2017年3月31日金曜日

その手をにぎりたい

柚木麻子さんの
その手をにぎりたい。

1983年から1992年
までのお話。

退職し実家へ帰る決意を
した青子は送別会として
社長に連れられた銀座の
高級鮨店で鮨職人の一ノ瀬と
彼が握るお鮨に出会う。

手から手に受ける鮨に衝撃を受け、
青子は東京に残ることを決める。

ご馳走されるよりも本当に美味しいものは
たった一人で集中して味わいたい。
それが青子にとっての贅沢。

それからバブルとともに彼女は東京と
一ノ瀬を見守る。

バブルの狂乱さがよくわかる一冊。
澤見さんのとことか胃潰瘍で
倒れる青子とか。。

青子は好きになれんかったけど、
彼女も時代の被害者なんですよね。
なので最後に一ノ瀬と隣合わせで
座れてよかったね。

銀座のホステスのミキは格好良い。
潔い。

読後感にやるせなさは残るけど、一ノ瀬の握る
お鮨は食べてみたくなりました。

17年3月読 BO行き
★★☆☆☆

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