
前から読みたかった一冊で、
文庫化を機に購入。
アルツハイマーの妻を殺害した警官を中心に、
彼をとりまく人たちのお話。
刑事、検察官、新聞記者、弁護士、裁判官、そして刑務官。
みんなそれぞれの悩みをかかえ、組織の中でもがき苦しみ、
そして犯人の澄んだ目に救いを求める。
真実を知りたい、しかし暴いてはいけない、
でも彼を生かしたい。
そういった切実な想いが伝わってくる。
途中で話の結末が見えてしまい、面白くないなと思ったが、
ラストは想像通りではあったけど、ひねりもプラスされていて、
まぁ納得。
謎解きというよりも、男たちのドラマという意味で面白い。
どこの世界も組織って大変だな。
建前や正義だけではやっていけないから。
05年12月読 BO行き
★★★★☆
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