2023年12月12日火曜日

山ぎは少し明かりて

辻堂ゆめさんの、

山ぎは少し明かりて。

図書館本です。


ダムに沈んだ瑞ノ瀬村。

その親子三代のお話。


まずは孫の都。

イタリア留学でつまづいて引きこもりに。

恋人の竜太にも言えず、母には小言を言われ、

おばあちゃんの家に避難したり。

台風で竜太の地元が被害になり。


次はお母さんの雅枝さん。

都の目線では嫌な人やなって感じやったけど、

やはり内側にはいろいろとあるんですね。


そして最後は佳代さん。

三姉妹で自然豊かな瑞ノ瀬で育ち、幼なじみの

孝光との恋、戦争、そしてダム建設計画。

ダムって住んでいる人たちの犠牲のもとあるんですよね。。

読んであらためて思いました。

ここでの雅枝はなんかなぁの感じでした。


孝光さんの死の真相は気になりますし、佳代さんも

初志貫徹で。

ダムなんてほんまに要ったのという気持ちは拭えません。

しかもこれつい最近のお話やないですか。


宮ヶ瀬には何回か行ったことありますが、あまりに

無知やったなと思いました。。


辻堂さん、こんな骨太な作品書けるんですね。

圧倒されました。


23年12月読

★★★★★

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