逢坂冬馬さんの、
歌われなかった海賊へ。
図書館本です。
"この市と戦争"というテーマで
学生たちに課題を出すクリスティアン。
時の流れとともに戦争についての
証言者たちは少なくなり、その出来も
一部を除いて残念なものに。
そんな中トルコ系移民のデミレルから聞いた
老人の名は優しかった祖母が嫌っていた老人のもの。
優しいと言われていた祖母は別の顔があるのか。
彼の元を訪ねたクリスティアンはある本を手渡される。
"歌われなかった海賊へ"
1944年。
父が捕まったヴェルナーは、その仇に復讐しようと
していた時に少女に止められる。
そしてレオンハルト、エルフリーデとともに
エーデルヴァイス海賊団を結成。
その後ドクトルも加盟。
線路の先にあるものを知った彼らがとった行動。
そして見ないふりの大人たち。。
日本では考えられないですが、ドイツの少年たちは
ちゃんと立ち上がっていったのですね。
ワンダーフォーゲルもあんな意味があったとは。
対人地雷の目的も知りませんでした。
少年たちの真っ直ぐさ、そして自分たちを守ろうと
してしまう大人たち。
なかなかに重たいテーマでした。
でも前作よりは読みやすかったです。
偏屈おじいさんにも子どもの頃があったんですね。
23年11月読
★★★☆☆


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