2015年4月6日月曜日

小さいおうち

中島京子さんの
小さいおうち。

昭和初期に山形から
東京に女中奉公に
上がったタキさんの
想い出話。

坂の上の赤い屋根の
洋館に住む家族との想い出。

美しい奥様、体が弱い
ぼっちゃまと、旦那様。
そして秘密の恋。

甥の息子に突っ込みを
受けながらも綴るお話。

それは戦時中のイメージとは
異なる華やいだ世界。

その世界観に引きこまれました。

このお話は松たか子さんと黒木華さんで
映画化されていますが、まさにぴったりな配役です。

秘めたる恋は1つではなく3つあったのですね。

甥の息子の視点の最終章がこのお話を
ぴりりと引き締めます。

直木賞受賞作はぴんとこないものが多いのですが、
これは読んでよかったなと思える一冊でした。
お奨めします。

15年4月読 BO行き
★★★★☆

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