2019年9月20日金曜日

万波を翔る

木内昇さんの
万波を翔る。
図書館本です。
8月の新刊。
すぐに借りられて
嬉しいです。

鎖国が解かれてから
4年後。
長崎からお江戸にやってきた
27歳の田辺太一。

堀奉行の言葉が重い。
"批難に刻を割かぬこと。他者を愚弄し、
落ち度をつつき、嘲ることに力を傾けぬ。
これに興じるのは、他を貶めることでしか
己を保つことのできぬ、ただの能なし。"
最期は切ない、、、

あと水野さんの
"うつけというのは、前例を覆せばすなわち
己が認められると考え違いをしておる"
"他に認められたい、褒められたいと思うことは
馬力にはなるが、そこを目指してはならぬ"

いつの時代にもこういう人いるんですね。
"下からの意見に耳を貸さぬ。すべてを自らで
こなそうとする頑迷さで、己の意を通すべく、
奉行たちの一挙手一投足にまで目を光らせ、
事細かに刺さずするという"
"まるで、からくり人形になったようじゃ"

そして太一の
"柔軟であることと、軸が揺らいでることとは、
大きく異なります"
はまさにその通り!

いつの時代にも変化は避けたい日本人。
なんかねぇ。。。

19年9月読
★★☆☆☆

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