日水曜日

山のふもとのブレイクタイム

高森美由紀さんの

山のふもとのブレイク

タイム。

図書館本です。

青森県葵岳登山口にある
葵レストラン。
イケメンシェフの登磨、働いて
3年目の美玖に、登磨の甥の
中3の瑛太。
登磨と瑛太はイケメン、美玖は
天才の舌をもつ元柔道部のこぐまちゃん。

こぐまちゃんは登磨が大好きで、鈍感登磨も
自分では気づいていないけど同じ気持ち。
そして瑛太もこぐまちゃんが大好き。

そんな3人とお店を訪れる人々の4つのお話。

料理の腕は一流でも、食べる人のための
料理が課題の登磨。
野性の勘の美玖に助けられること多く、
少しずつ自分の気持ちに気づいていく。

前作よりも重めのとこが少なく、きゅんきゅんも
多くて、楽しく読めました。
キセキレイは今回もみんなを見守っていました。

驕らないことって大事やとしみじみと。

登磨のおばあさんの気持ち、ちゃんと登磨に
届きましたよっ。

登磨と美玖は運命の再会やったんですね。
瑛太くんにもう少し頑張ってほしいけど、
登磨まで自分の気持ちに気づいたら難しいかなぁ。

あったかくて、でも辛い気持ちとか共感する
とこもあって、楽しく読めました。
それぞれに乗り越えた過去があるからこそ温かい。

登磨の料理をぜひ食べたいです!!!

前作の感想はこちら>>>

21年10月読
★★★★★

川のほとりで羽化するぼくら

彩瀬まるさんの
川のほとりで羽化
するぼくら。
図書館本です。

4つの短編集。
川のあっちとこっち。
渡らない人、渡る勇気を
持った人、渡ったけど
戻った人、自由に行き来できるようになった人。

最初の"わたれない"にはすごく共感。
仕事を辞めて家事育児のメイン
プレイヤーとなった暁彦。
育児は母親がするものという世の中の
偏見。
こういうのに縛られてるんよねっと、
わかるわかると思いながら読んでいました。

"なかれゆく""ゆれながら"はよくわかりませぬでした。。

最後の"ひかるほし"は、少しぼけ始めている
おばあさんと、かなりぼけてきているおじいさんの
ご夫婦のお話。
ザ昭和の価値観のかたまりで、読んでいて
気持ちが良いものではなかったです。
おじいさんもおじいさんなら、息子も息子だな。
でもこの価値観が当たり前やったのも、
つい最近までなんですよね。。
はぁーーー

21年10月読
★☆☆☆☆ 

2021年10月18日月曜日

キングダム season#3

原作も映画もずっと
気になっていながら
観れなかったキングダム。

遅ればせながらアニメを
3シーズン目から。
コロナで延期となり1年越しで。

春秋時代。
中華統一までの2人の闘い。

合縦軍との戦い。
難攻不落と言われる函谷関。

飛信隊隊長の信。
張唐の滅びの美。

麃公将軍格好良い!

山の民の援軍も待ち望んでいました!

龐煖(ほうけん)と信の闘いも
すごいものでした。

予備知識ない中で観たので、誰が味方で
敵なのかよくわからずな感じ。

YouTubeのキングダムニュースで
復習しながら観てました。
この取組はいいですね。

最後まで楽しめました。
次は来年の春。
楽しみです!

実写版の感想はこちら>>>

★★★★☆ 

2021年10月16日土曜日

透明な螺旋

東野圭吾さんの
透明な螺旋。
図書館本です。

久しぶりのガリレオ
シリーズ。

行方不明になった男性の
死体が南房総沖で発見させる。
事件を調べる草薙刑事と薫。

事件の関係者として浮上した湯川先生。
お母さまの介護をお父さまと横須賀で。
こんな面もあるんですね。

今回はトリックの複雑さとかは無しで、
人間模様が中心な感じでした。

園香はなんでこんなに流されやすいんかと
思ったら、悪女の面も。
ずるいですね。。

最後には湯川先生のまさかの過去まで。
意外な一面でした。

草薙さんがどんどんとオヤジ化しておりますw

前作の感想はこちら>>>

21年10月
★★★☆☆ 

2021年10月15日金曜日

本が紡いだ五つの奇跡


森沢明夫さんの
本が紡いだ五つの奇跡。
図書館本です。

一つの本を巡る5人の
お話。
編集者、作家、ブックデザイナー、
書店員に読者。

涼元のデビュー作に救われた
過去を持つ編集者の奈緒。
涼元に新作を必死にアプローチ。

デビュー作以降はミステリーを書き、
売れなくなっている涼元。
元妻の再婚により娘との面会が
なくなりそうな危機。
デビュー作は闘病中の父のために書いたもの。
そして奈緒の熱意により、娘のために
"さよならドグマ"を描く。

そのブックデザインを依頼された大御所。
余命宣告を受け、仲良しの妻に告げられないでいた。
もうここで感涙。。

そして書店員の恋にきゅんきゅんしながらも、
彼女の過去には。。。

健太郎くんがすごくすごくよくて。
爽やかなイケメンなんに、よくぞ彼女無しで
いてくれました!!!

お父さんもいいし、最後はそう来ましたって感じで。
まさかこうつながるのか。

"その選択が正解だったって、胸を張れるように
生きること。そういう生き方こそが、きっと正解なんだ。"

ブルートパーズ色の海やパイナップル色の夕日も素敵な表記。

本を誰かに贈るっていいですね。

すごくすごく、良いお話でした。
まさに寄り添い感のある物語。
今年一の温かさでした。

"いつでも、何があっても、君は一人じゃない。"
"離れていても、心は寄り添っているよ"
"もっとチャレンジしていいかも。"
って思わせてくれる作品っていいな。
"さよならドグマ"ぜひ読んでみたいです。

"わたしの人生は、雨宿りをする場所じゃない。
土砂降りのなかに飛び込んで、ずぶ濡れを
楽しみながら、思い切り遊ぶ場所なんだよ。"

21年10月読
★★★★★ 

2021年10月14日木曜日

海が見える家 逆風

はらだみずきさんの
海が見える家 3作目。
図書館本です。

南房総に暮らし始めた文哉。
大型台風により生活は一変。

何のために働くのか。
食うための定義とは。

逆風の中自問自答の日々。

自然と共生する難しさ。
これからの自分。
悩みながらも一歩踏み出す文哉です。

幸吉おじいさんは素晴らしい。
最後はかなり気になりました。
どうぞご無事で。。

早く続きを読みたいです。

前作の感想はこちら>>>

21年10月読
★★★☆☆ 

2021年10月13日水曜日

紙屋ふじさき記念館 故郷の色海の色

ほしおさなえさんの
紙屋ふじさき記念館
4作目。
図書館本です。

今回は嬉しい活版印刷との
完全リンクです。
月光荘も登場。
浮草の安西さんとか。
さすがの川越。

藤崎両親の神々しさには笑けました。

毎回学ぶことの多い本作。今回も。
包むことは穢れをうつさないという
意味があったのですね。
なるほどです。

正直百花はあまり得意ではないです。
自分なんてって言いながらも、一番頑固で。
こんな感じの子いるよなって思います。

でも藤崎さんが素晴らしくて。
彼を変えたという意味では百花はすごいなぁとも。

紙屋ふじさき記念館もこれから次のステージに。
これからも楽しみです。

前回の感想はこちら>>>

21年10月読
★★★★☆ 

2021年10月12日火曜日

原因において自由な物語

五十嵐律人さんの
原因において自由な物語。
図書館本です。

高校2年の佐渡琢也。
ルックスコアのヒエラルキーに
より行き場を失った生徒たちが
集まる写真部に。
フリーランニングに打ち込む。

もう一つのお話はミステリー作家の
紗季の視点で。
恋人ので弁護側の想護からのプロット
をもとに小説を書く。
"原因において自由な物語"を執筆中。

高校生たちのお話と紗季のお話が交互に。
・・・と思いきや、小説の事件は実在して
いたと紗季が知った直後、想護が病院から転落。

一気に話がわからなくなりました。
まさに作者の思惑通りですw

ルックスコアや故意恋とか嫌な世界やなぁ。
これが5年後に存在してたら嫌ですね。

いじめは人数制限のあるウィルスのようなもの。
なるほど。納得です。

"始める理由ではなく、続ける理由。"
こちらもなるほど。
かなり捻くれている椎崎弁護士が気になります。

紗季と想護はお互いにない相手の才能を認め合い、
そして二階堂紗季を生み出すことができたんですね。
想護が無事でよかったです。

小説ならでの力。
五十嵐さんも感じられてるから執筆してるのかなぁ。

冷静に考えると"琢也くん死に損やんな"とか思うけど、
前作よりも格段に面白い。
作者が自由に書いてるのもわかるし、そのスピードと
いうか力技で話に引きこまれました。

原自物語よかったです。
五十嵐さんの次のお話も楽しみです。

21年10月読
★★★★☆ 

2021年10月10日日曜日

二十一時の渋谷で キネマトグラフィカ

古内一絵さんの
二十一時の渋谷で。
図書館本です。

銀都活劇で宣伝一筋の
砂原江見。
社内政治に負け今はDVD
宣伝チームのチーム長。

時代は令和に変わり、会社の
資本交代によりリストラの影も。

そんな中で江見は自分がこの世界に
入るきっかけになった映画のDVD
販促企画を立ち上げる。

キネマトグラフィカの後輩たちのお話。
と思ったら平成元年組達も登場しました!

相変わらずの皆さんです。
まずは長いものに巻かれる学さんや、和也。
そして相変わらずお美しい麗羅さんに、
中学受験をする息子のために退社した
敏腕プロデューサーの咲子。

咲子の話が一番胸に刺さりました。
ほんまにそうなんですよね。

平成元年組のパワーは相変わらずやけど、
ロスジェネ世代や平成生まれも負けてないですね。
見える譲くんとかも大好きです。

あと彼らの周りの人々も。
江見にライバル心を抱く権力にすり寄る
由紀子さんとかも、わかる部分もあるし。

みんな何らかの葛藤を抱きながら生きてるんやな
と思いました。
まさかの麗羅さんまで。

負け犬とか、レッテルつけたり、誰かをディスったり、
失敗を責め立てたり、なんかどれも今の時代あるって感じで、
なんなんやろう。

まずは自分のことを自分が認めてあげないとですね。
すごくよかったです。

キネマトグラフィカを読んでから読むのをおすすめします。

映画会社勤務やった古内一絵さんの思いも詰まった一冊。
書ける人になれてすごいなと思います。

前作の感想はこちら>>>

21年10月読
★★★★☆ 

2021年10月9日土曜日

母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

原田ひ香さんの
母親からの小包は
なぜこんなにダサいのか。
図書館本です。

6つのお話。
母から娘への小包が
主なテーマ。
一部違うのもあるけど。
小包には送り主から受取人への
想いが詰まっている。

6つのお話の中で"擬似家族"がよかったな。

あと"最後の小包"のお母さんからの
荷物には泣きました。
池知くんが側にいてくれてよかったね。

家族との時間を大切にしたいと感じる一冊でした。

21年10月読
★★★☆☆ 

2021年10月7日木曜日

あなたにオススメの

本谷有希子さんの
あなたにオススメの。
図書館員です。

子どもを等質にするための
徹底したメソッドがある園に
娘2人を入園させた推子。
子どもらしく息子を育てたい
というこぴくんママを観察して
楽しむ日々。

予備知識なしで読んだんで、手の甲に
埋め込んだICチップとかにひきました。
今はまだ抵抗感あります。

須磨後奔とかええ愛とか笑ける。
でもこんな未来はご勘弁。

もう一つのお話の主人公もすごく嫌な
おやじでなんかなぁって感じでした。
読んでいてすごく気分悪かったです。

タイトルと装丁に騙されました。。

21年10月読
★☆☆☆☆ 

雨夜の星たち

寺地はるなさんの

雨夜の星たち。

図書館本です。

会社を辞め、通院の送迎や
お見舞い代行をする三葉雨音。
共感とか感情移入が苦手。
6月から半年のお話。

"必要以上の感傷は人生の荷物となる。"
そう思うひともいるのですね。

三葉の感じ方にも少しはわかるとこも
ありましたが、あまりに振り切りすぎていて、
三葉にまったく感情移入できず、面倒くさい
人やなって感じ。
こんな子たちばっかになったら、どんな
社会になるのか。
常識にとらわれすぎてる自分に気づかされる。。

マジカルランドの登場は嬉しかったです。

こちらが2,400冊目レビューとなります。
次の100冊も素敵な本と出会えますように。

2,300冊目の感想はこちら>>>

21年10月読
★☆☆☆☆

2021年10月6日水曜日

月と日の后

冲方丁さんの
月と日の后。
図書館本です。

藤原道長の娘の
彰子。
12歳で20歳の
一条天皇に嫁ぐ。

何も知らなかった少女が
詮子から聞く、内裏と藤原家の
怨念の歴史。
怨み。呪詛とか。

一条天皇が愛した亡き定子の
息子敦康への母性。
一条天皇への想い。

紫式部から学び
紫式部との攻防にはくすり。

争わず、怨まず、誰をも慈しむ。
一条天皇と彰子の理想とする仁政。

32歳の若さで亡くなった一条天皇。
彰子はもう少し2人で生きたかったでしょうね。。

彰子の尽きぬ慈悲心。
しかし医療もまだ進んでいない時代、
次々に人が亡くなります。
そして火災も度々内裏を焼失。。
身内での足の引っ張り合い。

後半は事実の羅列的な側面が多いですが、
彰子の和を守ろうもする思いが十分に伝わってきました。
愛と知識って重要やなと思いました。

まさに韓国の時代劇も真っ青な怨念とか権力争いのお話でした。
どこも同じ道を歩んできたんですね。。

21年10月読
★★★★☆ 

2021年10月2日土曜日

仮面

伊岡瞬さんの
仮面。
図書館本です。

複数の人たちでの
語りで話は進みます。

読字障害を乗り越え
コメンテーターとして
人気の三条。
彼の秘書やスタッフたち。

複数の女性の失踪や殺人事件。
その真相を探る刑事たち。

この人怪しいよな、いやこちらかなと
思いながら読んでいましたが、ほぼ当たり。

三条さんが一番つかみどころなかったです。

しかしここまで狂気にとりつかれる人がいるなんて。。
人間不信になりますね。

小野田さんには幸せになってほしいです!

21年10月読
★★☆☆☆