書店員と二つの罪。
図書館本です。
17年前に起きた名古屋東部
女子中学生殺人の犯人による
手記が発売される。
書店員の正和は犯人の隣人で
幼なじみ。
周りからの中傷。
家族は壊れ、東京に逃げてきた。
なぜ手記を書いたのか。
営利のためにはこんな本も売らないといけないのか。
書店員としての苦悩、葛藤。
雑誌記者による取材。
そして封印されていた記憶が。。
"書くことによって、自分が世界の中心である、
と確かに感じることができる。"
雑誌記者の青木の言葉には虫唾が走ります。
書店も版元も結局は営利のため。
ラインナップは読者が求めるもの。
世の鏡なんですね。。
読みながら、辛い真実が掘り起こされるのが
わかっていながらも、頁をめくらざるを得ない。
なかなかに読むのがしんどい、でも読まずには
いられない。
母の盲目の愛。
勝ち目ないなぁ。
なんとも言えない読後感でした。
本橋くんへの理解がもう少しあってほしかったです。
21年4月読
★★★☆☆


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