2019年7月18日木曜日

たゆたえども沈まず

原田マハさんの
たゆたえども沈まず。
図書館本です。
人気のためかなり
待ちました!

19世紀末のパリ。
パリ万博で人気となった
日本美術(ジャポニズム)。
そして従来からの美術界(アカデミー)から
そっぽを向かれる異なる革新的な画家たちの
集まりである印象派。
新しい時代に向かって開け放たれた、
新しい窓。
印象派は浮世絵から大きな影響を受ける。

その2つの潮流の中、パリに憧れてやってきた
加納重吉と林忠正。
そしてゴッホの弟で画商のテオドルスとの出会い。

兄であるゴッホを支え続けるテオ。
そのテオの友人となるシゲとゴッホの才能を
認める林。

ゴッホとテオは、兄弟やからこそわかり合い、
そしてわかり合えない。
ゴッホはともかくとして。
テオの最期はやるせなかったです、

たゆたえども沈まず。
パリそしてセーヌ川を表す言葉。
隅田川とセーヌ川は似てるのかしら。

印象派ってこんなに革新的な芸術やったんですね。
そして生きてるうちに評価されなかったゴッホと
テオの辛さを考えると。。。

アルルにゴッホが行った理由とか、ゴーギャンが
行ったの後押しとか、どこまでが本当なんでしょ。
知っているたくさんの絵の背景とか知れて
よかったです。
フィクションかもですが、あの時代に描かれた
とかはほんまですもんね。

ゴッホのことは知ってたつもりやったけど、
そうかこうやったんかとあらためて知りました。
テオはやはり素晴らしいですね。

まさに原田マハさんらしいお話でした。

19年7月読
★★★★☆

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