てらこや青義堂
師匠、走る。
図書館本です。
凄腕の隠密と恐れられていた
公儀隠密の十蔵は、寺子屋の
師匠をつとめていた。
個性豊かな筆子たち。
剣の達人の鉄之助、浪費癖の吉太郎、
絡繰作りに秀でた源也、そして兵法
好きの千織。
前半は筆子たちにフォーカスしながらのお話。
十蔵さん大活躍です。
そして後半はお伊勢詣りに行く途中、別れた妻に
危機が迫ると知った十蔵さんと、その後を追う
筆子たち。
ここでの4人の活躍が素晴らしい!
十蔵さんの元妻睦月さんとの馴れ初めは切ない。
お父さんの矜持。。
そして十蔵さんのお兄さんも優しいですね。
忍犬の時丸もすごい。四日市手前まで追っかけるなんて。
妻娘を殺され隠密をやめていた禅助は時に十蔵の
敵として、そして味方として登場。
小春日和と名付けられた最後の技。
泣けます。
このお話には根っからの悪人は登場しません。
みんな悲哀があり、螺旋を降りる人も。
忍者のお話にはわくわくしますし、人情話としても
良し。
子どもたちの活躍にも心躍りました。
読めてよかったです。
22年12月読
★★★★★


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