
本書の主役は武田信玄だと感じた一冊。
天下統一を前にして病魔に倒れた信玄。
その無念さが、ページ越しに伝わってくる。
優れた将でありながら家族には恵まれない。
自分の才を受け継がない子等をみて、何を感じたか。
歴史の事実として信玄が天下統一を果たせなかったのは
知っていながらも、読みながらついつい応援してしまう。
その位魅力的に描かれているのよね。
統一の夢半ばに倒れた信玄を中心に描かれているので、
最後はちょっと拍子抜けで終わってしまう。
フィクションとはいえ、この結論は覆せないのだから仕方が無い。
もちろん本来の主人公や、脇方たちもいい味だしている。
忍者の情もいいもんじゃないですか。
私もこの時代に生きていたのかしら。。。
06年3月読
★★★★☆

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