2021年9月6日月曜日

デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場

河野啓さんの

デス・ゾーン。

図書館員です。

2018年5月35歳の若さで
エベレストで滑落死した
栗城史多さん。

凍傷で指を9本失ったあとでも
エベレストに挑み続けた理由。
最後の挑戦に最難関のルートを選んだ理由。
滑落死は本当に事故だったのか。
それらを探る一冊です。

単独無酸素七大陸最高峰を目指していた栗城さん。
残るはエベレストのみ。

登山関係者の大半が批判的な栗城さん。
無酸素と七大陸の虚偽表示。
ネットでも炎上。
彼は登山者というより企画者、演出家なんですね。

登山界のドンキホーテみたいと思いながら
読んでいたら、最後にそう評している人も登場。
やはりね。。
自ら挙げた拳を下げることができず最後は死。。。
彼の周りの人の悔しさを思うと。。
周りを魅了する人やったのはよくわかりました。。

若干作者の売名行為的な側面も感じます。
彼を大切に思ってた人たちはこの本を読んで
どう思うんでしょ。
しかし彼は死後もこうやって記憶に残ることを
望んでいるのかもしれません。

21年9月読
★★★★★

0 件のコメント:

コメントを投稿