2018年7月30日月曜日

みかづき

森絵都さんの
みかづき。
図書館本です。
だいぶ前に予約して
いたのの順番がようやく。

昭和36年。
塾がまだ一般的ではない
時代。
小学校の用務員さんの吾郎は、
放課後に勉強のわからない
子ども達を教えるように。
そんな中教え子の一人蕗子の母千明に
塾経営に携わることに。

その後2人は結婚。
妻である千明にふりまわされながら、
義理の娘の蕗子と、娘の蘭と菜々美の
3人姉妹と、千明の母頼子との生活。

生徒と向き合いたい吾郎と、塾の拡大に邁進する
千明は少しずつすれ違っていく。

そして時は流れ、千明と吾郎は決別。
その後は千明による語り。

ひたすら既存の学校と文科省を敵対し、
塾の拡大に邁進。

千明ってほんま猪突猛進。
吾郎さんやからついていってくれてたんですね。

蕗子もほんまに良い娘。
蘭はほんまにまさに千明の娘。

最後は蕗子の息子の一郎のお話。
ここからは今までの千明へのマイナスイメージも
ふき飛ぶくらいの良いお話。

学校が太陽なら、塾は月。
三日月は決して満ち足りることのない千明。
そして新月は新たな教育の芽生え。

いろんな意味を持つタイトルが、読後に
しんみりと心に。

途中千明にうんざりとしたとこもあるけど、
やはり良いお話でした。

18年7月読
★★★★★

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