2017年2月27日月曜日

火花

又吉直樹さん
の火花。
文庫化になり
買おうか迷って
ましたがとりあえず
購入。

売れない芸人の徳永は
天才肌の先輩芸人神谷と
出会い、彼の伝記を
書くことに。

とは言え2人はただつるんでるやけに
読めましたがw

2人の会話はまるで漫才のよう。
独特の描写。
これがこの作品が評価されてる理由なんでしょうか。

でもその背後には売れない芸人さんの辛さが。

天才肌の神谷。
自分の生き様を貫こうとする姿勢。
理解できないけど潔いと思いました。

スパークスの最後の漫才がよかったです。
あれで少しこの作品の評価が上がりました。

そして最後まで神谷さんは神谷さんでした。
いい後輩を持ちましたね。

正直これが又吉さんの作品でなければ
ここまで評価されたのかなというのは
疑問ですが、芸人さんを応援したい
気持ちになれる一冊です。

17年2月読 BO行き
★★☆☆☆

2017年2月26日日曜日

Bones season#11

ボーンズの
新シーズン。

途中から2話
連続放送になり
見応えもダブルに。

前作から6ヶ月後。

ジェファソニアンを
去ったボーンズ。
息子も産まれての新生活。

でもいきなりブースが殺されたか!?とかあって。
でも無事に2人とも元に戻ります。

ゲスト出演していたTom Misonさんは格好良い
なって思ったら、スリーピーホロウとの
コラボやったんですね。
昔DVDの特典で1話やけ観たんですが最初は
気づきませんでした。

10話目の展開は衝撃でした。
最初はオーブリーを心配して、アラストの再登場に
カムの恋愛にやきもきしたら、最後にまさかの
ホッジンズ。。

その後のホッジンズはまさに酷い。
アンジェラも大変だ。

今シーズンは一難去ってまた一難って感じで、
少し重かったです。

マリオネットの人とかほんまに怖い。。
最後にわかったその正体にはびっくり。
過去のシーズンを観ないとと思いました。

ってか続きが気になって仕方ありません。
いつ観れるんでしょうかー
首を長くして待ちましょう。

テレビ番組の取材のエピソードでブースが言った
"もらう以上に与える人になりたい"っていい言葉。
私も見習いたいです。

前シーズンの感想はこちら>>>

★★★☆☆

2017年2月25日土曜日

怪しい店

有栖川有栖さんの
怪しい店。
同僚からお借り
しました。

臨床犯罪社会学者の
火村英生が登場。
もちろん
お馴染みの相棒の
有栖川有栖さんも。

基本有栖川さんの語り口で
話が進みますが"ショーウィンドウを砕く"は
犯人の目線で。これはこれで新鮮でした。

どれも何らかのお店を舞台にしたお話。
"暗い宿"の姉妹編のようです。

安楽椅子探偵的な古本屋さんと
理髪店のお話が面白かったかな。

17年2月読


★★☆☆☆

2017年2月22日水曜日

波形の声

長岡弘樹さんの
波形の声。
同僚からお借り
しました。

表題作の"波形の声"は
1ヶ月半限定の担任
もどきの梢が主人公。
蟹が前にも歩くことを
授業で証明した文吾が
襲われ、その直前に梢の名前を叫んだ
ことから疑われる。

他には82歳同士の永遠のライバルが
登場する"宿敵"などなど。

どのお話も短いのでさくっと読めて、
最後に「あっ。そういう事ね」とわかる感じでした。

17年2月読
★★☆☆☆

2017年2月20日月曜日

チア男子!!

朝井リョウさんの
チア男子!!

幼い頃から柔道を
続けてきた晴希は
姉の晴子と違う
自分の限界を悟り、
柔道をやめる。

そして幼なじみの
一馬に誘われ大学
チア初の男子チームを
結成することに。

少しずつ仲間も増え、でもメンバーの
それぞれ抱えている問題や、軋轢なども
起きてってなお話。

ただのスポーツ青春小説にせず話に
深さがあります。
さすが朝井さん。

"自分ができるから、誰もができるやけやない。
自分が正しいと思うことが、誰にとっても
正しいとは限らん。"
"正しいだけじゃ、人は動かせん"なんて
私もようやく頭でも心でも理解しようとしている
言葉をさらりと言うイチロー。
格好よすぎです。

"できないから、強くなる。人は、できないから、
うまくなろうとするんや。"
なんて勇気づけられる言葉。

チアとは→
【誰かを応援することが、主役になる】
【誰かの背中を押すことが、自分の力になる】
【チアリーダーとは、観客も選手も関係なくすべての
人を応援し、励まし、笑顔にする人のこと。そして、
そのために自らの努力を惜しまない人のこと】
なんて素敵なことやろ。

"向こう側から、ゆっくりと夜が歩いてくるのが見えた。"
この表現も素敵です。

後半のみんなの練習ノートの部分はほぼ感涙。
かなりやられました。

倒立とか全くもってできない私にはチア始めて、
着実に成長していくみんなが素敵すぎて、
そして尊敬です。

大会の結果はどうやったんでしょうか。
みんなを笑顔にしたのは間違いないでしょう。
ハルたちの演技ぜひみてみたいです。

素敵なお話に出会えて感謝です。

17年2月読
★★★★★

2017年2月17日金曜日

小暮写眞館 Ⅳ

宮部みゆきさんの
小暮写眞館の
最終巻。

同僚からお借りしました。

突然の父の家出。
その背景にある妹
風子の死。
みんな自分なりの
罪の意識を背負った
ままの日々。

ピカちゃんはいまいち好きに
なれませんでしたが、この巻では
さすがに可愛すぎでした。

みんな切なすぎます。

そして垣本さんの過去。。。

んー
まぁさすがの最終巻って感じでした。

みんなの電車も少しずつでも前に進んでいますね。

前作の感想はこちら>>>

17年2月読
★★★★☆

2017年2月15日水曜日

小暮写眞館 Ⅲ

宮部みゆきさんの
小暮写眞館の3作目。

同僚からお借りしました。

不動産屋さんの須藤
社長から渡された1枚の
写真を探る高校生の
花菱英一。

もうすっかり心霊写真
バスターです。

不動産屋さんの垣本さんが気になったり、
小暮さんについての話を娘さんに聞いたりと。

少しずつ英一も成長してるような気がします。

そして明るい家庭の中で見え隠れする妹の死の影。
最終巻ではどうなるんでしょうかね。

前作の感想はこちら>>>

17年2月読
★★★☆☆

2017年2月14日火曜日

飢餓海峡 下

水上勉さんの
飢餓海峡の下巻。

八重の死の真相を
追う舞鶴東署の
町村警部補。

退職していた弓坂さんも
登場。
執念の捜査。
少しずつ犬飼多吉に迫っていきます。

樽見の故郷も、八重のもほんとに貧しい。
日本は豊かになりましたね。

こんな暮らしが数十年前の日本に
あったことを知れたこともよかったです。

あとこのお話は連載当初は未了のままやったとのこと。
私が読者やったら気になってしょうがなかぅたやろうなぁ。
ちゃんと最後まで読めてよかったです。

でも八重を探していた男は誰やったんでしょうか。。

上巻の感想はこちら>>>

17年2月読 BO行き
★★★☆☆

2017年2月12日日曜日

飢餓海峡 上

たまにはクラシカル
な一冊を。

水上勉さんの
飢餓海峡上巻です。

昭和22年の青函連絡船の
沈没からお話は始まります。
そして岩幌大火の原因と
なった質店への押込強盗。

事件を追う弓坂警部補。
消えた犬飼多吉と彼について
嘘をついた杉戸八重を追う。

その八重は上京し新たな生活を。
刑事に追われながらも懸命に生きる。

そして月日は流れ八重は多吉と再会を。
しかし。。

八重は哀れやなぁ。
ほんとに。

そして話の内容はもとより終戦直後の
日本の様子に衝撃でした。
ここから立ち上がってきたんですね。

たまにはクラシカルなお話を読むのも
いいなと思いました。

17年2月読 BO行き
★★★☆☆

2017年2月9日木曜日

女王の百年密室 God save the Queen

森博嗣さんの
女王の百年密室。

22世紀。
不時着したミチルと
ロイディがたどり着いた
のは、何ものかに
人工的につくられた
自給自足の街ルナティック・
シティ。

女王が統べる自由で、
平和で綺麗で長閑で、豊かで、でも少しだけ
変な感じがする国。

そして王子の突然の死。
この国ではそれを永い眠りにつくと呼ぶ。

王子の死因を探るミチル。

このミチルの過去も気になりながら
読みます。
同じくルナティック・シティに
たどり着いたマノ・キョーヤとの関係は。

ミチルの姿格好がわからないので、
ほんとの正体も何なのか気になりながら。

ミチルの相棒のロディは可愛い。
ロボットみたいなウォーカロンなんです。
100年後には一般的なんでしょうか。
少し羨ましいです。

ルナティック・シティをつくりあげたのは誰なのか。

まぁミチルの正体は何となく想像していた
ものやったのでそんなに驚きはなく。

森さんのつくりあげた壮大な世界観が楽しめます。
圧巻でした。

これは百年シリーズとして続編もあるみたいなので
また読んでみます。

17年2月読 BO行き
★★★☆☆

2017年2月4日土曜日

蜂に魅かれた容疑者 警視庁いきもの係

大倉崇裕さんの
蜂に魅かれた
容疑者。
同僚からお借り
しました。

元捜査一課で今は
総務部で窓際警部補の
須藤友三と動物大好きな
新米巡査の薄圭子の
警視庁いきもの係のコンビ。

この薄巡査がかなりの変人。
須藤さんが永遠の宇宙人と
呼ぶのも理解できます。
読んでいてちょっとんーーーと思う
点も多々。

新興宗教信者に管理官が襲撃された
事件発生の中、そんなコンビが蜂による事件を
追うお話です。

これシリーズものの2作目ですが、前作を
読んでなくても問題なく読めました。

まぁ後半はあれよあれよという感じの展開で、
ミステリーでそれ反則やないのと思いながらも、
相手が新興宗教ならさもありなんと思えなくもなく。

まぁコメディ路線でいながらミステリーもおざなりでは
ないのは、さすが大倉さんの作品なのかな。

捜査一課の石松さんって福家警部補のお話の時に出ていたような。
今度確かめてみよっと。

あと不幸な田之倉さんはこれからも登場しそうですね。

まぁ現実的ではないけどフィクションと割り切ればなくはないです。

17年2月読
★★☆☆☆

世界地図の下書き

朝井リョウさんの
世界地図の下書き。

何者が面白かったので
またもや朝井さんの
本を購入。

両親を事故で亡くした
小学3年生の太輔は
"青葉おひさまの家"で
暮らし始める。

仲間との日々により、心を閉ざしていた
太輔は少しずつ自分の居場所を見つけていく。

優しいお姉さん的存在の佐緒里、
いじめられっ子の淳也、その妹の麻利、
おませな美保子。
それぞれが抱えていた困難。  

自分ではどうしようもない現実を
抱えている子どもたち。
健気です。

何でも持っていて、何にでもなれる
アイドルに憧れる佐緒里。
切ないなぁ。

そんな中高校卒業とともに施設を出る
佐緒里のために子どもたちはある計画を立てる。

話が飛び飛びになったりして、少し読みにくい
トコもあるけど、太輔が語り手やし、子どもに
論理性を求めるのも違うのかなと。
これは右脳で読む本ですね。

最後は泣きそうになりました。

逃げてもいいんだよっていうのが朝井さんからの
メッセージなんですね。

蛍祭りみてみたいです。

朝井さんの引き出しの多さを感じる一冊でした。
また違う作品も読んでみます。

17年2月読 BO行き
★★★☆☆