2016年9月30日金曜日

チューバはうたう mit Tuba

瀬川深さんの
チューバはうたう。
同僚からお借りしました。

自分では買わないで
あろう本をこうやって
読めるのはありがたい
ですね。

絶対に主役にならない
チューバを吹く26歳の
OLの独り語り。

なぜチューバを吹くのか、
彼女にとってのチューバなど。

そして少しずつ読者は彼女とチューバに
ついて知っていきます。

「チューバは礎であり、黒土であり、大地であり、
その上に空の丸ごとと、空を飛ぶ鳥たちを
支えるのだ。」

チューバへの愛溢れる作品でした。

"飛天の瞳"には南の島の大衆音楽が登場。
これも一人語りで書かれてるので少し読みにくい。

好き勝手生きてきた祖父の足跡を貧乏旅行の
孫が見出すお話。
音楽が時空を超えたキーとなっています。

"百万の星の孤独"は唯一普通に書かれています。
一番読みやすかったかな。

昔は鉱山で賑わっていた町に男がひとりで
作りあげたプラネタリウムがやってきた。
それに集まる人々と男のお話。

ここにはチューバーの我樂多樂楽団が
少し登場してます。

「私たちが同じとこに立って同じ星を見ている、
それは、宇宙の長い長い歴史から見れば、
奇跡的な偶然なんです。」
素敵な言葉。

先生の作ったプラネタリウム見てみたい。

16年9月読
★★★☆☆


2016年9月27日火曜日

神様の御用人6

浅葉なつさんの
神様の御用人の
6作目。

今回は待望の
東京が舞台です。

1話目には平将門が
登場。
2話目は鹿島神宮。
3話目は九州の宗像神社。

穂乃香の兄も新登場。

このシリーズは神様へも、歴史にも
興味を抱かせるので好きなんですよね。

神様がいきいきとしていますし。

これからも続きが楽しみです。

前作の感想はこちら>>>

16年9月読 BO行き
★★★★☆

2016年9月24日土曜日

聖なる怠け者の冒険

森見登美彦さんの
聖なる怠け者の冒険。

舞台は京都。
生粋の怠け者の
小和田君。

宵山の週末に、
正義の味方である
ぽんぽこ仮面の
跡を継げと
言われ逃げまわり
ながらも、怠け者なので眠ったり。

「人間である前に怠け者」という
やけあって筋金入りの怠け者
なんですから。

他の登場人物も魅力的です。

所長さんとかも良いですね。

土曜倶楽部懐かしい。
赤い浴衣の少女も出てきましたね。
まさに森見ワールド全開だな。

好きな人には好きなお話やと思います。

16年9月読 BO行き
★★★☆☆

2016年9月21日水曜日

Burnt

元2つ星シェフの
再起のお話。

超セルフィッシュの
主人公。
キッチンはまさに
戦争ですね。

そして美味しそうな
お料理の数々には
うっとり。

仲たがいしていた
親子の仲直りが
あったり、別にいらんかったけど
恋もあったりで、それなりに楽しめました。

しかしミシュランの星の争いは
過酷です。大変だ。

★★★☆☆

ロングバケーション

本当に今更なんですが
機内でぶっ通しで
観ました。

まさにザ・トレンディー
ドラマって感じ。
まぁキムタクに山口智子
ですし、主題歌は久保田
利伸。

この歌好きだったなぁ。

脇役には竹野内豊、りょう、
松たか子、広末涼子、稲森いずみ。

結婚式当日に新郎に逃げられた
落ちぶれたモデルを山口智子が。
転りこんだのは新郎のルームメイトの
ピアニストのキムタク。

この山口智子がほんとに嫌なやつで。
気が利かないし、ガサツなのよね。

なんでキムタク役のセナは彼女を
好きになったのやら。

松たか子もムカつくし、稲森いずみも
ごめんなさい。キャラが合いませんでした。

キムタクは確かに若い。
20年前ですからね。
線も細いし。

ラストの”南”って呼ぶシーンでは
胸きゅん。

何よりも新富町の名店”萬金”の
素晴らしさがよくわかりました。

★★★☆☆

とっぴんぱらりの風太郎 下

万城目学さんの
とっぴんぱらりの
風太郎の下巻です。

下巻は怒涛のスピード
で話が進みます。

出来損ないの忍びの
風太郎が仲間たちと
ともにひさご様のために
孤軍奮闘。

全てはひさご様の人徳ですね。
あの蝉左右衛門も感服したし。

もちろんひょうたんの為にも
頑張るけど。

因縁の残菊との対峙にはハラドキ。
風太郎の肺が強くてよかった。

常世殿が大好きやったのでもう少し
登場してほしかった。
義に生きる人ですね。

百市も黒弓も切ないなぁ。
そもそも忍び自体がそうなのかもしれません。
今まで格好良いとか憧れとかの一方的な
イメージでしたが少し考えが改まりました。

あとこの後にもう一度プリンセス・トヨトミ
読むといいのかもですね。
まさかあの巳さんが登場していたとは。

いずれにしろ
よくやった風太郎!!!

上巻の感想はこちら>>>

どうでもいいけど表紙がすごく
ルイ・ヴィトンっぽいです。

16年9月読 BO行き
★★★★☆


2016年9月15日木曜日

Maggie's Plan

こちらも機内で。

人工授精を考えてた
矢先に新たな出会いを
したマギー。

そして結婚。

恋が冷めるといいと
思ったことも気になるの
ってわかるね。

しかし男ってほんとにひどいね。
自分勝手で。

ジュリー・ムーアーの登場にはびっくり。

そしてイーサン・ホークがずいぶんと
歳をとっていて全くもってわからなくて。
エンドロールでびっくりでした。

★★★☆☆



The man Who Knew Infinity

こちらも機内で。

邦題は”奇跡が
くれた数式”

実話に基づくお話です。

インドの天才数学者
ラナムジャンはケンブリッジ
の数学者ハーディーの元に。

数学しか目に入らないハーディー
との研究。

そして戦争が始まる。

ベジタリアンの彼は食べれるものも
限られ栄養失調に。
そして結核にもなる。

一部の人々からの人種差別。
家族とも離れ離れの生活。

ハーディーのサポートにより王立協会の
メンバーにも選ばれる。

そして最後はなぁ。
帰国しなければと思っちゃいます。
お母さん。。

しかしマドラスでの上司との出会いが
あってよかったですね。

★★★☆☆

植物図鑑

こちらの原作は大好きです。

映画化されてどうなってるのか
と怖いもの見たさで観ました。

高畑充希は少しイメージよりも
若過ぎるかなとも思いましたが、
でもなんやかんやとキュン
キュンしました。

樹は全く違和感なかったし。

草花の現物がわかるのも
映像の利点ですね。
あとお料理も。

楽しめました。

原作の感想はこちら>>>

★★★☆☆

Alice Through the Looking Glass

機内の中で観ました。

ジョニー・デップが
出演している
アリス・イン・ワンダーランド
時間の旅。

父の船を受け継ぎ
船長となったアリス。
しかし彼女は帰国後に
解任されてしまう。

そして再び不思議の国のに。
みんなとの再会。

アン・ハサウェイは相変わらず綺麗。

ハッターは相変わらず奇妙。

不可能を可能にするアリスだが亡くなった
ハッターの家族を連れ戻すことは不可能と断る。
しかし時間を遡ることにチャレンジする。

アリスは菅野美穂に似てますね。

モリアティ役の人の登場にはテンション
上がりました。

ちゃんとハッピーエンドになってよかったです。

★★☆☆☆

とっぴんぱらりの風太郎 上

万城目学さんの
とっぴんぱらりの
風太郎の上巻です。

伊賀の里を出されて
都に住む元伊賀忍者
の風太郎。

腐れ縁の黒弓のお陰で
いろいろとトラブルに
巻き込まれたりして
てんやわんや。

そして変なひょうたんとの出会い。
謎の公家の御曹司"ひさご様"の
お守りや、かつての仲間達との再会。

そして豊臣と徳川の戦も始まります。
真田丸も登場。

なんか上巻やけでも盛りだくさん。
お腹いっぱいになりました。

刀を抜くのは外等、頭を使ってことを為すのが
上等というのが忍びなんですね。
知らなかった。

このまま下巻に突入です。

16年9月読 BO行き
★★★☆☆

2016年9月14日水曜日

神様の御用人5

浅葉なつさんの
神様の御用人の
5作目。

晴れて代理から
正式な御用人に
任命された良彦。

とは言え交通費も
日当も支給されず
福利厚生もない
処遇は変わらず。

それでも今回は鹿児島まで行ったり
相変わらずの大活躍して、もふもふの
黄金とともに神様の御用を承ります。

御用をそのまま承るのではなく
その裏にある本当の真意を探ろうとする
姿勢が好ましい。

愛とは無謀。
良彦の言葉いいですね。

古事記とか日本の神話とかあまり
知らないので毎回勉強にもなります。

続きも楽しみです。

前作の感想はこちら>>>

16年9月読 BO行き
★★★☆☆

闇に香る嘘

下村敦史さんの
闇に香る嘘。
同僚からお借り
しました。

孫への腎臓移植に
不適合となった主人公は
兄に検査を依頼するが
断られる。

もしかしたら中国残留孤児
である兄は本人ではないのか。
湧き上がる疑念。

41歳で失明した後暗闇の中で
孤独に生きてきた主人公。
精神安定剤の服用により
記憶障害も発生。

主人公が失明なので歩くのとか
生活の大変さの描写が多いです。
周りに誰がいるのかわからないって
いう設定もミステリーでは本当に
怖いですよね。

あと満州での生活の描写も。
残留孤児の苦労も。
普段ちゃんと考えたことなかったので、
なかなかの重さでした。

その重さも最後には収まるとこに収まりました。

自分では絶対に選ばない一冊なので
読めてよかったです。

16年9月読
★★☆☆☆

2016年9月13日火曜日

信念に生きる ネルソン・マンデラの行動哲学

諸般の事情で
読みました。

信念に生きる。
ネルソン・マンダラの
行動哲学。

アパルトヘイトと戦った
南アフリカのマンデラ
元大統領のリーダーシップ
を学べる一冊。

■常に冷静沈着であれ
何事もよく考えなくてはならない。
そして即座に反応するしてはならない。
急いではならない。まずはじめに、
物事を深く考えて分析しなさい。
行動するのはそとあとだ。

■背後から指揮をとれ
教えを乞うことを恥ずかしいと
感じていなかった。
リーダーのあるべき姿とは、自説をとうとうと
述べたり、自分の意見を人に押し付けたり
する姿ではない。

■敵から目を離すな
感情的な人間は、間違った判断を下しやすく、
結果的に不誠実な人間になる可能性が高い。

■「負けて勝つ」勇気を持て

■すべての角度からものを見よ
「白か黒かをはっきりさせない」
これはなかなか難しい。
強い意志、そして共感力と想像力が
求められる。

■自分だけの畑を耕せ
自己再生の力を得られる唯一の場所。
畑は、努力はすればするほど必ず報われた。
あくまでも、ひとときの安らぎの場所。

マンデラの生き様とその言葉は勉強になりました。

16年9月読 BO行き
★★☆☆☆

2016年9月11日日曜日

憎悪のパレード

石田衣良さんの
憎悪のパレード。
池袋ウェストゲート
パークⅪ。

久しぶりのIWGP
シリーズにわくわくして
読みました。

20代後半になった
マコトとタカシのお話。

相変わらず池袋のトラブルシューターとして
活躍するマコト。

タカシはやはり格好良い。
ますますキングらしくなっていきますね。

今回は脱法ハーブ、パチンコ、ノマドに
ヘイトスピーチが題材。

憎しみと無関心が増えた池袋。
東京、日本の縮図なのかも。

表題作の"憎悪のパレード"は読んでいて
これが現実なのかと、悲しくなってきました。
どんどん右側になっていくというか、
自分たちだけになっていくというか。。

このシリーズはお話として楽しむやけでなく、
知らない内に進んでいる現状について
知れるのでとても勉強にもなるので好きです。

前作の感想はこちら>>>

16年9月読 BO行き
★★★★☆

2016年9月5日月曜日

孤高のメス 死の淵よりの声

大鐘稔彦さんの
孤高のメスシリーズの
最新刊です。
死の淵よりの声。
同僚からお借りしました。

久しぶりの当麻医師
との再会。
ほぼ2年振りなので
かなり忘れているとこも。

相変わらず当麻先生は
素晴らしい。
ほんとに病気になった時は
彼みたいな人に診ていただきたいものです。

それ以外の人々はうーん。
青木くんは相変わらず自分勝手やし、
塩見くんと結婚する江梨子もそう。

あと何で当麻先生は再婚しちゃうのか、
その辺もよくついていけませんでした。

相変わらずいろんな話を書きたい
作者の姿勢。
その分テーマが散漫に。

登場人物の気持ち描かれていますが
深さがないので掴みづらいです。

最後には当麻をライバル視する藤城医師への
生体肝移植に当麻が踏み切ろうとするところで
話は終わります。
続きもまた待ちましょう。

前作の感想はこちら>>>

16年9月読
★☆☆☆☆

2016年9月2日金曜日

ドミノ倒し

貫井徳郎さんの
ドミノ倒し。
同僚から
お借りしました。

舞台は地方都市
の月影市。
江戸時代に小藩で
あった月影藩の人は
辛抱強くくそ真面目。
そんな子孫達が
住むところ。

亡くなった元恋人の妹から
容疑者の無実を証明して
ほしいという依頼を受けた
自称ハードボイルド探偵十村。

幼なじみの警察署長も巻きこんで
事件の捜査に。

次から次に過去の事件につながる、
まさにドミノ倒し。

かなりライトな十村さんの語りで
お話もライトな感じ。

十村さんが私の側にいたら
つっこみ満載やろうな。

署長さんもいい味出しています。

妹はうざいやけ。
こーちゃんはいい奴。

オチはちと拍子抜け。
何というかズルいよね。これは。
まぁエンターテイメント作品です。

恐るべし月影市でした。

16年9月読
★☆☆☆☆