2022年2月28日月曜日

青の呪い 心霊探偵八雲

神永学さんの

青の呪い。

心霊探偵八雲の文庫
書き下ろし。
図書館本です。

八雲シリーズは終わったと
思っていたので、また八雲の
お話が読めて嬉しいです。

八雲の高校時代のお話です。

声から色を感じることのできる琢海。
憧れの先輩も呪われた絵について調べていた。

そんななか教師が殺害される。

琢海くんはちと子どもすぎます。
高校生ってこんなに幼い!?と途中から
ずっと思いながら読んでいました。

自分の共感覚に頼りすぎて、目の前の人、
周りの人のことが見えなくなって。。。
しかし自己中すぎです。。。

そしたら最後の最後の八雲の声の色にやられました。
これ反則ですね。

あとヒデさんもいい人でした。

犯人の一人はほぼ予想通り。
まぁこれは謎解きよりも、八雲のお話と
いうことで、ファンには堪らないお話でした。

前作の感想はこちら>>>

22年2月読
★★★☆☆

2022年2月26日土曜日

トヨトミの野望

梶山三郎さんの

トヨトミの野望。

お友だちから
お借りしました。

奥田さんと豊田章男さんを
モデルに書かれたお話。

ぬるま湯のトヨトミを改革する
新社長の武田と、トヨトミ一族
御曹司の統一。

所詮サラリーマン社長。
トヨトミ家の前では、、、 
虚しいですね。

これ読んでるとトヨトミ家への
嫌悪しか感じませぬ。

しかし尾張の田舎企業やら、新興宗教とは
トヨタの人が読んだらぶっ倒れそうw

奥田さんってこんなキャラやったんですね。
知りませんでした。

"視野の狭い差別意識が大嫌い。"
激同です。

国内での時価総額トップがほんまにこんな
ガバナンスなら残念です。。

22年2月読
★★★☆☆

2022年2月22日火曜日

鑑定人 氏家京太郎

中山七里さんの
鑑定人 氏家京太郎。
図書館本です。

筆跡鑑定人の氏家
京太郎が主人公のお話。
鑑定のプロを集めた
氏家鑑定センター代表。

ヤメ検の吉田弁護士が
引き受けた連続通り魔事件。
被疑者は3番目の事件への
関与を否定。

元科捜研の氏家と、ヤメ検の吉田が、
元の組織と対峙する。

中山さんのお話にはお馴染みの
法医学教室の面々も登場。
過去に登場したアマゾネスも。
御子柴先生らしき弁護士も文章のみ。

無謬性の虜になる検察。
怖いですね。
現実にもありうりそうで。。

これもまたシリーズ化するんでしょうね。
中山さんは相変わらず多作です。

22年2月読
★★☆☆☆ 

ただし、無音に限り

織守きょうやさんの、
ただし、無音に限り。
図書館本です。

名探偵に憧れて探偵
事務所を開設した春近。

霊の記憶が視える特異能力を
もつが、霊と会話することは
できず、音無しの記憶がシェアされるもの。

その能力を活かした2つのお話。
資産家の死の真相に、失踪人の
死体探し。

春近のキャラがすごく良くて、そして
楓くんとのコンビもナイス。
これはぜひシリーズ化していただきたいです。

22年2月読
★★★★☆ 

2022年2月21日月曜日

木曜殺人クラブ

リチャード・オスマンさんの

木曜殺人クラブ。

図書館本です。

引退者用の高級施設クーパーズ・
チェイス。
毎週木曜に過去の事件の
謎解きをする老人たちが
集まる"木曜殺人クラブ"。

実際に殺人事件が起き、調査を開始する
クラブのメンバー。
ご老人たちはとても元気です。

ミスリードとかもうまく効いていて
読んでいて楽しかったです。
これ続編も楽しみです。

22年2月読
★★★☆☆

2022年2月17日木曜日

烏に単は似合わない

阿部智里さんの

烏に単は似合わない。

図書館本です。

后選びに集まる4人の姫。
それぞれの想い。
家の重圧。
いやはやなんとも。。

女の子は怖いを再認識しました。

22年2月読
★★☆☆☆

2022年2月15日火曜日

メシマズ狂想曲

秋川滝美さんの

メシマズ狂想曲。

図書館本です。

仕事一筋の和紗。
同期の村越と
張り合う毎日。

メタボ予備軍になり
外食の日々から自炊を始める。
村越も同タイミングで自炊を始めて、
一緒にメシマズの改善への取組。

村越くんの和紗への想いは
ばればれなんに、鈍感和紗。
最後にようやくでした。

22年2月読
★★☆☆☆

2022年2月14日月曜日

剣樹抄

冲方丁さんの
剣樹抄。
図書館本です。

若かりし日の光圀公と、
捨て子が間諜として
働く拾人衆のお話。

父も、育ての父も失った了助は、
光圀たちと出会い拾人衆として
働くことに。

6つのお話。
読切なんで読みやすいです。

了助はじめ拾人衆の子どもたちが可愛くて。
そして背負っている思い。

まだ徳川幕府が安定しきれない時代。
長谷川平蔵はこうやって生まれたのか
とかもよくわかりました。

黄門さまは若かりし時もはちゃめちゃ
やったんですね。
奥さまもすごいな。

亀有が亀梨やったのは驚きでした。

これ続編も読むの楽しみです。
了助と黄門さまの対峙がないことを願います。

22年2月読
★★★★☆ 

2022年2月13日日曜日

卒業タイムリミット

辻堂ゆめさんの
卒業タイムリミット。
図書館本です。

今度ドラマ化されると
いうことで読んでみました。
初読の作家さんです。

卒業式まであと3日。
英語の教師の水口が監禁される。
そして呼び出された4人の生徒たち。

以前不良グループとつるんでいた黒川。
学校一の美少女の澪。
サッカー得意なスポーツ万能少年の荻生田。
黒川の幼なじみで学年一勉強ができるあやね。
それぞれが抱えている秘密。

水口先生を誘拐したのは誰なのか、伊藤先生を
巻き込みながら、謎を解こうとする黒川たち。

理事長の趣味である、告白カードがアクセントに
なっています。
ミスリードもありましたが、それも含めて
楽しめました。

理事長は空回り気味ですが、想いは本物ですね。

昔の辻村深月さんのお話と系統が似ています。
他の作品も読んでみたいです。
あとドラマも録画するつもりです。

22年2月読
★★★★☆ 

変半身

村田沙耶香さんの

変半身。

図書館本です。


千久世島に伝わる伝説に
秘祭。
中学の同級生の陸と花蓮に
高城くん。
秘祭の日に逃げ出そうとし、全てが
偽りと知る。

大人になって結婚した陸。
勝ち組男性を演じる夫との暮らし。

そして久しぶりに戻った島は新たな
プロデューサーの元、違う伝説と名物と方言が。
光景は変わらないのに、文化は変わった故郷。

真実と信じているものがほんまの真実なのか。
大きな問い。
いかにも芥川賞作家のお話って感じでした。

22年1月読
★☆☆☆☆

2022年2月12日土曜日

こちら横浜市港湾局みなと振興課です

真保裕一さんの、
こちら横浜市港湾局
みなと振興課です。
図書館本です。

多忙な横浜市港湾局みなと
振興課で働く暁帆。
振興課に配属された国立大出の
エリートの城戸坂。

2人して様々なトラブルを解決。
そして新市長派と旧市長派の争いや、
城戸坂くんが横浜市に就職した
理由などのお話。

城戸坂くんがすごいのかと思ってたら、何気に
暁帆さんも今まで重ねてきた経験で上手く
やってるんですね。
まさに名コンビ。

そして課長さんも。脳ある鷹の典型。
暁帆の友だちである麻衣子のCIAっぷりには笑けます。

城戸坂くんと暁帆うまくいくといいですね。
続きもぜひ読みたいです。

22年2月読
★★★☆☆ 

金の角持つ子どもたち

藤岡陽子さんの

金の角持つ子どもたち。

図書館本です。

中学受験についてのお話。
5歳からやってきたサッカーを
辞めて中学受験をしたいと
言った小6の俊介。

反対するお父さんに対し、自分も家族のため
高校を中退せざるを得なかったお母さんは
俊介を応援。
1章はお母さんの目線で。

2章は俊介の目線。
彼が中学受験をする理由。
スタートが遅かったことへの焦り。

そして3章は塾講師の加地の目線で。
なぜ彼は塾講師になったのか。
そして俊介のお父さんの想い。
学年トップの女の子への言葉。

温かくて、そして俊介たち子どもの頑張りに
圧倒されました。
そしてお母さんの想いも。
とてもとても良いお話でした。

俊介よく頑張ったね。

22年2月読
★★★★☆

2022年2月11日金曜日

嵐の湯へようこそ!

松尾由美さんの

嵐の湯へようこそ!

図書館本です。

莉央と紗央の姉妹。
存在を知らなかった叔父の
遺産である銭湯"嵐の湯"を
引き継ぐ。

従業員は2人のみ。
南方グレンとエレンの兄弟。

妹の紗央は人との接触が苦手ながら
探偵に憧れ、常連の方々の日常の謎を解決。

そして"嵐の湯"の秘密と、彼らの敵との対峙。

さくっと読めました。
のんびりとお風呂に浸かりたくなります。

22年2月読
★★☆☆☆

2022年2月10日木曜日

ミス・パーフェクトが行く!

横関大さんの

ミス・パーフェクトが

行く!

図書館本です。

ミスター・パーフェクトと
言われる総理大臣の隠し子
の莉子。
彼女こそミス・パーフェクト。

厚労省のキャリア官僚としても、
父のブレーンとしても大活躍。

厚労省を辞めてからもファミレスや
航空会社、病院で大活躍。
彼女に解決できない問題なんてないんです。

彼女の運転手兼ボディーガードの
城島さんもいい人。
あと総理がダメダメででも魅力的で、
そのご家族も面白くて、仲良しで。

絶対にありえんけど、楽しく読めました。
シリーズ化してほしい!
これドラマ化とかも楽しそうです。

22年2月読
★★★★☆

2022年2月9日水曜日

老虎残夢

桃野雑派さんの

老虎残夢。

図書館本です。

江戸川乱歩賞受賞作品。

紫苑の師である泰隆の死。

弟子なのに奥義を授からなかった
紫苑。
死の前日に奥義を授ける候補として
招かれた3人。
泰隆を殺したのは誰なのか。

ちょうどテムジンの時代でもあり想像しながら
読むことができました。

紫苑と恋華のくだりはいらんかったかなぁ。

22年2月読
★★★☆☆

2022年2月8日火曜日

妄想美術館

原田マハさんの

妄想美術館。

図書館本です。

漫画家のヤマザキマリさん
との対談です。
アート好きのお二人の
お話は読んでいて楽しい。

美術館は友だちの家に行くような感じで、
美術館によって自分の波長を合わせるとか、
ほほぉって感じ。

読んでいるとアート巡りの旅に行きたくなります。

特に海外の美術館。
いつ行くことができるようになるのやら。

あとお2人の作品のきっかけとかも知れて
面白かったです。

アート好きな人やアートにちょっと興味ある人に
おすすめです。

22年2月読
★★★☆☆

2022年2月7日月曜日

ひとり旅日和 縁結び

秋川滝美さんの

ひとり旅日和

2巻目。

図書館本です。

ちょっと重めのお話の
後なんでほっこりしたくて、
積読の中からこちらをセレクト。

今回は5つのお話。
函館に房総、大阪、出雲に姫路への
ひとり旅。

旅を通じて日和も、人見知り女王から
人見知り姫に格下げされました。
蓮斗さんともなんか順調でなによりです。

旅館はどれも楽しそう。
函館に行きたくなりました。
あと表紙は宍道湖ですね。懐かしくなりました。

読んでいてとても平和で、戦争がない日々っていいなと、
この前に読んだ本とのギャップを感じながら読みました。

前作の感想はこちら>>>

22年2月読
★★★☆☆

2022年2月6日日曜日

同志少女よ、敵を撃て

逢坂冬馬さんの

同志少女よ、敵を撃て。

読書友よりお借りしました。

独ソ戦が激化する1942年。
突如奪われた少女セラフィマの日常。
惨殺された母。

女性兵士イリーナに救われ、
狙撃兵としての訓練を受ける
セラフィマと少女たち。
そして彼女たちは戦地へ。

戦争のお話なんで描写も厳しいとこもあり、
何度も読む手が止まります。。

いつしか狙撃を楽しむセラフィマ。
見せしめにされる市民たち。
お互い相手を怪物と思いながら戦う兵士たち。
被害者となる多くの女性たち。

"戦争は人間を悪魔にする。"
まさにミハイルの言う通りですね。。

かなりの骨太作品で、読むのに気力が
必要です。
でも今まで知らなかったことを知れた
という意味では読めてよかったんかなぁ。

22年2月読
★★☆☆☆

2022年2月4日金曜日

Find me in Paris season#2

悩みましたが結局ポチッと

したファインドミーの

第2シーズン。


1905年に戻ろうとした
ヘンリーとレナ。
しかし戻れず、反対にティアが
1905年に。
マックスとの三角関係。

ダッシュは去り、新キャラの
アイザックが加入。
マックス父も引き続きの登場。

レナは相変わらずねぇ。。
自分勝手すぎです。
ヘンリーもマックスもかわいそう。

そしてイネスにまで私はお姫さまって
わがままを。
ほんまにむかつきます。
イネスを裏切っても自分は被害者と
思うなんて、なんたるお姫さま気質。

マックスと付き合いながらヘンリーに
手紙書くとか意味不明。
結局自分が一番可愛いレナ。
むかつきますね。

なんなんやろう、このお姫さま気質。。
ヘンリーなんてどうでもいいのか。
両方欲しいなんて勝手すぎます。

ブリュッセルでも後先考えずに喧嘩売って。。
今回も彼女にほんまにムカつきながら観てました。

周りが見えてないのは自分なのにティアに説教したり。
もうほんまにむかつきます。

イネスはいいね。
タイムコレクターの彼のピンキーもいいね。

ティアは1905年でも彼女らしさを爆発。
力強くてたくまし
フランクも彼女に惹かれるのわかるなぁ。
戻ってきた彼女も力強い。
転んでも無料では起き上がらないです。
フランクとの2人は結構好きな組合せでした。

マックスは1作目よりも線が細く、力強さ減少です。
でもまさかの怪我は。。
ダンスが全てなんに。。。
彼にchicaって呼ばれたいですね。

エッフェル塔バックのダンスは格好よかったです。

最後ははちゃめちゃな終わり方。
これ続き観るか悩みますねぇ。。

前作の感想はこちら>>>

★★☆☆☆

さよならは祈り 二階の女とカスタードプリン

渡辺淳子さんの

さよならは祈り

二階の女とカスタードプリン。

図書館本です。

74歳の勇の元に届いた、
自分の母について教えて
ほしいという手紙。

現代と戦後の話が交互に進みます。

戦後の大津。
勇たちの家の2階に住む女性。

戦後の貧しさには言葉を失います。

生きるために体を売らざるを
得ない女性たち。
差別や偏見。
男たちが勝手に始めた戦なのに。。

カスタードプリンという題名からもう少し
ほんわかしたお話を想像していましたが、
全く違いました。

こんな時代があったことは知ったほうが
良いとは思います。

22年2月読
★☆☆☆☆

2022年2月3日木曜日

兇人邸の殺人

今村昌弘さんの

兇人邸の殺人。

図書館本です。

廃墟テーマパークにそびえる
兇人邸に、班目機関の研究資料を
探し求めるグループとともに深夜
侵入したミステリ愛好会の葉村くんと
比留子さん。

そこで待ち受けていたのは無慈悲な首斬り殺人鬼。 
比留子さんも行方不明に。
さすが事件を引き寄せる体質の比留子さん。

比留子さんが見つかった後も彼女は
身動きできず遠隔での捜査。
まさに安楽椅子探偵。

安楽椅子探偵は探偵さんよりも情報提供者が
優れているのか。
なるほどです。

比留子さんと葉村くんの絆を感じるお話でした。

加害者は班目機関の被害者なんで、すごく同情でした。

最後は気になる終わり方。
これは続きも楽しみです。

前作の感想はこちら>>>

22年2月読
★★★☆☆

ボタニカ

朝井まかてさんの

ボタニカ。

図書館本です。

植物大好きな
牧野富太郎のお話。

植物学者としてはすごい人
なんでしょうね。
でも人としては。。

お祖母さまが甘やかしすぎ。
本妻の猶さんが出来すぎていました。
そしてすえさんも最初はなんかなぁ
でしたが、途中からはすごいすごい。

池長孟さんもすごいですね。
それなのに相変わらずの富太郎。
ほんまに。。
読んでいて呆れるくらい。

この人が偉業を成し得たのは間違いなく
周りのおかげやと思います。

読みはじめて直ぐに23年の朝ドラで
神木隆之介さんが富太郎を演じることが
発表されました。
それからは神木さんをイメージしながら
読みましたが、こんなアクの強い人をどう演じるのか。
気になります。
でも多分観ないかなぁ。。

22年2月読
★★☆☆☆

2022年2月1日火曜日

六つの村を越えて髭をなびかせる者

西條奈加さんの

六つの村を越えて

髭をなびかせる者。

図書館本です。

最上徳内さんについて
のお話、

未開の地である蝦夷地への見分隊に、
師匠の計らいにより加わることが
できた最上徳内。

松前藩の監視下でもアイヌの人々
との交流。
お互いの言語を学びながら、蝦夷地の
検地を行う。

しかし政権交代により無念の結果と
なった蝦夷地見分。
徳内の蝦夷やアイヌの人々への強い想い。

東蝦夷での一揆。
トクとフラウの再会。涙。

これでもう大丈夫やと思ったら、江戸で
待っていた過酷な仕打ち。
青島さま。。

なんかほんまに政治ってなんやろうと
強く憤りました。

最上徳内さんについては今回初めて知りましたが、
こういう人たちがいて、今の私たちがあるんやなぁと思います。

あとアイヌのお話を読むと、日本人は同一民族とか
いうのって違うよなって思います。。
琉球もそうですが、もう少し私たちは歴史を知らないとですね。

読めてよかったです。

22年2月読
★★★★☆