2014年8月31日日曜日

ONE PIECE 3D2Y

ワンピースの15周年記念作。
テレビで放送されていたのを
ぽちっと録画。

エースの死からの2年間。
その喪失を乗り越えようと
するルフィ。

もう大切な誰かを喪わないため、
仲間を護るため、ルスカイナ島で
レイリーと修行。
覇気を習得しようと日々努力。

成長する為には、時に仲間と離れ
一人で修業する時間も
必要なんですね。

そんな中実は彼は人知れず
ひと暴れしていたのです。

ルフィーの前に登場したのは
30年振りに復活した世界の破壊者と呼ばれていた
海賊ワールド。

ルフィの事が大好きな海賊女帝ハンコックと
共に戦います。

ワールドと戦い改めてエースを守れなかった自分と
向き合い、新たに仲間を守る決意とともに
ルフィは旅立ちます。

仲間との絆を感じさせる作品。
まぁお約束な感じですが、やはりいいですね。

これからの冒険もとても楽しみです。

★★☆☆☆


商いの道 経営の原点を考える

イトーヨーカ堂の
創設者伊藤雅俊さんの
著書"商いの道"。

松下幸之助さんとの
つながりからかPHP出版から
出されています。

軒先の小さな洋品店から始めて、
今のセブン&アイをつくってきた伊藤さん。
その経験から語られる言葉の重みはすごいです。
まさに彼は真のそして最後の商人ではないでしょうか。

苦しい時代の母や兄の教えを今も愚直に守り続けて、
後進に伝えようとしてる。

お客さまは来てくれないもの、お陰さまの精神。
今の私たちが忘れている謙虚な気持ち。

お題目を唱えながら一所懸命商売をやっていく中で、
ふとしたきっかけでお客さまの望んでることがわかることがある。

いくつもの心に残る言葉が。

自分がこんなに凄いと語る経営者が多い中、
謙虚に語る伊藤さんは新鮮。

手元に置いておいて折に触れ読み返したい一冊です。

14年8月読
★★★☆☆

2014年8月30日土曜日

3 idiots

久々のインド映画。
邦題は"きっと、うまくいく"

さすがのボリウッド。
もうこれでもかという位に
盛りだくさんのお話です。

エリートが集まるICE
(インド工科大学)の仲良し
同級生3人組。
そこは弱肉強食の世界。

そんな学生時代の日々を中心としながら、
現在の模様も。

貧富の差や競争社会であるインドが伝わってきます。
競争の副作用での自殺とか衝撃な出来事も。

でもそんな中で3人の友情は確実に深まってます。
仲間を思っての行動が感動すぎる。

なんであんなに仲良かったのに卒業を機に
友は離れたのか。
行方のわからない親友を探す2人。
ラストは口角上がるハッピーエンド♪

邦題でもある"all is well(うまーくいくー)"
はなんていい言葉なんでしょ。
知らず知らずに勇気が湧きでる感じ。

映し出されるインドの風景がとても綺麗です。
シムラもぜひ行ってみたい。

主役(?)のアーミル・カーンは格好良すぎ!
なんとなくダニエル・ラドクリフに似てるかも。
ってかこの人49歳ってえぇーーーーって感じです。
奥深すぎるよ。さすがインド!

久々に面白い映画を観れて大満足です♪
お勧めですよーーー

これインドの映画館で観たらもっと盛り上がって楽しいやろうなぁ〜

笑いはもちろんのこと涙もあり、ボリウッドの奥深さを堪能。
お約束の踊りももちろんあります!!!
いくつか気になっているインド映画あるんで観に行こっと♪

★★★★★

2014年8月28日木曜日

マスカレード・イブ

東野圭吾さんの
マスカレード・イブ。

マスカレード・ホテルを
読んだのを知ってる
お友だちが貸してくれました。
ありがとうございます♪

マスカレード・ホテルで出会う前の尚美と新田
それぞれの4つのお話。

初々しい尚美や新田は新鮮。
片鱗はあるけども最初からあぁやって
出来上がってるわけではないんやと知れてなんか面白い。

マスカレード・ホテル同様ホテルでの人間模様は
それはそれで面白い。

多くの人が仮面をつけて訪れ、その仮面を守るホテルのスタッフ達。

今回は事件の謎というよりもその人間模様に主眼をおいたお話かな。

そして最後にはマスカレード・ホテルへの序章が。

いよいよあのお話が始まり、2人が出会うのですね!

この一冊だけというよりもマスカレード・ホテルと
読んでこそのお話です。

マスカレード・ホテルの感想はこちら>>>

14年8月読
★☆☆☆☆

2014年8月25日月曜日

輝天炎上

海堂尊さんの輝天炎上。
同僚からお借りしました。

桜宮シリーズのお話。
螺鈿迷宮の続きです。

この間ナニワ・モンスターを
読んだので若干思いだしつつ
あるけども、それでもかなり忘れています。。。

まぁそんな読者向けに本文内では
碧翠院での事件についての振り返りがあり、
助かりました。
とは言え今までの作品を読んでない人には
あまりお勧めできません。

今までの登場人物もたくさん登場。
前作を読み直してから読む方が断然面白いかと。

前半は碧翠院事件での生き残りである
医学生天馬が大学の課題で
日本の死因究明制度を探る話を中心に展開。

AI(死亡時画像病理診断)センター設立に伴い
対立する医療と司法。
桜宮の死を司る碧翠院と東城大学医学部の対立。
その中で天馬は大きな役割を果たします。

劣等生天馬と超絶優等生冷泉深雪のコンビが
スパイスに。

第二部以降の碧翠院の生き残りの登場で
話は一気に加速します。

第二部のはまぁ想定内。
第三部はまさかの驚き。
びっくりしました。
そして第四部でクライマックスに。

本当に盛りだくさんのお話です。

しかし日本の司法解剖率って本当にこんなに低いのですかね。
ドラマとかでよく見る監察医がいる都道府県はこれやけなんて。
そして監察医がいても解剖率は低いという事実。

この問題提起が海堂さんがこのシリーズを書く原動力ですね。

終わり方は完結とも思えるけど、やはり続いていくんやろうなぁ。
何となくその伏線が張られています。

機会があれば続きも読んでみたいです。

ナニワ・モンスターの感想はこちら>>>

14年8月読
★★★☆☆

2014年8月19日火曜日

白石一文さんの
”翼”。

この人の作品は
お話全体に薄い膜が
張ってる感じで
若干苦手なんやけど
つい買ってしまった。

今回のお話も薄い膜が
張ってます。

状況説明をしないので、
読みながらその真相を
探るのは好き嫌い分かれると思う。

主人公の里江子は
社会人13年目。

家族との距離感、
仕事でも達成感を感じるはずが
窮地に追い込まれる。
そして過去の恋、元親友とその旦那との再会。

ラストは衝撃的です。
そうくるのかって感じ。

この本のテーマは死と記憶との関係。

いくつもの心に残る文章→

・カラスは自由だよ。まさに自由の羽根。
・死は「記憶の消滅」
・人間は例外なく感情のままに行動する。
・仕事というのはいずれ行き詰まるもの
・女は愛する人の子供を産むことで、
 その愛する人から遠ざかることができる。
・運命の相手とは出会うだけじゃきっと駄目。
 大事なことはこの人が運命の相手だと決断すること。
 そう決める覚悟を持ったときに、初めてその相手は
 真実の運命の人になる。
・私たちは、私たち自身が愛の物語であり、永遠の記憶なのだ

あらすじは陳腐やけども、それを飾る言いまわしで
白石ワールドが形成されてます。

まぁ白石作品が好きな人にはツボな作品でしょう。

愛と死について考えるきっかけとなる一冊です。

表紙はリバーシブル。
イメージ画像コンクールの入賞作品。
テーマは本作の鍵。

"わが心にも千億の翼を"

14年8月読 BO行き
★★☆☆☆

2014年8月18日月曜日

青い約束

田村優之さんの
"青い約束"。

アナリストとして
活躍している修一が
高校時代の親友と再会。

再会したのはまさに
人生半ば過ぎて、
今までの人生が本当に
正しかったのか振り返る時期。

親友との再会により蘇る高校時代の日々、
そして思い出す恋人の死と親友との別れ。
真相を知りたいけど知りたくない気持ち。

主人公がアナリストなので金利などのお話がちらほら。
ここで脱落する読者もいるかもですね。

アナリストとしての矜恃と自社の財産を
保全する役割との狭間にたつ修一。

ここで書かれてるよう公務員も任期が短いので、
自分の任期中には問題を先送りすることってあるよね。
本当に誰のための政策なのか。

そして修一が知るあの時の真実。
これはなんとなく想像できるので新たな驚きはなく。

まぁでもピュアなあの頃に返りたい気持ちは
誰もが持つもの。
あの時のあの選択は果たして正しかったのかと
問いかける気持ち。
それはなんとなくわかる。

でも私は話全体的に若干の浅さを感じ
そこまでは感動できませんでした。

まぁいかにもこれは男性が好きそうなお話です。

ちなみにこの表紙はかなりいい感じだな。

14年8月読 BO行き
★☆☆☆☆

2014年8月17日日曜日

The Closer season 7

クローザーのシーズン7。
人気シリーズの
最終シーズンです。

LA警察の重大犯罪課
ブレンダと仲間達が
事件解決に奮闘。

通常の事件解決とともに、
シーズン6に発生した
タレル・ベイラー事件での
ブレンダの判断が問われ、
レイダー警部からの監査を受けることに。

訴訟でのブレンダの弁護士が
またキャラがたっていていい感じ。

プロベンザとフリンのコンビの
トラブル巻き込まれ具合が何とも言えずに笑ける。

訴訟に加え、父親の病気とか
さすがのブレンダも今シーズンはかなり追い込まれます。

そして重大犯罪課からの情報漏洩は誰によるものか。
チームワークが揺らぎます。
その真相は20話で明らかになるけど衝撃的です。

19話も衝撃な終わり方。
衝撃的な出来事の後に音楽もなくただエンドロールが流れる。
この演出は秀逸。

最終シーズンという事はわかっていたけど
最終話を観終わった後は本当に終わっちゃうのかとしみじみと。
もうこのはちゃめちゃなブレンダを観れないのはさみしいですね。

はちゃめちゃなブレンダとその仲間達は
本当にいいチーム。
そして仕事だけでなく友情で結びついていた。

D-Lifeでは引き続き本作のスピンオフの
レイダー警部が率いる新生重大犯罪課の
お話が放送されるので、こちらも観てみよっと。

シーズン6の感想はこちらから>>>

★★★☆☆

タルト・タタンの夢

サクリファイスシリーズの
近藤史恵さんの短編集
"タタン・タタンの夢"。

下町の小さなフレンチ
"ビストロ・パ・マル"の
シェフ三舟はいわゆる
安楽椅子探偵。

お客さんやお店のスタッフの
言葉から小さな謎を解いていくお話。

短編なので読みやすい。
そしてどれも温かい。
カスレとチョコのお話が好きかな。

登場するお料理がとても美味しそう!
そして毎回登場するホットワイン
"ヴァン・ショー"も飲んでみたいな。

こんなお店が近所にあったら
絶対通ってしまいそうな。

サクリファイスのイメージとは全く違うけど、
これはこれで時間つぶしにはいい感じ。

続きもあるそうなのでまた読んでみよっと。

サクリファイスシリーズの感想はこちら>>>
14年8月読 BO行き
★★★☆☆

2014年8月15日金曜日

幸之助論 「経営の神様」松下幸之助の物語

ハーバード大学の
ジョン・P・コッター教授による
松下幸之助の本”幸之助論”。

アメリカ人からどう幸之助が
見えるかを興味深く読みました。

コッター教授の専門はリーダシップなので
その観点からの切り口です。

社会人になってすぐの時に
何冊か幸之助の本を
読んだことがあるけど、久しぶりに彼の人生・教えに触れたかな。

幼少期から晩年までの幸之助が、
仕事の世界、私生活の世界、そして心の世界の
三方向からの視点で描かれています。

和歌山の和佐村に生まれた幸之助は、
父親が商品取引に失敗したことにより9歳から
丁稚奉公に出される。
そこからの成功の軌跡。

度重なる身内の不幸から、彼は諦めないこと、
楽天的であることを身に着け、
それが起業につながります。

数多くの経験から、困難を乗り越えれば
より強く成長できるということを知っていたのが
彼の強さの秘訣

数々のエピソードから従業員を家族の一員として遇することや、
柔軟性と迅速さを武器に新製品開発に重点を置く方針など
際立った戦略が浮き彫りに。

経営者としての彼の素晴らしい判断は、
ラジオ事業で大量の欠陥を出したのち、
業界の慣習を言い訳にせず、
より故障しにくい製品作りに着手からも
見てとれます。

大多数の人が事実を口実にして変化から身を守るのに
彼は違う。

そしてご存じの幸福に通じる水道哲学。
自社のためではなく自分自身と公衆のために
働いているという意識の植えつけ。
それは、すべてのグループを同じ方向に
引っ張っていけるだけの、強力な企業文化を生みます。

他者を信頼することを信条とする幸之助。

コッターが言うように、幸之助が病弱だから
部門制を採用できたのかもしれないが、
それだけではないような気がします。

小さい勝利よりも大きな勝利を選べる度量の深さを
彼からは感じます。
これってなかなか持ってる人が少ないのですよね。

いくつになっても彼は常に自問自答と
他人への問いかけを続ける姿勢を持ち続けました。
これはすごいし、なかなかできないことですよね。

素直な心と謙虚な態度は、彼が本当は臆病だったからと
感じたけど、考えすぎかな?
あと謙虚なのは丁稚奉公の経験から、彼が商人魂を
持っていたからではないかとも思います。

まぁ何れにしろ幸之助が素晴らしい経営者であったことは
間違いなく、その考え・行動を改めて読み返すのは
良い機会となりました。

私も常に学び続ける姿勢は持っていたいものです。

14年8月読 BO行き
★★☆☆☆
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1102552732/subno/1

2014年8月7日木曜日

マスカレード・ホテル

東野圭吾さんの新作。
マスカレードホテル。

同僚から借りました。
嬉しい!

都内で発生した
連続殺人事件。

犯人も次のターゲットもわからないまま、
犯行の場所だけが判明。

そのホテルに潜入捜査でフロントマンとして
働く新田と、その指導員の尚美。

いやぁ面白い。

ホテルっていろんなお客さんが来て、
いろんな人間模様がみれるから舞台としては最適!

新田もどんどんホテルマンらしくなっていくし。

どんどんお話に引きこまれて一気読み。

理不尽なクレームつけるお客さんに対する
新田に言った尚美の一言。
"対抗するのではなく対応するのです。"
はいい言葉。

伏線がいくつも張り巡らされて
真相にはなかなか気づけず。

東野さんにまんまと騙されました。
でも心地よい読後感。

これドラマ化したら面白そう。
犯人役を演じれる人がいるかは微妙やけどね。

これはシリーズ化されるとのこと。
続きも楽しみです。

新田と能勢が主役かな。

しかしこんなにお客さんの事を考えてくれる
ホテルがあれば泊まってみたい。


2014年8月6日水曜日

白蓮れんれん

林真理子さんの
白蓮れんれん。

朝ドラの"花子とアン"に
登場する蓮子さまのお話。

多分朝ドラをきっかけに
この本を買った人多いと
思う。
私もその一人ww

曉子と義理の妹である
初枝の目線でお話は進みます。

どうしても曉子は仲間由紀恵さんを
想像しながら読んでしまう。
恐るべし朝ドラの力。

華族の生まれながら、妾の子であり、
最初の嫁ぎ先でもうまくいかなかった曉子。

九州の炭鉱の成金の伊藤家に嫁ぎ、
今度こそは自分の居場所をと思っても儘ならぬ日々。

社交的な生活も真から楽しむことはできず、
思いの丈をぶつける歌だけが救いの日々。
この歌が重いのなんのって。。。

そして出会った帝大生の龍介との恋。

2人の想いあふれる手紙は、
読んでるこちらが恥ずかしくなるほど。

曉子は所詮自分の居場所を欲しかっただけなのよね。
そして恋に恋する感じ。

姦通罪がある時代なのに、周りには同じような
恋をする仲間が何組か。
驚き。
類は友を呼ぶってことか。

というかだからこそ燃えたのかもしれない。

最後まで曉子に共感することはできなかったけど、
彼女が時代の被害者であるのは間違いない。

なんとなく白蓮事件は心中すると思ってたので
81歳まで彼女が生きれたことを知ってよかった。
それも好きな人の側で自分の居場所を見つけて。

写真でもその美しさは伝わってきます。

この後同僚にまわすけど、これ男性には
好かれないだろうな。。。

14年8月読 BO行き