久しぶりに読んだ
浅田次郎さんのお話。
五郎治殿御始末です。
柘榴坂の仇討の原作
なので読んでみました。
千年の武士の世の最期。
永らく続いた武士の時代が終った明治時代。
時代が変わり、価値観、それぞれの暮らしにも
大きな変化が。
6つの短編ではその断面が紹介されます。
変化は時の趨勢。
致し方ない部分もあるけど、堪らないよねって部分も。
変化に適応する人もしない人もそれぞれ。
生き残るのは変化対応力がある人。
でも自分の矜持を守り抜く生き方もあるのかなって
表題作を読んで思いました。
徳川の時代の終わりや、終戦。
今までにあった大きな価値観の変化。
最近では311もそうかもやけど、時の流れとともに
風化している部分も。
企業の統合(される側)なども、身近にある
価値観の変化を生み出すものかもですね。
自分が当事者やったらどう行動するかなど
考えさせられる部分も。
あと短編の一つで登場する"西向く侍"は私も言うなぁ。
つながっていますね。
遠く感じる徳川の時代が実は数代遡るやけ
なんですよね。
解説も巻末対談もそれなりに読み応えがあります。
14年10月読 BO行き
★☆☆☆☆


0 件のコメント:
コメントを投稿