2021年2月27日土曜日

太陽を抱く月

D-LIFE難民。
ぽちっとしたのは
韓国時代ドラマの
太陽を抱く月。

世子との恋に、宮廷内の陰謀。
毎度の韓国時代もの。

同時に2つのドラマを観ながら
なんで話が混乱しながらも。

聡明で世子とも相思相愛なのに一緒に
なれないヒロイン。
彼女のライバル。

このやきもきさって気持ちに余裕が
ないとなかなか観れないですね。
想いあってるのに離れ離れとかもうほんまに。。

5話くらいからようやく面白くなってきました。

呪いとかってほんまに怖いね。。

兄弟で同じ人を好きになる苦悩。
陽明君もつらいね。

なりふり構わずの王妃。
切ないけど仕方ない。

しかし最後はミア王女は許せんよねー
結果許されるとか。

もう少しきゅんきゅん欲しかったです。

★★☆☆☆

2021年2月26日金曜日

天を測る

今野敏さんの
天を測る。
図書館本です。

1860年。
咸臨丸でサンフランシスコに
向けて出航した小野友五郎と
仲間たち。
勝麟太郎に福沢諭吉に中浜
万次郎まで。

物事をシンプルに捉えて、世の中は
足し算と考える友五郎。
この時代にこんな考え方をする人がいるなんて。

己の道は
"複雑に見えるものを、できるだけ簡単にすること"

"危機には変革が必要"
まさにですね。

尊王攘夷。
国を一つにして護りを固めなければならないのに、
国内での戦とか。。

小笠原の開拓のお話は以前読んだ本にも出てましたが、
題名を思い出せませんでした。。。
たしか物資が届かずかなり苦労したと。

息つく暇もなく働き続ける友五郎。
こんな人たちが日本を支えていたんですね。

勝や、龍馬、福沢諭吉は散々な書かれようです。
熱狂的なファンがいる人たちなんで、敵を
つくりそうで心配になります。

友五郎のような本質を見失わない人に
いてほしいもんです。

21年2月読
★★☆☆☆ 

お探し物は図書室まで

青山美智子さんの

お探し物は図書室まで。

図書館本です。

羽鳥コミュニティハウス
にある図書室。
司書のさゆりさんによる
レファレンスは
悩んでいる人たちへのヒント。
羊毛フェルトの付録つき。

5つのお話ですが、どれもすごくよかったです。
私もさゆりさんのレファレンス受けてみたいなぁ。

「いつか」が「明日」になる。
いい言葉です。

21年2月読
★★★★★

2021年2月25日木曜日

アンダードッグス

長浦京さんの
アンダードッグス。
図書館本です。

1997年の香港でのお話が
中心に、2018年のお話が
スパイスのように混じります。

1996年から1997年。
元農水省の官僚の古葉32歳。
裏金作りが発覚し退省。
自分は敗北者という思いを拭いきれないまま、
ネット証券会社で働く。

そんな中、香港在住のイタリア人大富豪の
マッシモから持ちかけられたのは、香港返還を
控えて、香港から運び出される要人の
投資資産台帳を奪い取ること。
しかしマッシモは殺されてしまう。

2018年。
古葉の義理の娘の瑛美。
スキゾイドパーソナリティ障害を持つ。
スパイウェアで盗んだデータで投資をして
逮捕される。

義父からは20歳になったら全部教えると
言われていたが、彼はその8ヶ月前にマニラの
ホテル火災で死亡。

スキゾイドパーソナリティ障害。
初めての言葉。
他人と親密な関係を持ちたいと思わず、
一貫して孤立した行動を取る。

コバはすごい。
類稀な記憶力、弱者ゆえに身につけた警戒心、
異常なまでの観察眼。
負け犬たちの逆襲。

いやぁ面白い!
壮大すぎますが楽しく読めました。

21年2月読
★★★★★ 

2021年2月24日水曜日

夜がどれほど暗くても

中山七里さんの

夜がどれほど暗くても。

図書館本です。

週間春潮の副編集長の
志賀。
スキャンダル記事に自負を
持ち充実した編集者生活。
そんな中大学生の息子の健輔に
ストーカー殺人を犯しての自殺の疑いが。

マスコミからの総攻撃。
善良なる市民からの嫌がらせ。
ネトウヨ雑誌への左遷。
取材対象からの反撃。

一人息子も社会的信用も自負も
奪われての志賀。

家族の絆も脆く崩れる。

もう読んでいてもううんざり。
これこの部分を我慢して読めれるかが
ポイント。

被害者の一人娘の少女奈々美との出会い。
いじめにあっている彼女を守るうちに
少しずつ2人の距離が近づいていく。
   
志賀さんスーパーヒーロー。
火事に飛び込むって。

あと刑事にも恵まれてよかったです。

しかし最後はあっけなく終わりました。
辛い部分をたくさん読んだんで拍子抜けでした。

正義の押しつけ。
自分はしないようにしないと。

サイバラさんの解説よかったです。

21年2月読
★★☆☆☆

2021年2月23日火曜日

教室が、ひとりになるまで

浅倉秋成さんの
教室が、ひとりになるまで。
図書館本です。

1ヶ月で生徒3人が自殺した
北楓高校。
生徒の垣内は幼なじみの美月
から3人は自殺ではなく殺された
と告げられる。

そんな中受取人として力を与えられた垣内。
同じく受取人の八重樫とともに真相に挑む。

閉鎖された学校の中の上下関係。
受取人の力。
そしてミステリー。

それぞれが交差するお話。
楽しく読めました。

21年2月読
★★★☆☆ 

2021年2月22日月曜日

一橋桐子(76)の犯罪日記

原田ひ香さんの
一橋桐子(76)の犯罪日記。
図書館本です。

3年間同居していた友の
トモが死んだ桐子。
刑務所に入れば楽になると
万引から犯罪にトライ。
次は偽札づくり、闇金、詐欺、誘拐、
そして最後は殺人まで。

なんか読んでるとためいき。
フィクションなんやけど、中にはそういう
人もいるよなって。

久遠さんがほんまにいい人。
雪菜ちゃんも可愛いし。
桐子さんはトモはもちろんのこと、
人に恵まれましたね。

21年2月読
★★☆☆☆ 

サクラオト

彩坂美月さんの
サクラオト。
図書館本です。
6冊の積読から2,200冊目
に選びました。

なんとも言えない雰囲気の
短編が6つ。
最後のお話でそれぞれ五感に
関するお話やと知りました。

"春を掴む"が一番好き。
ヒーローの颯太に絶対的信頼を
寄せる風花。
ストーカー化する颯太の友人の
岡部。
その真相。
最後の風花が凛々しい。

なんかすっきりとしない終わり方のお話も
ありますが、最後の2つはすっきりと読めました。

2,100冊目の感想はこちら>>>

21年2月読
★★☆☆☆ 

2021年2月21日日曜日

悪玉伝

朝井まかてさんの
悪玉伝。
図書館本です。

大坂の炭問屋の主・
木津屋吉兵衛。
身代は潰える寸前でも、
風雅を愛する伊達男。
周りからは放蕩者と。

そんな時に兄の訃報が。
生家の大店・辰巳屋に駆けつけた吉兵衛。
大番頭の策略で相続争いに巻き込まれる。
そして背後には泉州の廻船問屋の唐金屋。

大坂商人の意地をかけた大勝負。
大岡越前の語りと交互に話は進みます。

越前や吉宗と対峙することになる吉兵衛。

よくないと知ってたけど先にレビュー読んで
しまったんで、展開がある程度わかってしまった
うえで読みました。
失敗やった。。

越前にも吉宗にがっかりでした。
そして吉兵衛はよくぞ耐えられましたね。。
まさに矜持。

牢獄の様子は読んでいても辛かったし、ほんまに
相続争いでここまで大ごとにするなんて。
癒着ですな。

あと吉兵衛の後添えのお瑠璃には全くもって
共感できませんでした。

21年2月読
★★☆☆☆ 

2021年2月17日水曜日

風神の手

道尾秀介さんの
風神の手。
図書館本です。

遺影専門の"鏡影館"
そこを訪れる人々。

35年の人々の想い。
ちょっとしたきっかけでの嘘、
偶然による別れ。
その結果の新たな命。

15歳の少女の恋。
小学生2人の冒険。
死期が迫った老女の秘めた過去。

それぞれの過去が交叉し、隠された
過去が明らかに。

嘘と偶然。
風の始まりはどこからなのか。

まさかの小学生のお話が最初に書かれていたとは。
驚きました。
でもここからこんなつながりが生み出されるなんてすごいです。

パンチパーマに角刈りの変化にも驚きでした。

奈津美と源人は結ばれてほしかった。。
想いは子どもたちに継承されていくのかなぁ。

21年2月読
★★☆☆☆ 

2021年2月16日火曜日

恋する失恋バスツアー

森沢明夫さんの

恋する失恋バスツアー。

図書館本です。

失恋した参加者にひなげた
旅館や寂しげな観光地を
巡ってもらいどん底まで
落ち込ませ元気づける
失恋バスツアー。

添乗員の龍太郎。
心理カウンセラーの小雪との関係修復を目論む。
個性的な9名の参加者たちととものツアー。

なんかかなり始めにオチとかもわかるんで、
このボリュームはって感じもありました。
小雪にも共感できんし。

でも読み進めるうちにいいお話やなって。

"逆視"とかね。
チャレンジと冒険への一歩。
笑門来福さいこー
言霊ってあるよね。
そして"それでも"の言葉の強さ。

要らんお話も多いし、キャラを活かしきれてない
とこもあるんで、もう少しスリムにしてもいいかな
とも思いますが、まぁ楽しめました。

21年2月読
★★★☆☆

2021年2月15日月曜日

神楽坂つきみ茶屋 禁断の盃と絶品江戸レシピ

斉藤千輪さんの
神楽坂つきみ茶屋。
図書館本です。

神楽坂の老舗割烹の
7代目の剣士。
両親が事故で亡くなり、
幼なじみの翔太と
ワインバーに改装
しようとしていた。

そんな時に翔太が禁断の盃でお酒を呑んだら、
江戸時代の料理人の玄さんが憑依してしまう。

剣士と翔太はほんまに仲良しで、玄さんに
魅力を感じる剣士に翔太は悲しくなったり。
でもそんな2人に対して玄さんはどこまでも
純粋で開けっ広で。

玄さんのつくる素材を活かしたお料理は
美味しそう。

翔太も玄さんもどっちも魅力的。
でもやはり剣士が大好きな翔太かな。
カピバラの抱き枕抱えて眠るとか
可愛すぎます。

楽しく読みました。

21年2月読
★★★☆☆ 

2021年2月14日日曜日

元彼の遺言状

新川帆立さんの
元彼の遺言状。
図書館本です。
このミス受賞作。

学生時代に交際していた
大手製薬会社の御曹司栄治が
殺された弁護士の麗子。

遺言状には"僕の全財産は、
僕を殺した犯人に譲る"と。

犯人候補に名乗り出た栄治の友人の
代理人として"犯人選考会"に参加することに。

麗子のキャラはたってます。
お話もそれなりには面白い。
あともうひとつ何かがあればって感じかな。

期待値が高すぎたのかと。

21年2月読
★★☆☆☆ 

the good fight season#2

グッドファイトの

第2シーズン。

前作の終わりに逃亡した

父に代わり逮捕されたマイヤ。


ルッカとリズの回は面白かったです。
お互いはそれぞれの脇役。

ルッカのはまさかの驚きでした。
でもよかったんね。
彼女は紫がよく合いますね。
紫のPCにスマホ。

そしてそんなルッカをコリンはほんとに大好きで。
ボウズマンが襲われた時の慌てようったら。

しかしフェイクニュースこわいねぇ。。

あとこのシリーズではマリッサは大活躍。
才能が認められていきます。

そしてトランプのことは大嫌いな
制作陣の想いが伝わります。

合気道も登場。

最終話ではダイアンがピンチに。
オープニングテーマのお花との
つながりは美しかった。

これ続きもぜひやっていただきたいです。
ルッカも続投するといいなぁ。

前作の感想はこちら>>>

★★★★☆

2021年2月12日金曜日

海に消えた神々

 

今野敏さんの

海に消えた神々。

元刑事で探偵の石神。

助手の明智と2人。

今回は少年の依頼で捏造疑惑
渦中で自殺した学者の死の
真相を調べることに。
沖縄の海底遺跡をめぐるお話。

沖縄がムー大陸やったとか、
邪馬台国が沖縄にあったとか
壮大なお話。

真相はあっけないけど、なんか
わくわくしながら読めました。

助手の明智さんがいい感じ。
無口なんやけど、記憶力抜群で、
ダイビングもできて、意外とたくましい体つき。
気になるキャラです。

シリーズ2作目なんで1作目も今度読んでみます。

21年2月読 BO行き
★★★☆☆

2021年2月11日木曜日

みんなのナポリタン

山口恵以子さんの

みんなのナポリタン。

図書館本です。

食堂のおばちゃん
シリーズの9作目。
2020年12月からのお話。
途中からは今と同時並行に。
そしてGW明けまでと追い越されます。
佃に行ったらはじめ食堂でに行けるん
やないかと思っちゃいます。
行きたいです。。

相変わらず美味しそうなお料理に日本酒。
今回はスプマンテもよく登場します。

常連さんも相変わらず。
瑠美先生と康平さんはどんどん仲良くなるし。
大好きなニューハーフ3人組も。

つばさはまた今回も騒ぎを。
こまったちゃんですね。
まぁでも結果オーライでよかった。。

表題のナポリタンは最後のお話。
みんなのナポリタン。
いいですね。
カレー、ラーメンと同じく日本の
ソウルフードですか。
なるほどですね。

前作の感想はこちら>>>

21年2月読
★★★☆☆

2021年2月10日水曜日

風ヶ丘五十円玉祭りの謎

青崎有吾さんの
風ヶ丘五十円玉祭りの謎。
図書館本です。

天馬くんシリーズの
第三弾。
体育館と水族館の間の
お話がひとつと、水族館
の後のお話が4つ。

今回は日常の謎中心の短編集です。
まさに番外編。
こんな感じの方が好きかな。

天馬くんは相変わらず冴えてます。
でも幽霊が怖いなんてかわいい。

針宮さんと早乙女くんの恋もかわいい。

天馬くんの妹な鏡華ちゃんの名推理も。
同級生の姫毬のお父さんはあの警部どのですか。

おまけでは天馬父も登場です。

楽しく読みました。
シリーズ読んでない人にはこの面白さわからんかもね。

続編も楽しみです。

前作の感想はこちら>>>

21年2月読
★★★★☆ 

捨て猫のプリンアラモード 下町洋食バー高野

麻宮ゆり子さんの
捨て猫のプリンアラモード。
図書館本です。

集団就職から逃げた
郷子。
浅草の高野バーで働くことに。

敗戦から立ち直ろうとしている
日本。
そんな中でたくましく生きているみんな。
全てが目新しく、勢いづいています。

郷子もウェイトレスの仕事に誇りを
もって成長していきます。

盲目の友人小巻はかわいいし、大衆演劇の
スターの萩之助は格好よい。

お店の人々もとし子をはじめに魅力的。

高野バーのモデルは神谷バーですか。
文化ブランで気づきました。
こちらは電気ブランがモデル。

Alwaysの世界を小説にした感じです。

続編もあれば読んでみたいです。

21年2月読
★★★☆☆ 

2021年2月9日火曜日

神様には負けられない

山本幸久さんの
神様には負けられない。
図書館本です。

渋谷医療福祉専門学校
シブイクの義肢装具科で
学ぶさえ子。

内装会社での現場監督などの
経験後に専門学校へ。
仲間の真純と戸樫とともに学ぶ日々。
この真純と戸樫もいいキャラ

義肢装具士について予備知識が
なかったんで学びが多かったです。

最初はその描写が教科書的で中弛みもありましたが、
主人公の成長したとともに、お話の面白さも加速です。

自分もいつお世話になるかわからない。
バリアフリーな社会的ってほんま必要ですよね。

恋愛にふりすぎないのもよかったです。

しかしさえ子。夜襲とはやりますな。
まさに猪突猛進です。

21年2月読
★★★☆☆ 

2021年2月8日月曜日

なぜ人と組織は変われないのか ハーバード流自己変革の理論と実践

ロバート・キーガンさん、
リサ・ラスコウ・レイヒーさんの、
なぜ人と組織は変われないのか。
図書館本です

変革と改善の大切さがわかって
いてもそれを実感するのは難しい。
ほかの人を変えるのはもっと。

本心からやりたいと望んでいることと
実際に実行できることの間の大きな溝に
ついて書かれた一冊。

環境順応型知性(よに兵隊であること)→
自己主導型知性"自信に満ちたキャプテン)→
自己変容型知性

アジア人に環境順応型知性が多いって、そりゃ
失礼しましただわな。

改善目標の阻害行動。しかしその裏には
裏目標が。
これがある限り技術的なアプローチではなく
適応を要する課題。

裏目標の根幹は不安やったり、ヒーロー願望やったり。
これを自覚しないと改善にはつながらない。

変革を妨げている固定観念は間違ったものかもしれない。
自分の中の強力な固定観念を疑ってみる。
なるほどです。

目標は否定形より肯定形で。
これはなんとなく納得。

人間は何歳になっても成長できる。
まぁそうやと思うけど、もう成長しなくてもいいと
ってる人たちにどうアプローチするのか難しいなあ。

5日巻掛けてようやく読み終わりました。。
はぁ。

21年2月読
★★☆☆☆

2021年2月3日水曜日

スター

朝井リョウさんの
スター。
図書館本です。

学生時代にぴあフィルム
フェスティバルでグランプリを
受賞した尚吾と綋。
卒業後はそれぞれべつの道に。

地元の島に帰った綋。
憧れの名監督の元で働くことになった尚吾。
それぞれの道を歩き出した2人。

綋はその後ボクサーのYouTube動画を
撮り始める。
かたや古き良き映画、本物の映画監督を
目指す尚吾。

しかしそれぞれもがき苦しむ。

後輩の泉が鋭い。
"今活躍してるYouTuberは、映されるものが
映すものより先にある人たち。"
"今、消費者が対価として支払ってるのって多分、
お金じゃなくて時間ですよ。"

その泉も、尚吾の彼女の千紗も、先輩の占部も
みんな悩みながら、でも自分の足で立とうとしていて。

個人的にはもう少し絋の話を読みたかったです。

確かに今TV離れは進んでいて、映画も昔とは様変わり。
その変化にどう対応するか。
作り手に心はあるのか。
自分の想いを押しつけすぎていないのか。

やはり朝井さんは素晴らしい才能の持ち主ですね。
こんな作品を創り出せるなんて。

誰かの決断の時に頭を過ぎる人って、なんかいいなぁ。。

21年2月読
★★★★★ 

2021年2月2日火曜日

心霊探偵八雲12 魂の深淵

神永学さんの
心霊探偵八雲12作目。
図書館本です。

美雪により川に突き落とされた
晴香は脳死に。
全ての責を背負った八雲。
自らの存在を嫌悪し、絶望に
打ちひしがれる。
そしてひとり七瀬美雪と対峙する。

八雲を必死に探す後藤や石井や真琴さん。
真琴さん頭冴えさえです。
八雲は晴香やけやなくてみんなから
愛されてますね。

美雪の過去が明らかに。
確かに可哀想ではあるけどね。。

最後は本当によかったです。
まさかあの人が八雲に"生きろ"と伝えるとは。

ずっと2人には手を握りあっていてほしいですね。

最終話ということもあり、今までの出来事とかの
説明もあって、思い出しながら読むことができました。

謝辞を読んでうるうる。
15年8ヶ月に及ぶまさに壮大な物語。
最初は自費出版やった作品をここまで
続けられたとは。
読むうちにどんどんと重めになって、絶望も
多かったけど、八雲に出会えてよかったです。
素晴らしい作品をありがとうございます。

COMPLETE FILESもあるようなんで、読むのが楽しみです。

前作の感想はこちら>>>

21年2月読
★★★★☆

2021年2月1日月曜日

架空の犬と嘘をつく猫

寺地はるなさんの
架空の犬と嘘をつく猫。
図書館本です

1988年から2018年の
30年間の羽猫家のお話が
5年毎に語られています。

紅と山吹の姉弟。
末弟の青磁が死んだことで、
現実逃避の母。
愛人のとこに逃げている父。
いつまでも夢みがちなホラ吹きな祖父。
そして魔女な祖母。

いつも誰かしらいない家庭。
そんな中での家族のお話。

母に対して政治が生きてるように振る舞う山吹。
青磁の手紙まで書いたり。
切なすぎます。

初恋のかな子にも都合の良いときやけ利用されて。

よくぞ山吹はぐれんかったよな。。

頼の名前の由来よかったな。
ご両親の想いがたくさんつまった名前。

"安全な場所から他人の選択に口を出すのは、
恥ずべきこと"

読んでいてやるせないお話やけど、みんな
頑張ってます。
愛らしい装丁が読後は違った面を見せてきます。

架空の犬がいれば、猫は誰かを思っての
嘘をつき続けられる。。

21年2月読
★★☆☆☆ 

木曜日にはココアを

青山美智子さんの
木曜日にはココアを。
図書館本です。

12の短編集。
ゆっとりとした時間が流れる
マーブル・カフェ。
そこに登場した人たちの
バトンが次のお話に
つながっていく。

それぞれ短いお話ですがあったかくて、
まさにココアの湯気のよう。

輝也さんとかワタルくんとかいいなぁ。
あとマスターもね。
人の才能を見出す天才。

マーブル・カフェ行ってみたいです。

21年2月読
★★★☆☆