2006年6月1日木曜日

破線のマリス


テレビ局の編集担当を主人公にしたミステリー。

最初は軽く読み進めていたが、後半になるにつれ、
作品全体を覆う狂気に恐ろしくなる。

人間が追い詰められ、そして狂っていく様が、
生々しく描かれている。

重い。

現実にあっては困る話だが、
まるっきりフィクションともいえない部分。

なぜなら私たちが日々接している情報は、
メディアによって加工されているものだから。

そしてメディアというのは、所詮個の集まりである。

人間が狂うか、正常でいられるかは、紙一重。
そう感じた一冊。

06年6月読 BO行き
★★★☆☆


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