
情緒と形の大切さを説く筆者。
その語り口は極端でもあるが、
論理的とか自由・平等に惑わされている
最近の日本人にわかってもらうには、
ここまで書かなくてはならなかったんだろう。
とても読みやすい一冊なので、
日本人たるものまずは読んでみて、
そこから自分がどう思うか判断をした方がいいと思う。
私は全て肯定ではないが、
多くの忘れている気持ちがあると痛感。
理論で説明できないけど、
だめなものはだめという道徳観があるという点には同感。
屁理屈ばっかり言う人増えているもんな。
俳句に感じる世界観も、
筆者の世代と私たちの世代では大きな差を感じた。
ここからして情緒は失われつつある。
国家が品格を持つためには、
まずは品格のある国民で形成されなければならない。
自分の人生、目先のことも大事だけど、
時にはそこからもう少し広い視野で考えることも必要。
この本はそのきっかけとなる。
06年3月読
★★★★☆





