瀬川深さんの
チューバはうたう。
同僚からお借りしました。
自分では買わないで
あろう本をこうやって
読めるのはありがたい
ですね。
絶対に主役にならない
チューバを吹く26歳の
OLの独り語り。
なぜチューバを吹くのか、
彼女にとってのチューバなど。
そして少しずつ読者は彼女とチューバに
ついて知っていきます。
「チューバは礎であり、黒土であり、大地であり、
その上に空の丸ごとと、空を飛ぶ鳥たちを
支えるのだ。」
チューバへの愛溢れる作品でした。
"飛天の瞳"には南の島の大衆音楽が登場。
これも一人語りで書かれてるので少し読みにくい。
好き勝手生きてきた祖父の足跡を貧乏旅行の
孫が見出すお話。
音楽が時空を超えたキーとなっています。
"百万の星の孤独"は唯一普通に書かれています。
一番読みやすかったかな。
昔は鉱山で賑わっていた町に男がひとりで
作りあげたプラネタリウムがやってきた。
それに集まる人々と男のお話。
ここにはチューバーの我樂多樂楽団が
少し登場してます。
「私たちが同じとこに立って同じ星を見ている、
それは、宇宙の長い長い歴史から見れば、
奇跡的な偶然なんです。」
素敵な言葉。
先生の作ったプラネタリウム見てみたい。
16年9月読
★★★☆☆


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