2015年6月28日日曜日

チョコレートコスモス

恩田陸さんの
チョコレートコスモス。

家族も役者で子役から活躍し
天才と呼ばれる響子と
大学から芝居を始めたばかりの
飛鳥。

2人が挑む伝説のプロデューサーの
舞台オーディション。

恩田版ガラスの仮面です。
と思っていたらあとがきで恩田さんも
念頭にあったと書いてるのでやっぱりと。

響子は彼女の目線ですが、飛鳥は
周りの男性からの目線でお話が進みます。

これは飛鳥がまだ自分を捉えることができないのも要因かも。
こんなところにも人物描写をする恩田さんはさすがです。

飛鳥の芝居は観てみたいなぁと思いました。
芝居を超越した本能の動きなんでしょうね。

葉月は寺島しのぶさんを彷彿させます。

2人の話はまだ始まったばかり。

このお話の続きとしてダンデライオンが
連載されていたのですが雑誌が休刊となり
未完のままのよう。
構想ではチェリーブロッサムで完結との事なので、
ぜひ恩田さんにはこのシリーズを書ききっていただきたいです。

久しぶりに楽しく読めた恩田さんのお話。

これからにも期待したいです。

15年6月読 BO行き
★★★★★

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