2014年1月21日火曜日

たまゆらに

”たまゆらに”
山本一力さんらしいお話です。

ある朝青物の棒手振の朋乃は
海辺橋で50両入ったお財布を拾う。

商売に影響があるとわかりながらも
それを自身番小屋に届けた彼女の一日。
そして彼女の生い立ちと生家との関わり。

まぁいかにもフィクションって展開やけど、
祖母の宇乃とのとことかついほろりとしてしまいます。

そして情けない若旦那に比べて、最後の彼女の格好良さったら。
もうほれぼれですな。

静江さんの育て方がいいから、こんな娘に育ったんだろうな。

「ひとさまのお役に立てることに汗を流していけば、生きていく張り合いが生まれます。
おカネだけがあっても、張り合いは生まれないから」

そして棒手振をすることで、時には清濁併せ呑むことの大切さを学んだ朋乃。

なかなか勉強になりました。

あと頭取番頭さんとか、手代頭とか、目明しの五作、泰蔵とかもいい味だしてます。
ごんもかわいいね♪

今さらながらやけど、山本一力さんの話って解説が多いな。
それが彼らしさなんやろうけど。

14年1月読 BO行き
★★★★☆
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1106354720/subno/1

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