白石一文さんの
”翼”。
この人の作品は
お話全体に薄い膜が
張ってる感じで
若干苦手なんやけど
つい買ってしまった。
今回のお話も薄い膜が
今回のお話も薄い膜が
張ってます。
状況説明をしないので、
読みながらその真相を
探るのは好き嫌い分かれると思う。
主人公の里江子は
社会人13年目。
家族との距離感、
仕事でも達成感を感じるはずが
窮地に追い込まれる。
そして過去の恋、元親友とその旦那との再会。
ラストは衝撃的です。
そうくるのかって感じ。
この本のテーマは死と記憶との関係。
いくつもの心に残る文章→
・カラスは自由だよ。まさに自由の羽根。
・死は「記憶の消滅」
・人間は例外なく感情のままに行動する。
・仕事というのはいずれ行き詰まるもの
・女は愛する人の子供を産むことで、
その愛する人から遠ざかることができる。
・運命の相手とは出会うだけじゃきっと駄目。
大事なことはこの人が運命の相手だと決断すること。
そう決める覚悟を持ったときに、初めてその相手は
真実の運命の人になる。
真実の運命の人になる。
・私たちは、私たち自身が愛の物語であり、永遠の記憶なのだ
あらすじは陳腐やけども、それを飾る言いまわしで
白石ワールドが形成されてます。
まぁ白石作品が好きな人にはツボな作品でしょう。
愛と死について考えるきっかけとなる一冊です。
表紙はリバーシブル。
イメージ画像コンクールの入賞作品。
テーマは本作の鍵。
表紙はリバーシブル。
イメージ画像コンクールの入賞作品。
テーマは本作の鍵。
"わが心にも千億の翼を"
14年8月読 BO行き
★★☆☆☆


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