百年の藍。
図書館本です。
1923年。
竹久夢二に会いたくて
東京にやってきた恭蔵。
青、藍、黄以外の色が
わからないので絵師の道は
諦めたものの竹久夢二の書生になりたいと。
俥屋の政次の助けもあり無事に夢二と
会えた恭蔵。
しかし関東大震災が起きる。
母を亡くしたりょうと出会い、彼女と行動を共にする
恭蔵は、故郷の児島へ。
足袋屋を営む実家。
児島の三つの白。
塩の白、いかなごの白、綿の白。
児島に帰る際政次から餞別としてもらった、アメリカからの
救援物資からアメリカの青いズボン。
その藍に惹かれた恭蔵は周りにバカにされながらもそれを
再現したいという夢に挑むが苦戦。
成長したりょう。
恭蔵の甥の光太郎と結婚することに。
そして戦争。
恭蔵の戦死。
光太郎さんを変えた戦争。
あまりにもひどいリンチ。
人はなんと愚かなのか。
自分よりも弱い人をいじめて気持ちよくなる。
今も変わらないですね。。
恭蔵の戦友の清志郎。
りょうの息子の俊蔵。
その息子の静。
それぞれが継いでいく恭蔵の夢。
冒頭の関東大震災での朝鮮人への根拠のない誹謗、
暴動はほんまに怒りを感じます。
光太郎さんには朝ドラの稔さんを重ねてしまいました。
ちょっとなぜ恭蔵がりょうを引き取ろうとしたのかとか、
読んでいてすっと入ってこないとこあります。
あとあれこれ詰めすぎでなんかしっくりこないことも。
でも先人たちの凄さは伝わりました。
岡山のジーンズにはこんな人たちがいたからこそできたのや
ということがよくわかるお話でした。
23年7月読
★★★☆☆
































