2020年4月30日木曜日

風神雷神 Juppiter,Aeolus 下

原田マハさんの
風神雷神 下巻。
同僚からお借り
しました。

俵屋宗達のお話。

無事にヨーロッパに
到着した宗達たち。
いやはや大変な道のり。
父とも仰ぐヴァリニャーノ
さまとの別れ。

フィレンチェではメディチ家の
館に滞在。

そして宗達はレオナルド・ダ・
ヴィンチの絵と出会う。
天地創造との出会い。
絵師の思いが込められた絵から
受ける衝撃。

そして絵師カラヴァッジョとの奇跡の出会い。
こんな奇跡ほんまにあったらすごいよねぇ。

帰国してからの困難がわかるからこそ
イタリアでこんなに楽しそうにしてる
使節団のみんながいじらしくて、愛おしくて。
信長の世が続いてくれたらと思わずにはいられません。

素晴らしい作品でした。

上巻の感想はこちら>>>

20年4月読
★★★★☆

2020年4月24日金曜日

東京、はじまる

門井慶喜さんの
東京、はじまる。
お友だちから
お借りしました。

建築家辰野金吾さん
のお話。

3年振りにイギリス留学
から帰国。
江戸を壊せ。
人があつまる、東京をつくる。
熱いその想い。

恩師から日銀の建築をぶんどる、
どろくさい人。
ここでは高橋是清も登場。

そして東京駅の建設。

なんかなぁ。
題材としてはすごく面白いんやけど、
人物描写というか何かが物足りない。
主人公に感情移入できんし。
もったいないです。。

でも身近な建物の歴史を知れたのはよかったです。

20年4月読
★★☆☆☆

2020年4月18日土曜日

黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続

宮部みゆきさんの
黒武御神火御殿。
三島屋変調百物語
の6作目。
お友だちからお借り
しました。

かなりの分厚さです。
でも読み始めるとその
面白さに一気読み。

このシリーズ読むのは2作目ですが、
今までの聞き手やったおちかさんは
お嫁にいき、今回から聞き手が三島屋の
次男の富次郎さんに。

聞いて聞き捨て、語って語り捨て。
お勝とおしまとともに聞く百物語。
富次郎さんオリジナルとしては、聞いた
話を絵にすること。

4つのお話ですが表題作が半分くらいの
厚さを占めてます。
最初の3つから少しずつ慣らしていって、
4つめで重いお話がどどーんと。

幼なじみが語る家族離散の原因となった
怖ろしい泣きぼくろ。
女は参加できないお花見。
粋な飛脚の同行者。

そして持ち込まれた印半天。
そこから語られる怖ろしい屋敷での経験。

どれもあやかしとか出るので、重みはあるけど、
やはり表題作は格別。
読んでいても怖かったです。

おちかさんは貸本屋さんの勘一さんと結ばれた
んですね、よかった。

富次郎さんが聞いていく百物語。
これからも楽しみです。

前回読んだのの感想はこちら>>>

20年4月読
★★★★☆

出会いなおし

森絵都さんの
出会いなおし。
図書館本です。

カブのお料理って
こんなにあるんや。

30人31脚をテーマにした
"むすびめ"が好きかな。
大人になってからわかる、
子どもの時の至らなさ。
永年の重みから解放される瞬間。

森絵都さんらしい世界観でした。

20年4月読
★★☆☆☆

2020年4月17日金曜日

殺し屋、やってます。

石持浅海さんの
殺し屋、やってます。
図書館本です。

経営コンサルタントの
副業として殺し屋を営む
主人公。
様々な依頼が舞い込む。

なんか殺し屋なんに魅力的。
彼女とかもその副業を知ってるし、
仲介する人たちも悪人やなくて
不思議な感じのお話。

最後には自分が狙われたり。

続きもあるようなんで読んでみます。

20年4月読
★★★☆☆

2020年4月15日水曜日

今朝子の晩ごはん

松井今朝子さんの
今朝子の晩ごはん。
図書館本です。

ブログを書籍化
されたもの。
お食事やら観劇やらに
ついてのお話。
キューピー3分クッキング
でのお料理などレシピも多数。

2007年の社会情勢とか懐かしく
思いながら読みました。
この10年ちょっとで世界も日本も
大きく変わりましたよね。
ってかコロナの状況下では当たり前の
日常を当たり前に送れてることが
羨ましいなぁとも。

安倍政権が復活してこんな長期で続いてるなんて、
あの頃には考えられなかったんでしょうねー

ガラパゴスにも行きたくなりました。

ブログをみたらお料理の写真もあっていい感じ。
これから定期的にチェックするようにします。

20年4月読
★★☆☆☆

騙し絵の牙

塩田武士さんの
騙し絵の牙。
図書館本です。
表紙の大泉洋さんが
目を惹きます。

敏腕雑誌編集者の
速水が主人公。
廃刊をちらつかされながら、
社内の派閥争いに巻き込まれたりの日々。

作家の苦悩。
紙媒体の危機。
家族との溝。
そんな中奮闘する速水。

奥さんの万引きくらいまではなんか
読みにくかったけど、途中から加速。
そして最後はへっ!?って感じ。
唐突感は否めません。

作者として出版業界への危機感が強く
出されています。
図書館本でごめんなさい。

作家にとって編集者の存在って大きいんですね。

速水が最後までつかみきれんかった。
見事にだまされましたよ。
大泉洋のイメージとは少し違いました。

20年4月読
★★☆☆☆

2020年4月14日火曜日

土曜日は灰色の馬

恩田陸さんの
土曜日は灰色の馬。
図書館本です。

恩田陸さんのお話は
大好きですがエッセイ
はお初です。

出てくる本とか渋くて、
なるほど恩田さんらしい。

少女漫画の連載から引きの醍醐味に
ついて語るとこは同感。
あの"つづく"に何度悶えたものか。

緊急事態宣言により図書館も閉まったために
いつもよりゆっくりとの読みとなりました。

恩田さんらしいさらりと読み流せない
文章力もあるかな。

20年4月読
★★☆☆☆

2020年4月5日日曜日

教場 0 刑事指導官・風間公親

長岡弘樹さんの
教場0。
図書館本です。
おなじみの風間教官のお話。

警察学校の前に県警の
刑事時代。
風間道場として若手の育成を。
現場でびしびしと若手を指導。
指導される方はどきどきです。

コロンボシリーズみたいにまずは
事件が起こって、犯人を知りながら
風間さんとその生徒の登場。

風間さんの眼の事件も。

現場での風間さんもいいですね。

前回読んだ感想はこちら>>>

20年4月読
★★☆☆☆

2020年4月4日土曜日

図書室のバシラドール

竹内真さんの
図書室のバシラドール。
図書館本です。

これ3/22の新刊。
こんな早くに読めるなんて、
いやはやありがたい。

図書館シリーズの3作目です。

司書の勉強をしだした詩織さん。
山村さんとも順調そう。

夏休みに入って生徒の旅がいきなり
旅に出たり。
大隈くんのインスタアカウント思わず
探してしまった。
これであったらナイスなんやけど、
残念ながら。

図書館実習では学生時代の同級生と再会。

そういえば詩織さんは残留思念が
読みとれるんですね。

ビブリオバトルが登場しますが、この本自体が
その力があります。
どんどんと読みたい本との出会い。

メディアリテラシーについては今こんな時やから
こそ胸に刺さりました。
自分が正義やと思ってる時こそ注意が必要ですね。。

詩織さんは来年度も残留決定。
でも校長先生はいなくなっちゃうんですね。。
また続きも楽しみです。

前作の感想はこちら>>>

20年4月読
★★★★☆

2020年4月3日金曜日

風神雷神 Juppiter,Aeolus 上

原田マハさんの
風神雷神 上巻。
同僚からお借り
しました。
人気本なんで
ありがたいです!

琳派の祖と崇められる
俵屋宗達についてのお話。

宗達の研究者の望月彩の前に
マカオ博物館の学芸員レイモンド・ウォン
そして本文。
原マルティノのお話。
彼は宗達と出会う。

宗達の師は狩野派。
狩野永徳の洛中洛外図の話は面白かった。
以前なんか洛中洛外図のお話読んだよなと
思ってたら、これでした。
花鳥の夢

断然原田さんの方がいきいきと描かれていますね。

永徳とともに新たな洛中洛外図に取組む宗達。
これも素晴らしい。

その後宗達は信長の命により天正遣欧使節の
少年たちとローマに行くことに。

困難な船旅。
芽生える友情。

原田さんの良さがたくさん発揮されてるお話。
さすがです。
続きも楽しみです。

これが1,900冊目のレビュー。
いい作品でよかった♪

1,800冊目のレビューはこちら>>>

20年4月読
★★★★★

2020年4月2日木曜日

倒れるときは前のめり ふたたび

有川ひろさんの
倒れるときは前のめり
ふたたび。
図書館本です。

有川ひろさんのエッセイ。
改名の理由から。
理由は正直読んでもよく
わからんかったです。

新幹線移動時に車窓から見える
お花ってあんま意識したこと
なかったんな。
今度チェックしよっと。

相変わらず肩に力が入った文章。
いろんなものと闘ってるのが
伝わってきます。
ちと疲れる部分もありますが、まぁそんなん
やったら読まんといてってのが有川さんなんで、
読んでる以上は文句は言えません。

図書館擁護の文章は図書館ユーザーとしては
嬉しい限り。
もちろん私も好きな作家さんのは購入してますし。

あと神戸のツリーの炎上については知りませんでした。
やり玉あげられてるのはあのコピーライターさん
なんですねー

あと短編2篇もよかった。
県庁おもてなし課の高知の就職事情はかなり
重たいもんでした。
地方は辛いね。。

前作の感想はこちら>>>

20年4月読
★★☆☆☆