西村健さんの
地の底のヤマ。
図書館本です。
860頁超の長編。
あまりのぶ厚さに
驚きです。
これは持ち歩きには
適さないですねw
週末にじっくりと
時間をかけて読みました。
三池炭鉱があった大牟田市が舞台。
昭和49年。親子2代で警官になった鉄男。
新旧の組合の対立による事件を尊敬する安曇さんと追う。
父の功績を肌身で感じつつも、過去の黒雲をも感じながら。
それから8年後、県警のエースとなった鉄男は、逃亡した
被疑者を追って、再び大牟田市に。
安曇さんの反対を押し切り、R資金を探ろうとする。
次に平成元年。
駐在さんとなった鉄男は、地元で起きた事件を陰ながら手伝う。
最後に現在。
還暦近くになり密漁係で働く鉄男は、父が殺された事件を
再捜査する決心をする。
そして幼なじみの4人の人生が各年代で交差。
白川くんがいいやつすぎです。
ラストには驚いたなぁ。
お父さんの犯人はなんとなく想像してたけど、まさか
その後があったなんて。。
安曇さんのこの言葉に激同でした。
"組織というものが理屈ではなく、往々にして低俗な感情で動く、
というのも、悲しいかな、事実だ。"
警察も会社も一緒ですね。。
このエピソードいる?ってな箇所もいくつもありますが、
それでも読み応えたっぷりの1冊でした。
炭鉱の歴史、昭和の息吹きを感じる大作。
炭鉱によって栄え、そして衰退していった街。
作者は大牟田市のご出身なんですね。
地元への愛を感じるお話でした。
大牟田市いつか行ってみたいです。
18年9月読
★★★★★


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