婿どの相逢席。
図書館本です。
仕出屋逢見屋の娘お千瀬の
婿となった鈴之助。
商いは大女将と女将と若女将が
行い、婿は添え物として商いに
口出しできず。
鈴さまがすごく良い。
道を聞かれるのも人柄の良さやなぁ。
お千瀬が大好きで、個性あふれる逢見屋の
人々の心をほぐしていく。
お桃ちゃんが可愛い。
あと三兄の杉之助も。
お千瀬と鈴さんを結びつけたおすがもいい味を。
大女将や女将たちが抗っているのは、世間のあたりまえ。
強くて、そして格好良い。
お料理の数々も美味しそう。
あと西條さんが紡ぐ文章の素晴らしさ。
"怒り、悲しみ、迷い、苦しみ。この手の負の
気持ちはどれもひとりよがり。"
なるほど。
わたしも他人と共有できる笑いを大切にしたいです。
"他人をうらやむ気持ちは、誰の心にも存在する。
そこに執着すれば自分が見えなくなり、まわりに
当たりちらすことになる。"
私も気をつけないと。
とても温かみのあるお話でした。
21年7月読
★★★★★


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