2020年10月7日水曜日

じんかん

 

今村翔吾さんの

じんかん。

読書友よりお借り
しました。

信長の小姓の又九郎が
伝えた松永弾正の謀反。
しかし信長は赦すと言う。

信長が語る弾正の過去。

多聞丸率いる野盗働きする子ども達。
そこに合流した九兵衛と甚助兄弟。

多聞丸の意思を引き継ぎ頭角を
表していく九兵衛。
甚助、総次郎、権六、源八とともに
堺衆として三好家に仕える。

多聞山城も完成したんに今度は内輪揉め。
男の嫉妬って手につけられんですよね。。

"幾万の嘘が蔓延り、時に真実は闇へと溶けて
ゆくもの。結局は声の大きさ。"
なんやろな。どの時代も変わらないこの不条理さ。

己の一生の足跡である三好家を守るためには
自らの汚名も受け入れる九兵衛。
格好良いんやけども。。

甚助の最後の文には涙。
ほんまにムカつく。

日夏の想いも泣けます

人を思わぬとこに持っていく、人(大衆)の意思。
足を掬われる。

そして歴史ってどの立場からみるかによって
変わるわやなとも思います。

私は一厘の人のになりたいと思います。  
骨太な作品でした。

20年10月読
★★★★☆

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