久しぶりに海堂尊さんの
本を読みました。
"ナニワ・モンスター"
新シリーズです。
同僚から借りました。
これひとつのお話なんですが
三部に分かれていて、
それぞれでのテーマと語り手が
変わるので、なんとなく分断された感じが。
第一部は新型インフルエンザ"キャメル"に
翻弄される浪速の町医者からの視点が中心に。
弱毒性ながらメディアにより孤立させられる浪速。
島流しになっていた検疫官によりなんとか反撃。
さすがにそこまで国民もアホやないやろうと
思いながらもメディアコントロールの怖さを感じました。
第二部はキャメルパニックの一年前。
東京地検の副部長候補ながら浪速に
異動になったカマイタチ達の活躍。
彼のチームはなかなかいい感じ。
そして第三部でそれぞれ断片的に登場していた
浪速のカリスマ知事村雨からのお話。
中央集権からの脱却。
AI(死亡時画像診断)がキー。
過去のバチスタシリーズで登場したメンバーも
ところどころ出てきます。
螺鈿迷宮に登場した桜宮市も登場します。
もう結構忘れてるけど^^;
本作で描かれているのは全てモデルがあるというのは驚き。
特にパンデミックには。
このお話は今までよりも作者の思想が
ふんだんに散りばめられています。
なので好き嫌いは分かれるかも。
いかにも続きそうな終わり方しているので、
14年7月読
★★☆☆☆


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