天路の旅人。
図書館本です。
第二次大戦末期に中国の
奥深くまで潜入した
西川一三さんについて
書かれた大作です。
自らを密偵と呼んだ西川さんの
8年間の潜行。
蒙古人ラマ僧ロブサン・サンボーとしての
西北地域への潜入。
これがもう想像を絶する旅です。
徒歩で北海道から九州の距離を徒歩で、
高地で、しかも異国で。
すごい人がいたんですね!
インドで知った敗戦。
困難にぶつかるたびに奮い立つ西川さんは
ほんまにすごいです。
1日分の食料があれば、どこで寝ようがかまわない。
そこまでになれるもんですね。。
やからこそ、国家という後ろ盾がなくとも、
ひとりの人間として存在していけるという
確信が生まれるんですね。
旅の記録をまとめるのに3年もかかったとは。
この人はほんまにすごいですね。
そして西川さんと出会ってから25年後にこのお話を
まとめられた沢木さんも。
こんな人がいらっしゃったんだ。
読めてよかったです。
23年4月読
★★★★★


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