2017年1月5日木曜日

何者

朝井リョウさんの
何者。

なんとなく読まず
嫌いで手を出して
いなかった作家さん。
日経の夕刊の連載を
読んで一度は読んで
みたいと思っていました。

就活中の若者5人のお話。
なんと直木賞受賞で
映画化もされましたね。

拓人の一人語りで話は進むのですが、
そのモノの見方にすごくわかると
共感するとこが多々あって。
友だちへの洞察力とか、SNSに対してのコメントとか。

ほんとにたいせつなことはSNSにはないんですよね。
ほんとのことが、埋もれていく。

んー
重い。

視野が狭いと、自分は他人と違うと思いたくなって、
そういう方法でしか何者かになれないような気がしていた。
的な文にもズドンとしました。

話の内容はともかくとして、朝井さんの文章すごく
好きだなと思いながら読んでいたら、最後には
やられましたね。

今までどちらかと言うと傍観者で周りを批判していた
拓人がまさかのあの理香から攻撃されます。

さすが。
朝井さんは優れたストリーテーラーでもありますね。

きっと理香も拓人も、そして他の人々も社会人になって、
より成長していくんやろうやと思います。

まだ始まったばかりやけど2017年に良かったことは
朝井さんの作品と出会えたこと。

他の作品も読んでみます。

17年1月読 BO行き
★★★★★

0 件のコメント:

コメントを投稿