
天童荒太さんの新刊は、
読んでいてちょっとほろ苦くなる、そんな一冊。
日常生活の中で、人はそれぞれ傷つきながら生きている。
それは傍目からはわからなく、
他の人にとっては何でもないことかもしれない。
でもそれを傷だと認めてあげるだけで、
人って楽になったりする。
それぞれの傷を包帯で巻くという、
何でもない治療を行う”包帯クラブ”
その発足の経緯と、その後を織り交ぜながら描かれている。
天童さんの作品にしては珍しく(?)将来が
希望あふれ描かれているかな。
でも傷をもつ苦さは、読みながらしみこんでくる。
元気なときに読むのをお勧めするかな。
06年2月読 BO行き
★★★★☆

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