ショパンは昔から好きなので
題名に惹かれて買いました。
中山七里さんの"いつまでもショパン"
これが想像以上に面白かった。
もう少しライトな作品なのかなと
思ったけどかなりの骨太作品。
クランシーやフォーサイト並みのスパイ小説と、
まるでコンサートに行ってるかのような音楽の描写。
ポーランドでのテロとかの描写と、ショパンコンクールでのピアニスト達が
奏でる曲の描き方がそれぞれ秀逸。
文章を読んでるだけなのに音が聞こえてきそうです。
作曲した時のショパンの苦悩も、その音楽を自分達の不屈の精神の象徴のように感じている
ポーランドの人たちの想いも伝わってきます。
そしてポーランドのショパンとは違った演奏をするロシアやアメリカ、フランス、中国の演奏家達。
もちろん日本人の2人も。
1人は実在の人物を思い起こさせる盲目の絶対音感を持ったピアニスト榊場。
そして探偵役の岬洋介。
知らなかったけどこのシリーズの主役なんですね。
とは言えお話は彼からではなく、主にポーランドのコンテスタントであるヤンの視点で語られます。
4代続く音楽一族でありショパン・コンクールで優勝するためにずっと英才教育を受けてきた彼。
勃発するテロとその首謀者"ピアニスト"
それに巻き込まれるヤン達。
ヤンの才能の開花も素晴らしいし、他の人達の演奏も十人十色で素晴らしい。
あとやっぱり岬は格好良いのよねぇ〜
タリバンのとことかもよかったな。
前のシリーズのも読んでみよっと♪
"ピアニスト"の正体はなんとなくわかっちゃうけど、まさか理由がそんなんやとは思いもしませんでした。
でもその謎解きよりも、コンテスタント達の演奏が主役なのかも。
久々にショパンが聴きたくなりました。
14年2月読 BO行き
★★★★☆
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1106363246/subno/1


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