2014年7月6日日曜日

ナニワ・モンスター

久しぶりに海堂尊さんの
本を読みました。

"ナニワ・モンスター"
新シリーズです。

同僚から借りました。

これひとつのお話なんですが
三部に分かれていて、
それぞれでのテーマと語り手が
変わるので、なんとなく分断された感じが。

第一部は新型インフルエンザ"キャメル"に
翻弄される浪速の町医者からの視点が中心に。
弱毒性ながらメディアにより孤立させられる浪速。
島流しになっていた検疫官によりなんとか反撃。
さすがにそこまで国民もアホやないやろうと
思いながらもメディアコントロールの怖さを感じました。

第二部はキャメルパニックの一年前。
東京地検の副部長候補ながら浪速に
異動になったカマイタチ達の活躍。
彼のチームはなかなかいい感じ。

そして第三部でそれぞれ断片的に登場していた
浪速のカリスマ知事村雨からのお話。
中央集権からの脱却。
AI(死亡時画像診断)がキー。

過去のバチスタシリーズで登場したメンバーも
ところどころ出てきます。
螺鈿迷宮に登場した桜宮市も登場します。
もう結構忘れてるけど^^;

本作で描かれているのは全てモデルがあるというのは驚き。
特にパンデミックには。

このお話は今までよりも作者の思想が
ふんだんに散りばめられています。
なので好き嫌いは分かれるかも。

いかにも続きそうな終わり方しているので、
また貸してもらえたら読むかな。

過去の感想はこちらから>>>
螺鈿迷宮 上
螺鈿迷宮 下

14年7月読
★★☆☆☆

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