2020年12月21日月曜日

どうしてわたしはあの子じゃないの

 

寺地はるなさんの、

どうしてわたしは

あの子じゃないの。

図書館本です。

肘差村で育った幼なじみの天、
ミナに藤生。
2003年と2019年のそれぞれ。

ここから抜け出したいという閉塞感。
自分でないあの子になりたいという気持ち。
文章から伝わってきます。

中学生の頃には、いつか大人になったらと思うけど、大人になったらそれは容易くないと知る。

"言葉はいっぺん相手にぶつけてしまったら、
もう取り消すことなんかぜったいできないんだから。"

"日常をよりよく生きることこそが"祈り"だと思うとよ。"

"もうわたし、わたしでいいや。"
天の力強い言葉。
こりゃ藤生やなくても惚れますね。

藤生と天にはうまくいってほしいなぁ。

ほろ苦くて、でも温かいお話でした。

20年12月読
★★★☆☆

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