琥珀の夏。
図書館本です。
"ミライの学校"跡地から
見つかった女児の白骨死体。
孫かもしれないという依頼を受け、
"ミライの学校"事務局とやり取り
する弁護士の法子。
法子は小学生の頃、夏の間"ミライの学校"に
一週間合宿に行ったことがあった。
子どものころのミカ、ノリコの思い出から今へ。
学び舎の子、ミカとシゲルとの友情。
彼らの両親、麓の子への想い。
辻村さんが描く少女たちが大好きです。
この作品もそう。
ミカがどうしてこうなってしまったか。
読んでいて辛いけど、そうさせたのは
周りの大人たち。
シゲルが側にいてくれてよかった。
そして法子の旦那さんも素敵すぎる。
"真実を求めてはいけないんですか。"
純粋培養の素直すぎる言葉。
辻村さんの成長とともに作品も変わっていき、
それを読者として一緒に感じる。
"琥珀の夏"はとても辻村さんらしい世界観で、
でも今の辻村さんやから書ける作品やと思いました。
読めてよかったです。
21年7月読
★★★★★


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