2022年1月30日日曜日

パラソルでパラシュート

一穂ミチさんの

パラソルでパラシュート。

図書館本です。

29歳の美雨。
受付嬢として残り
一年。
後輩から譲られたコンサートで
出会った不思議な雰囲気の
お笑い芸人の亨。
彼らのライブをみてすっかりと
魅せられる美雨。

亨がルームシェアしている家に
行くようになってお笑い仲間と仲良くなったり、
美雨をライバル視する亨の相方冬彦とは
同じ価値観を共有したり。

ネバー格好よいし、冬彦さんもツンデレで
素敵すぎです。
郁子さんはヒコロヒーさんみたい。

とてもとても尊いお話。
読んでいてこっちまで亨のことが
どんどんと大好きになって。

二人の出会いは本当に偶然。
お互いがピンチヒッター。
それやからこそこの二人が出会えてよかった!

そして安全ピン。
こんなにつながりが深い相方ってよいですね。
そしてその2人の仲を邪魔しない美雨もいいなぁ。

一回やけ亨が美雨を呼び捨てにしたとこはきゅんでした。
ライブの雨で終わるシーンもね。

22年1月読
★★★★★

2022年1月29日土曜日

星を掬う

町田そのこさんの

星を掬う。

読者友よりお借り
しました。

幼い頃に母に捨てられた
千鶴。
元夫からのDVに苦しみ母との
思い出をラジオ番組に売るまでに。

その番組を聞いていて母と同居している
惠真から連絡があり、元夫からも
逃げるためにも、母たちとの共同生活をすることに。

若年性健忘症を患っている母。
自由奔放で昔の母とは違うことに戸惑う千鶴。
なぜ母は自分を捨てたのか。

被害者意識たっぷりの千鶴。
恵真にも当たり散らして。

そしてもう1人の同居人彩子の娘で転がり込んで
きた美保も被害者意識たっぷり。

弱者の暴力か。。

みんなそれぞれが人生の痛みがあり、
少しずつ日々を生きている。

"わたしの人生は、わたしのものだ!"
力強い魂の叫び。

辛いんやけど読んでしまう。
すごく勢いのある作品でした。

22年1月読
★★★★☆

水曜日の手紙

森沢明夫さんの

水曜日の手紙。

図書館本です。

水曜日の出来事を
日記みたいな手紙で
交換する水曜日郵便局に
ついての、5つのお話。

主婦の直美、絵本作家になりたい
夢がありながらサラリーマンとして働く洋輝。

隣の芝生は青く見えるで、友人や
元同僚と比較する日々。

直美が友人に言われた言葉。

・自分のこころに嘘をつかない
・よかれと思うことはどんどんやる
・他人を喜ばせて自分も喜ぶ

なんかこの自分はやるせないのに、
周りは。。の部分わかります。

最後も温かみのある終わり方で森沢さんらしかったです。
自分が水曜日の手紙書くなら、何を書くんでしょうねー

22年1月読
★★★☆☆

2022年1月28日金曜日

旅屋おかえり

観るか迷いましたが、

2作目を読んだタイミング

やったのでポチッと。

旅屋おかえりのドラマ化です。

唯一出ていた旅番組が打ち切りに
なった崖っぷちタレントのおかえり。
依頼を受けて旅に出る。

比内地鶏の親子丼すごく美味しそうでした!
角館の桜も綺麗でした♪

旅はやはりいいですね。

おかえりさんはイメージと違うかなと
思いましたが、安藤さんの笑顔が素敵で、
観てるうちにしっくりときました。
のんのさんもなるほど。
社長は少しイメージと違いました。
まぁ映像化は難しいですね。

続編あればぜひ観たいです。

原作の感想はこちら>>>

★★★☆☆

ビタートラップ

月村了衛さんの

ビタートラップ。

図書館本です。

農林水産省の
ノンキャリの
課長補佐の並木。
恋人の慧琳に自分は
ハニートラップと打ち明けられる。

公安も現れ、何を信じたら良いのか
わからなくなる並木。
疑心暗鬼。そして自分の中の偏見にも向き合う。

フィクションなんで平和的な終わり方でした。
実際はどうなんやろうなぁ。。

22年1月読
★★☆☆☆

らんたん

柚木麻子さんの

らんたん。

図書館本です。

500頁弱の長編です。
柚木さんの母校恵泉
女学院についてのお話。
自分の母校について書くなんて、
作家冥利につきると思います。

創設者の河合道と彼女とシスターフッドの
一色ゆりを中心としたお話。

ゆりはプロポーズされた時も道との
シスターフッドを認めてくれることを条件とするくらい。

学ぶとは恐れが減るということ。
なるほどですね。

男女平等に程遠い時代に、ここまで奮闘されて
いた女性が多くいたことに感謝です。

戦時下であっても、学校を守り抜いてたのも
すごすぎ。
まさに信念の人。

登場する顔触れも豪華です。
新渡戸稲造とか津田梅子、大山捨松、野口英世、
平塚らいてう、花子さんや、まさかの
ロックフェラーまで登場。
その後も石井桃子さん、太宰治さん、市川房枝さん、
白洲次郎さんなどなど。

あまりに多すぎて頭がこんがらがりますが、多くの先人の
おかげで今の私たちの生活が送れていることに感謝します。

22年1月読
★★★☆☆

2022年1月25日火曜日

丘の上の賢人 旅屋おかえり

原田マハさんの

丘の上の賢人。

旅屋おかえりの2作目。
図書館本です。

礼文島出身のタレントの
丘えりか(おかえり)。
旅レポをしていたが番組が
打ち切られて、今は旅の代行の
旅屋を。

成功するまでは故郷の礼文島には
帰らないと決め、北海道は頑なに
避けてきたおかえり。

そんなおかえりへモエレ沼にいる人物に
会いに行ってほしいとの依頼。

原田さんは読者のツボをよくわかってる
なって感じのお話でした。

ふるさとは、"おかえり"と言ってくれる
人のいる場所か。
いい言葉。

ハッピーエンドで温かい気持ちになりました。

付録みたいな感じで、原田さんの北海道旅行の
エッセイと高校時代のおかえりを描いた漫画が
ついています。

おかえりもそろそろ礼文島帰るのかな。
続編も楽しみです。

前作の感想はこちら>>>

22年1月読
★★★★☆

2022年1月24日月曜日

夜のお茶漬け

山口恵以子さんの

夜のお茶漬け。

食堂のおばちゃん
シリーズの11作目です。
図書館本です。

今回は5つのお話。
相変わらず美味しそうな
お料理の数々。

万里くんがはじめ食堂で働きだして
もう6年なんですね。
早いなぁ。

そして一子さんはもう80代後半ですか。
再開発話の時はどうなることやらと、
どきどきしました。

最後はなるほどこう来ましたかって感じ。

幽霊居酒屋も登場します。
新作やから読者引き込みたいんですかね。

相変わらずはじめ食堂に行きたい気持ち
たっぷりになりました。

前作の感想はこちら>>>

22年1月読
★★★☆☆

2022年1月23日日曜日

世界の美しさを思い知れ

額賀澪さんの

世界の美しさを

思い知れ。

図書館本です。

人気俳優やった双子の
弟尚斗の突然の自殺。
受け入れすることが
できない兄貴斗。

尚斗が行く予定やった旅行先、
過去に尚斗が行った旅先を、
尚斗の骨とともに巡る日々。

礼文島、マルタ、台中、ロンドン、
NY、ラパス。

誰よりも近い存在やったのに、死の
理由が分からず苦しむ貴斗。
貴斗の喪失感が文章から伝わってきます。

冒頭の速報の日時は誤植やったんでしょうか、
一年後に貴斗が死ぬのではと、そわそわ
しながら読んでいました。
生ききれてよかったです。
そして息子さんの名前。いいね。

コロナ禍の今、これやけあちこちに行けないですが、
お話の中やけでも、貴斗や亜加里がいろいろと
行けてよかったです。

世界のいろいろな美しい場所。
知りたいと思います。

22年1月読
★★★★☆

2022年1月22日土曜日

ひとり旅日和

秋川滝美さんの

ひとり旅日和。

図書館本です。

正真正銘のボッチ体質で
自他共に認める"人見知りの女王"
の日和は、やっと入社できた会社
でもパワハラ上司に怒られてばかり。

そんな日和は社長からの後押しも
あってひとり旅に出かけることに。

5つのお話。
まずは熱海への日帰り旅行から。
それから水郷佐原、仙台、金沢に福岡。

これまたもや素敵な新たなシリーズ
との出会いです。

日和のひとり旅が最初の日帰りから、
最後は2泊3日までレベルアップして、
そして新たな出会いもあってで。

旅も食も魅惑的で、読んでいて、旅館したくなります。

これ続きも読むの楽しみです。

22年1月読
★★★★☆

麒麟児

冲方丁さんの

麒麟児。

図書館本です。

冲方さんによる
幕末のお話。

徳川幕府最後の一年。
勝さんによる焦土戦術。
官軍への対抗と、諸外国が
江戸をむさぶり食うことを防ぐすべ。

西郷さんへの和議申し入れ。
勝さんと西郷さんの緊迫感ある交渉。

そして2人の報われなさ。。
なんか読んでいてなんだかなぁと
思ってしまいます。
史実は変えられないけど、なんか
やるせなさが残ります。

そんな中、最後まで腐らずに尽力した
勝さんはすごい人です。

もしかしたら日本は占領国になっていた
かもしれないんですよね。
ほぉ。

しかし皆さん幕末のお話好きですよね。
なんでやろ。。

そしてまさかこちらが2,500冊目のレビュー。
なんとも複雑。
これからも良書との出会いを楽しみにしています。

2,400冊目の感想はこちら>>>

22年1月読
★★★☆☆

2022年1月21日金曜日

おわかれはモーツァルト

中山七里さんの

おわかれはモーツァルト。

図書館本です。

大大大好きな岬シリーズ。

盲目ながらショパンコンクールで
2位になった榊場。
その盲目が芝居ではと疑っていた
フリーライター寺下が榊場の練習室で
殺される。
疑われる榊場。演奏にも影響が。
岬に助けを求める榊場。
ヒーローは現れます!

犯人はこの人では!?ってな人でしたが、
謎解きはあっさりめ。
それよりも演奏の描写多めでした。

岬が"漢"で、もううるうるです。
メンタル弱めの榊場さんも、今回かなり
成長したでしょうね。
岬によって"奏でる使命"自覚。

御厨さんや犬養さん、名前やけやけど
御子柴さんとか、大好きな面々も登場。
このシリーズほんまに好きです。

続きも楽しみです。

前作の感想はこちら>>>

22年1月読
★★★★☆

2022年1月19日水曜日

新しい星

彩瀬まるさんの

新しい星。

読書友よりお借り
しました。

大学時代合気道部で
一緒だった4人。

生まれて2ヶ月の娘を亡くし、
離婚して、実家に戻ってきた青子。
乳がんになった茅乃。
職場いじめにより実家にひきこもりの玄也。
コロナにより家族と会えなくなっている卓馬。

そんな彼らの8つのお話。

みんな辛い。
でも前向き。
尊敬です。

卓馬のお灸。笑
そして最後のお話では涙。

やはり絆って大切だなって思いました。

22年1月読
★★★★☆

北緯43度のコールドケース

伏尾美紀さんの

北緯43度のコールドケース。

読書友よりお借りしました。

北海道県警中南署に配属
された沢村依理子。
頭でっかちな博士崩れと
言われながらも、先輩刑事の
瀧本から現場捜査のイロハを学ぶ。

子どもの遺体が発見され、瀧本は
いつもと違う様な取り調べ。
被害者は5年前未解決だった
誘拐事件の被害者だった。

捜査本部も解散してから一年半後。
創成署の生安課に異動になった沢村。
そんな時に当時の捜査資料がマスコミに
リークされる。
疑われ追い詰められる沢村。
そんな中再度事件を調べ直す沢村。

瀧本さんはそうだったんですね。。
哀しい。。

そして真犯人は恐ろしい。
ずっとこれで人生渡ってこれたってことか。

いらないエピもあるけど、お話は面白いので
次回作も楽しみです。
片桐さんがもう少し出てくれると嬉しいな。

しかし江戸川乱歩賞の審査員の方々のコメントは
なかなかに厳しいもんですね。。

22年1月読
★★★☆☆

2022年1月18日火曜日

米澤屋書店

米澤穂信さんの

米澤屋書店。

図書館本です。

米澤さんによる
本の紹介。
さすが作家さんは
いろんな本をご存じです。

まるで本の百科事典のよう。
読みたい本が20冊以上もありました。

米澤さんの文にも考えさせられました。
好きに本を選ぶのは難しいですよね。
他人に感受性を売り渡すか。うむむむ。

英題をつけるときのこだわりとかも
知れてよかったです。

あと他の作家さんとも対談も楽しめました。

読みごたえ十分の一冊でした。

22年1月読
★★★★☆

2022年1月17日月曜日

月の満ち欠け

佐藤正午さんの
月の満ち欠け。
図書館員です。

高校卒業式を終えた後、
妻と娘は不幸な事故死。
そんな彼が出会ったのは
娘の生まれ変わりという少女。

その少女が語る瑠璃と
三角くんの恋愛。
月のように死んで、生まれ変わる。

三角くんはともかくとして、正木さんは
かわいそうすぎます。。
ここまでくると瑠璃が怖くなりますね。

映画化されるということで読みました。
瑠璃さんを有村架純さんが演じるのは
なんかわかります。
そして三角くんは♪

これどんな感じに映像化されるのか。
必ずしも純愛とも言えないし、うむむむむ。
どう脚本されるかですね。
楽しみです。

22年1月読
★★★☆☆ 

2022年1月12日水曜日

常設展示室

原田マハさんの

常設展示室。

図書館本です。

6枚の絵と6つのお話。
久しぶりに原田さんらしい
お話。

群青、デルフトの眺望、マドンナ、
道よかったです。

特に道と群青。
切ないけど、アートってすごい。

いろいろな美術館に行きたくなりました。

解説は上白石萌音さん。
びったりです。

22年1月読
★★★★☆

中野のお父さんの快刀乱麻

北村薫さんの

中野のお父さんの

快刀乱麻。

図書館本です。

中野のお父さんシリーズ
3作目。
今回は6つのお話です。

中堅編集者の美希。
お父さんがかなり玄人の本好き。
そんなお父さんの蘊蓄がたくさん。

本好きの北村さんらしいお話。
自分の作品まで登場させています。
文学をよく知っていて、好きな人には
堪らんでしょうねぇ。

落語の部分はまだ読みやすかったかな。

手塚さんの気持ちが全く通用しない美希。
笑けます。

あとゆかりさんは編集長に!
おめでとうございます。 

前作の感想はこちら>>>

22年1月読
★★☆☆☆

2022年1月11日火曜日

ゆうれい居酒屋

山口恵以子さんの

ゆうれい居酒屋。

図書館本です。

今度の舞台は新小岩。
商店街の路地裏にある
居酒屋米屋。

10年前に夫が
亡くなり居酒屋を継いだ秋穂。
訪れるお客さんの悩みを解決。

しかしお客さんが再来店しようとして
できない。
なぜなら秋穂は30年前に亡くなっているから。
はぁっ!?!?!?
これ好き嫌いあるかもですね。

5つのお話。
煮込み以外のお料理は冷凍とレンジを
駆使した時短もの。
好きな人には刺さるかもです。

22年1月読
★★☆☆☆

2022年1月10日月曜日

居酒屋ぼったくり おかわり

秋川滝美さんの

居酒屋ぼったくり

おかわり。

図書館本です。

大好きなこのシリーズの
最後の一冊なんで、大事に
読みました。
(おかわり2は2作目と間違って読んでいるので。)

7つのお話。

相変わらず美味しそうな美音さんのお料理。
手羽先スペシャル食べたい!!!

薫さんのプロポーズも♪
哲君頑張りました!

要さんはちょこちょこの登場。
2人ともらぶらぶすぎです。
裏山です。

このシリーズまた読めると嬉しいですー

前作の感想はこちら>>>

22年1月読
★★★☆☆

2022年1月8日土曜日

残照の頂

湊かなえさんの

残照の頂。

図書館本です。

山を登る女の
4つのお話。

"後立山連峰"の麻実子さんと
山根さんのお話からほっこり。

"北アルプス表銀座"はユウと
ユイとサキの三角関係。
ユイとサキの頂上での音楽聴いてみたいです。
表題はこちらのお話から。

"立山・剱岳"は母娘での登山。
お母さんの愛に涙。

"武奈ヶ岳・安達太良山"は大学の山岳部の
親友やったんに袂を分かったイーちゃんと
エーコの30年振りの書簡のやり取り。
これ涙。
2人ともよぉ頑張ったなと思いました。

あったかいお話でしたし、山はやはり特別な
空間やなとも感じました。

前作の感想はこちら>>>

22年1月読
★★★★☆

2022年1月5日水曜日

下町やぶさか診療所 いのちの約束

池永陽さんの
下町やぶさか診療所
2作目。
図書館本です。

麟太郎の営む下町の
診療所で自殺未遂を
した女子高生麻世
との暮らし。
麻世の母が起こした事件から
1ヶ月半。

前作よりは重さは微減。
ソースカレーのお話にはほろりです。

でも治くんの話や、友の病とか、やはり
かなり重め。
救いようのない感じで、元気な時に
読むお話ですね。

麟太郎の息子の潤一は麻世にめろめろ。
でも麻世の態度も少し変わってきている
感じもして。
これは脈ありかもですね。
この2人の行方を見守るためにも続きがあれば
読んでみます。

前作の感想はこちら>>>

22年1月読
★★★☆☆ 

2022年1月4日火曜日

湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ 十三夜の巻

中島久枝さんの
湯島天神坂 お宿如月庵へ
ようこそ 5作目。
図書館本です。

プロローグで語られる
お蕗さんの過去には
びっくりしました。
いい人やと思っていたんですが。。

今回も梅乃と紅葉中心に
4つのお話。
お客さんのあれこれに持ち前の
好奇心でつきあったりってなお話。

源太郎のお話にはぐすん。
いつの時代にも他人の不幸が好物の人って
いるもんなんですよね。。

お蕗さんの疑心暗鬼のお話も。
まぁあんな過去があればね。。
やましいことあるのは大変ですね。

楽しめました。

前作の感想はこちら>>>

22年1月読
★★★☆☆ 

2022年1月3日月曜日

山亭ミアキス

古内一絵さんの

山亭ミアキス。

図書館本です。

序章で幼子が車内に
放置され熱中死。
彼女を救いたい黒猫。

そこから5つのお話。
なんらかの事情を抱えている
彼らが辿り着く山亭。

美しいオーナーに、やる気ない
フロントスタッフにボーイ、絶品シェフ。

猫を大事にしたくなるお話です。

古内さんと宮沢賢治さんを足して2で
割ったようなお話でした。

生きる覚悟を問われるお話でした。

22年1月読
★★★☆☆

海近旅館

柏井壽さんの

海近旅館。

図書館本です。

女将である母が亡くなり
実家の海近旅館に戻ってきた美咲。
母を亡くして消沈の父に、旅館に
興味のない兄。
なんとか立て直そうと頑張る美咲。

黒船の到来もありながらも、お告げにより
やってきた宮大工の跡取りの冨久山さんや
流れの料理人の智也により、少しずつ活気を
取り戻す海近旅館。

冨久山さんな不思議すぎました。
お兄さんはなんかなぁですが憎めないキャラ。
そして智也はなぜ美咲が好きになったのか不思議でした。

旅館の方々の大変さが伝わるお話でした。

22年1月読
★★★☆☆

家政婦は名探偵

エミリー・ブライトウェル

さんの家政婦は名探偵。

図書館本です。

大好きなウィザースプーン警部補を
助けるべく、さりげなく推理を
誘導する家政婦のジェフリーズ夫人。

夫人の捜査を助ける使用人たち。
みんな楽しそう。

ウィザースプーンさんは使用人から
好かれていますね。

楽しく読めました。

22年1月読
★★☆☆☆

2022年1月1日土曜日

明治開化 新十郎探偵帖

明治初期のお話。

ボストンから帰国した
福士蒼汰さん演じる
結城新十郎。
日本のシャーロック・
ホームズと呼ばれてる男。

一話完結なんで観やすいです。
まぁでもわざわざ録画するほど
でもなかったかなとも思います。

西郷さんのイメージはかなり違いました。

★☆☆☆☆

またあおう

畠中恵さんの

またあおう。

お正月に読むのに
ぴったりのしゃばけ
シリーズの外伝です。

今回は5つのお話。

戸塚の猫又の江戸への旅の
お話面白かったです。
まさかお相手がおしろさんとは♪

あと桃太郎の草双紙の世界に入ってしまった
妖たちのお話は若だんながいなくても、大活躍でした。

九州の河童の親分九千坊は格好良い!
禰󠄀々子親分と同じくらい強いなんてさすがです。

最後のお話は若だんなが旦那さまになった後の
お話で寛朝さまも亡くなった後のお話。
於りんさんとも無事に一緒になったんですね♪

外伝らしく楽しめました。

前作の感想はこちら>>>

22年1月読
★★★☆☆

神と王

浅葉なつさんの

神と王。

図書館本です。

四神を信仰する弓可留国は
ある日隣国の沈寧国に襲われ
王も王太子も殺される。
王太子の留久馬と兄弟同然で
育った慈空。
留久馬から宝珠"弓の心臓"を
託される。

"弓の心臓"を探している風天、日樹との出会い。
そして不知魚人の瑞雲。

今まで自分がいかに狭い世界で生きてきた
のか知る慈空。
当たり前やった杜人や混ざり者への偏見への
疑問、信仰への戸惑い。

そして沈寧で囚われ苛烈な拷問。
王太女薰蘭との出会い。

"自分には知らないことも多いが、わかった
つもりになっていることも多いのだと、痛感した"
なるほど深いです。

登場人物みんなが魅力的。
慈空がどんどんとたくましくなっていくし、
風天や日樹、瑞雲は格好良すぎ!
そして薰蘭も真っ直ぐで義の人って感じです。

新たなファンタジーが生まれました。
これかなり好きでした。
続きもとても楽しみです。

22年1月読
★★★★★