2020年6月30日火曜日

鍵のかかった部屋

D-Life難民。
地上波の再放送を
ぽちり。

2012年の大野哲さん
主演の月9。
この棒読み加減。
大野さんやから許されるん
やろうなぁ。

愛情や怒り。
信用を得るのには長い年月がかかるが
失うのは一瞬。
まさにその通りです。

能年玲奈さんも出てるんですね。
あと若かりし日の鈴木亮平さんも。
佐藤浩一さんがうまく締めてます。

でも大野さんやから成り立ってる部分も
たくさん感じました。

原作も機会があれば読んでみたいです。

★★☆☆☆

誘拐屋のエチケット

横関大さんの
誘拐屋のエチケット。
図書館本です。

誘拐屋の田村が主人公。
指定された人間を誘拐し、
指定された場所まで
届けること。

涙もろい人情家の根元くんと
コンビを組むことになった田村。

根元くんと組み出してから余計な
ことにも首を突っ込むようになる田村。
根はいい人なんですよね。

そして最後に全員集結。
なるほどそういう事でしたか。

確かにヒントは散りばめられていましたが、
全く無防備に読んでいて、最後の方で
ようやく気づきました。

根元くんいい子やな。
グレんくてよかった。

楽しく読めました。

20年6月読
★★★★☆

ワイルドサイドをほっつき歩け ハマータウンのおっさんたち

ブレイディみかこさんの
ワイルドサイドをほっつき
歩け。
同僚からお借りしました。

重ための本の小休止。
"ぼくはイエローでホワイトで、
ちょっとブルー"
で大人気となったブレイディ
さんの新刊です。

批判されがちな労働者階級のおっさんたちを
書いたエッセイ。
ガラスの60代。

緊縮財政で公共サービスがどんどんと廃止な英国。
知りませんでした。
そりゃおっちゃん達も怒りますね。

ブレグジットで離婚騒動とかも日本やったら
考えられません。

世代間の価値観の違いとか尾崎豊で説明されると
すとんとわかります。

ブラックキャブとウーバー対立も人種や、オールド
エコノミーとニューエコノミーの対立なんやとかも。

あとNHS(国民保健サービス)についてもいまの
状況が知れました。

ニュースとかでは伝わらない、今のイギリスについて
知れたので読んでよかったです。

ブライトンって行ってみたいとこリストに入ってますが
いつ行けるようになるんやろ。

20年6月読
★★☆☆☆

2020年6月29日月曜日

国宝 上 青春篇

吉田修一さんの
国宝 上巻。
同僚からお借り
しました。

長崎の大親分の息子の
喜久雄。
父が殺され敵討ちを試み、
長崎を離れて大阪に
行くことに。

歌舞伎役者の半二郎のとこで
同じ歳の息子の俊介と知り合い、
一緒に稽古に励む。

喜久雄を守ろうとするマツの庇護。
泣けるな。
無事に部屋子になれてよかった。

そして半二郎が事故で舞台に立てなくなったときに
代役として指名されたのは息子ではなく喜久雄。

そして俊介は姿を消す。
そして喜久雄は半二郎を襲名することに。。
女将さんの幸子の気持ちとか、複雑すぎる。。

そして男気ある喜久雄。
借金背負うなんて生半可な覚悟やない。

でも苦難の連続。
歌舞伎界でも映画でもいじめられて、所詮は
後ろ盾がないとあかんということか。。

喜久雄の苦しさを知ってるからこそ、ついつい
俊ぼんを憎く思ってしまいます。。

喜久雄は木やけど、俊ぼんは山。
生まれによる違い。

吉田さんの文って読みにくいイメージも
あったんですが、これはそうでもなく、作者も、
楽しんで書いてる感じもします。
特に喜久雄とともに長崎から出てきた徳次の
北海道での端末とか。

まだヤクザに寛容な時代。
今なら彫りもんした歌舞伎役者なんて
考えられないもんなぁ。

でも全体的にはほろ苦い雰囲気が漂ってます。

なんか下巻に喜久雄がする展開も読めてくるけど、
二人には仲良しのままでいてほしかったです。。
芸の道は厳しく辛いものですね。。

20年6月読
★★★☆☆

2020年6月28日日曜日

タスキメシ 箱根

額賀澪さんの
タスキメシ 箱根。
同僚からお借り
しました。
続編出てたの知りません
でした。

タスキメシは兄弟のお話
でしたが、今回はその兄の
早馬が箱根を目指す
大学の駅伝部のコーチアシスタント
兼管理栄養士に。

早馬に反発するキャプテンの千早。
でも衝突を繰り返しながら、少しずつ
箱根に向けて進んでいく。

"努力は、裏切るよ。
ここぞってときに、裏切るよ。"
"故障の食べ放題"な早馬の言葉。
重いです。

前のもよかったけど、今回のは王道の箱根なんで、
よりよかったです。
あと早馬が周りにすごく愛されていることも
よくわかります。
弟にもチームメイトにも。

早馬がつくるたくさんの美味しそうなお料理
食べたいと思いました。

前作の感想はこちら>>>
タスキメシ

20年6月読
★★★★☆

コロナショック・サバイバル

冨山和彦さんの
コロナショック・
サバイバル。
上司からお借りしました。

まさにタイムリーな一冊。
多くの企業を再生してきた
冨山さんならでの一冊。

歴史から想像すること。
危機においてこそ普段からの
経営水準、経済体力の差が顕在化。

今企業に求められるのはトリアージ
経営ができるかどうか。

古来より戦時は独裁。
今求められているのはトップダウン経営。

前向きな諦観、居直りができるリーダー。

修羅場のべからず集→
見たい現実を見る経営
精神主義に頼る経営
人望を気にする経営
衆議に頼る経営
敗戦時のアリバイ造りに走る経営
現場主義の意味を取り違える経営
情理に流される経営
空気を読む経営

私たちは破壊的な危機と破滅的なイノベーション
が交互にやってくる時代に突入。

横文字言葉も多いし、単語はわかるけど文章全体で
何言ってるんかわかんないとこありました。

20年6月読
★☆☆☆☆

2020年6月27日土曜日

カケラ

湊かなえさんの
カケラ。
同僚からお借り
しました。

田舎に住む女の子が
大量のドーナツに囲まれて
自殺。

美人美容外科医がいろんな人
から話を聞いていく。

どれやけ綺麗事を言っても人を見た目で
判断することはなくならないし、でもそれやけ
ではないという気持ちもあって。
答えのないもやもやが残りました。
さすがの湊かなえ作品です。

無意識に人を大きく傷つけることってありますよね。

そして意識的におとしめようとすることも。
"小さなエピソードを一万倍くらいにして、自分は
悪くないことを主張する。"
わかる!

自分こそが正しいと信じてる人と会う不幸。

他人の悪意から離れたところに生きていきたいと強く思います。

20年6月読
★★★★☆

2020年6月26日金曜日

過保護のカホコ

再放送してたんで
ポチッと。
過保護のカホコです。

高畑充希さん主演。

まさに過保護のカホコ。
観ていてムカつきます。
ってか影の主役は黒木瞳
さんかも。
バカ親を見事に演じていて。
まさに怪演。

竹内涼真さんはいろんなドラマで
観てますが、このくらいの役が一番
しっくりとくるかな。
彼がカホコに泣きついたとこには感激。

そして何より高畑充希さん。
こんなちょっと普通と違う役を演じるのが
すごくうまいんですよね。

楽しく観れました。

★★★★☆

最後の晩ごはん 閉ざした瞳とクリームソーダ

野道流さんの
最後の晩ごはん。
本シリーズ初の
図書館本です。

"自立は大事やけど、それが
孤立とイコールになったら
あかん。"
なるほどね。

海里が驚くほど真剣な引き締まった
顔をできるようになってよかった。

夢があるから焦ることができる。
ロイドの夢がよかった。

夏神さんの昭和のお味も食べてみたいな。

このシリーズには恋愛の要素はいらんので、
瀬戸内海とか瞳さんとかはちとご勘弁かな。

続きも楽しみです。

前作の感想はこちら>>>

20年6月読
★★★★☆

2020年6月23日火曜日

合唱 岬洋介の帰還

中山七里さん
の合唱。
同僚からお借り
しました。

岬洋介さんシリーズです。

岬くんの修習生同期の
天生くんが登場。
まさかの容疑者です。
ひょえっ!?

平成最悪の凶悪犯を取り調べ中に
睡魔に襲われ、気づいたら被疑者死亡。
容疑者となり逮捕される天生検事。

捜査および公判担当になったのは岬くんの
父である岬次席検事。

岬くんは有言実行。
約束を果たしにブタペストから飛んで
なんて、泣けます。
"たとえ世界中を敵に回しても、僕は
彼を護ります。"
もう格好良すぎですー

そして御子柴弁護士!
御子柴さんが岬父をかわいそうって思うって
なんて笑ける。

他にもお馴染みの人たちが登場するまさに
オールスターな感じ。

天生くんにはほろ苦い真相でしたね。
まぁ友と思ってくれる岬くんがいるからいいですね。

相変わらず岬くんの格好よさにむふふな一冊でした。
このシリーズのファンにはたまらない。

次作も楽しみで仕方ありません。

前作の感想はこちら>>>

20年6月読
★★★★☆

2020年6月22日月曜日

おいしい給食

途中から
録画。
市原隼人さん主演の
おいしい給食。
途中から観はじめました。

給食大好きな先生。
笑ける。
生徒とライバル心
持ったり。

冷凍みかん美味しそうでした。

これ市原隼人さんやから
成り立つ作品ですね。

給食がすごく美味しそうでした。

★★☆☆☆

競歩王

額賀澪さんの
競歩王。
同僚からお借り
しました。

高校作家として華々しく
デビューしたのにスランプ
の大学3年の忍。
次回作の構想も固まらず
編集者のすすめで競歩について書くことに。
競歩にまったく興味もなく。

同じ大学で駅伝から競歩に移行した八千代を
取材するうちに忍は自分と彼を重ねていく。

ルールにがんじがらめな競歩。
でも美しい。

学生新聞の記者の福本の感じずごく嫌。
彼女がいなければ★5つなんですがこの無神経さとか、
実は計算高そうなとことかほんまに嫌。

でもそれ以外はかなりのめり込みました。
八千代にも忍にも。

忍には朝井リョウさんを投影。
彼は全然成功してますけどなんとなく。
作家の生む苦しみが十分に伝わる一冊です。
もう少し大切に読まないとと感じました。

20年6月読
★★★★☆

2020年6月21日日曜日

水を縫う

寺地はるなさんの
水を縫う。
同僚からお借り
しました。

5月末の新刊。
ありがたいです。

松岡家のお話。
長男の清澄は高校一年生。
刺繍が好きで、結婚する姉の
ウェディングドレスを縫うことに。

長女の水青はかわいいのが苦手。
母の想い。
祖母の想い。

お父さんの全さんの語りはないけど
影響は大。
黒田さんいなかったらこの人
どうなってたんやろ。

お祖母さんの話が胸にしみました。
女の子だか、男の子だから、そんな窮屈な言葉に
縛られているのほんまに嫌。

そして最後には水青のドレスが完成。
どんなドレスか観てみたいです。
父と弟の心のこもったドレス。
さぞかしステキなんでしょうね。

二人の名前の由来もよかったです。
黒田さんのキャラが良すぎです。

あったかいお話でした。

20年6月読
★★★★☆

孤独のグルメ season#7

孤独のグルメ7作目。

トップバッターの上尾の
とんかつ屋さん美味しそう。

海外遠征は韓国。
美味しそうでした!

最終回のシブヤさんは残念ながら
閉店しちゃったんですよね。

今回も楽しく観ました。

前作の感想はこちら>>>

★★★☆☆

2020年6月20日土曜日

アーモンド

ソン・ウォンピョンさんの
アーモンド。
同僚からお借りしました。

失感情症のユンジェ。
感情も共感もわからない。
そして恐怖心も知らない。

祖母と母との3人暮らし。
祖母からは"かわいい怪物"と
呼ばれ、母は普通にふるまえるように
感情を教育。

しかし17歳の誕生日に目の前で祖母と
母が通り魔の被害に。
それでもなんにも感じることができない
ユンジェ。
祖母は死に、母は寝たきりに。

そして出会ったもう一人の怪物ゴニとの友情。
ドラとの初恋。

ゴニはユンジェにめぐりあえてよかったですね。

韓国にも通り魔事件ってあるんだ。
社会が病んでるのは同じやなと思いました。

20年6月読
★★★☆☆

凪のお暇

再放送してたんで
ぽちっと。
凪のお暇です。

黒木華さん主演。
ひどいくせ毛を
隠しての日々。
周りに気をつかって
空気読みすぎな日々。

そんな凪の新たな日々。

会社も辞めて、引越しして、
遊ばれていた彼とも別れて、新たな日々。
28歳、独身、無職。

気を使いすぎのすんごく、わかるなぁ。

メンヘラ製造機のゴンさんとか。
中村倫也さんはやはり格好良いです。

こじらせ系元彼の慎二もいい。
実は凪のことが大好きで。
たまらん。
かなり慎二のこと応援してました。

凪が羨ましすぎですー

慎二までお暇やし、みんなとことん
頑張りすぎてるんやなぁー

子役の子はテセウスの船にも出てましたね。
将来が楽しみです。

さりげなくMAXのレイナも。

最後の終わり方はんーーー
って感じでしたが、今風はこうなんでしょうね。

私もお暇いただきたいです。

★★★☆☆

younger

離婚により15年間の
ブランクのあと、仕事に
復帰しようとしながら
年齢のせいで採用されない
ライザ。

バーで若者にナンパされた
ことをきっかけに、歳を
ごまかして働くことに。

ナンパされたジョシュとうまく
いきそうになったり、若者生活を満喫。

ってかこのジョシュがかなり格好いい。
ライザの実年齢を知ったあとも
付き合ったりね。
こんな人いないよ。
それなんにライザは。。

同僚もかなり面白い。
ライザを同じ歳と思って仲良くするケルシーや、
上司のダイアナ。

ライザが40肩になったり笑ける。

ジョシュとの恋愛にはやきもき。
上司とかちょっかいかけてくるなよーっ
てな感じで。
でもやっぱ悪いのはライザ。

ジョシュと別れたあとのライザもひどいもん。
寄りを戻した後のライザは女子の敵やな。
チャールズとかに媚びうるとかムカつきます。
ジョシュが切なすぎです。。

そしてケルシーの彼のタッドもなんともあっけない。
まさかの双子ー

最後もやきもきの終わり方。
まぁ自業自得やけど。
これ続編観たいけど観れたらいいな。

★★★☆☆

2020年6月19日金曜日

銀河鉄道の父

門井慶喜さんの
銀河鉄道の父。
図書館本です。

最近読んでる本に
宮沢賢治さんがすごく
登場していて、なんとなく
気になっていて、それで
読んでみました。

宮沢賢治のお父さんのお話。
直木賞受賞作です。

花巻でも有数の商家の政次郎。
待望の跡取りの賢治が生まれる。
二度の大病。
賢治が心配でそして可愛くて
仕方がない政次郎。
本来は厳しくすべきとこもついつい
賢治には甘くなりがち。

本人が進学したくても"質屋に教育は
いらない"と父に言われ、小学校卒で
学歴コンプレックスのある政次郎。
せめて息子には希望通りの進学をと。

賢治がずいぶんとイメージ違いました。。
お金持ちのぼんぼんやったんですね。
それも他に足がついてなくて、親にお金を無心ばかりで、
それを当たり前とも思っていて。
そしてシスコン。父へのライバル心。
んーーーー

親が甘すぎ。
妹のトシの方がどんやけしっかりしているのかと。

でも賢治が執筆を始めてからはなんかこれが
読みたかったもんやって感じでした。

お父さんの愛情がたっぷりと感じる作品。
とは言え子ども2人を先に逝かせてしまう両親の
気持ちを思うと。。。
です。

20年6月読
★★★☆☆

2020年6月17日水曜日

騒がしい楽園

中山七里さんの
騒がしい楽園。
同僚からお借り
しました。

幼稚園教諭である
舞子は世田谷区内の
幼稚園に異動に。

騒音問題と待機児童のトラブル。
母親同士の確執。
小動物殺害。
事なかれ主義の園長。
そしてついには殺人まで。

スケープゴートにされる舞子。
あとこういう時のマスコミの対応にも
ほんまに腹が立ちます。

池波先生いい人だな。
そして言うことがするどい。
"誰かが泣けば、別の場所で誰かが笑っている。
世の中っていうのは、そういうものなんだろうね。"
"考えない人間は印象で物事を決めてしまうから。"

殺人の犯人は思った通りの人。
もう一人にはえっそこまで?と思いましたが。

なんか先生って大変やなぁとつくづく思いました。

前作の感想はこちら>>>

20年6月読
★★☆☆

<あの絵>のまえで

原田マハさんの
あの絵のまえで。
同僚からお借り
しました。

絵画と美術館をテーマに
した短編集。
原田さんらしいお話です。
6つ中行ったことあるのは2つ。
行ったことのない美術館は
行きたくなります。

"豊穣"いい話でした。
おばあちゃんの愛情が、
最初のお話の広島のお母さんもそうですが、
堪らんですね。

最後のには福武さんも登場。
また直島に行きたくなりました。

久しぶりにアートに浸りたいと思わせる
お話たちでした。

20年6月読
★★★☆☆

2020年6月16日火曜日

活版印刷三日月堂 小さな折り紙

ほしおさなえさんの
活版印刷三日月堂
小さな折り紙。
活版印刷の6作目。
図書館本です。

番外編のお話。
今までの登場人物とかの
6つのお話。
よく覚えている人も
うろ覚えの人も。

"南十字星の下で"良いお話でした。

"庭の昼食"も。
世界には自分が知らないことが
たくさんある。

表題作"小さな折り紙"での弓子さんの
あいさつもよかむたな。

弓子さんのお相手は誰やろうと思ってたら、
あの人やったんですね。
思い出しました。
そして佑くんまで!

最初に登場したTOYAMAキラリにも
行きたくなりました。
ハルさん元気でよかった。

初版限定の巻頭の活字紙版もとても素敵です。
読むなら初版がいいですね。

前作が過去で今回が未来。
この流れもよかったです。
やはりこのシリーズは大好きです。

前作の感想はこちら>>>

20年6月読
★★★★☆

2020年6月15日月曜日

ごはんぐるり

西加奈子さんの
ごはんぐるり。
図書館本です。

西さんによる食べ物に
ついてのエッセイ。
彼女らしい語りで
笑けます。

ちょっと息抜きによかったです。

20年6月読
★★★☆☆

2020年6月14日日曜日

法の雨

下村敦史さんの
法の雨。
同僚からお借り
しました。

有罪率99.7%のなか
無罪病判事と呼ばれた
裁判官が倒れる。

念願の医学部に合格した
幸彦。
しかし入学金が払えないという
祖母からの連絡。

認知症の祖父の預金を引き出すのに
後見人の許可が出ないとのこと。
ここでようやくプロローグとつながります。
この祖父こそが無罪病判事なんですね。

そして祖父が最後に無罪判決を出した
組長殺しの被告人の看護師が殺される。
検察官の大神は事件を調べ直し、ヤクザに
立ち向かっていく。

現実には無理あるお話ですが、大神さんの
骨太なとことか読みものとしては楽しめました。
あとおじいちゃんもね。
いい人でよかった。

成年後見人についてよく知らなかったんで
衝撃でした。
家族が認知症になったときどうしたらよいのか
不安になります。

20年6月読
★★★☆☆

ビストロ三軒亭の謎めく晩餐

斎藤千輪さんの
ビストロ三軒亭の
謎めく晩餐。
図書館本です。

三茶にあるビストロは
好みや希望を伝えると、
ポアロ好きのオーナーシェフが
その人だけのコースを作ってくれる
オーダーメイドのレストラン。

ギャルソンを指名することができるお店で
役者だった隆一は個性派先輩ギャルソンたちと
働くことになる。

隆一のお姉さんがいいなぁ。
あと三人の大食い魔女も。
みんな繊細な気持ちを隠して頑張ってるんよね。

最後の隆一の決断は⁇?やけどまぁラノベらしく
さらっと読めました。
続きも出てるようなんで、機会があれば
読んでみます。

20年6月読
★★☆☆☆

緋色の残響

長岡弘樹さんの
緋色の残響。
同僚からお借り
しました。

中学生の娘と2人暮らしの
刑事啓子のお話。
短編なんでさくっと
読めました。

この娘の菜月ちゃんが良い子なんやなぁ。
そして絶対音感まで持ってます。

最後の"無色のサファイア"の根気もすごいです。
将来が楽しみですね。

楽しく読めました。

前作の感想はこちら>>>

20年6月読
★★★★☆

渦 妹背山婦女庭訓魂結び

大島真寿美さんの
渦。
同僚よりお借り
しました。

浄瑠璃のお話。
絶対自分では読まない
お話なので借りられて
嬉しいです。

近松半二の一生。
浄瑠璃作家として作品を
生み出していく。

実在の人物なんですね。
知りませんでした。

奥さんが出来た人ですね。
だからこそ浄瑠璃に没頭できたんやろうや。
あとは正三さんとかのライバルの存在も。

お三輪の作品は観てみたいですね。

あと歌舞伎と浄瑠璃の関係とか、勉強に
なることもありました。

読後に知ったのはこれが直木賞受賞作とのこと。
ふーむ。。

20年6月読
★★☆☆☆

2020年6月13日土曜日

逃亡者

中村文則さんの
逃亡者。
同僚よりお借り
しました。

フリージャーナリストの
山峰。
第二次大戦時期に"悪魔の楽器"と
呼ばれたトランペットを持って
逃亡中。
隠れキリシタンの末裔。

2年前まで人間関係は"対応"が全て。
恋愛も含めて。
それを変えたアインとの出会い。

しかし彼女は留学制度や技能実習生の
問題の犠牲者となり命をおとす。

彼女により語られるベトナムの歴史。
知りませんでした。
また枯葉剤と原爆についての記述も
なるほどと。
勉強になります。

あと浦上の歴史も。
明治になるまでこんな非論理的、非倫理的な
ことがあったなんて。
今まで知らなかった自分を恥じました。
この4回目の迫害についてはまた違うお話でも
読んでみようと思いました。

集団化した時の人間への嫌悪。

彼女が死んで、逃亡する緩慢な自殺のような日々。

そしてトランペットの吹き手だった鈴木の手記。
これがなかなか長くて、狂気がしんどくて。。
元気な時やないと読むの辛いかも。

究極の3つの選択。
拷問か、呪いか最もなりたくない存在への
生まれ変わりか。

自分が知らない、思いつかないことへの不快感。
知りたくないことを読む時の苛々感。
んー わかるような、どうかな。

読み終えた後は安堵感。
なかなか疲れました。

20年6月読
★★★☆☆

2020年6月10日水曜日

暗鬼夜行

月村了衛さんの
暗鬼夜行。
同僚よりお借り
しました。

読書感想文コンクールで
市の選抜大会に出された
作品が盗作だというSNSの
書き込み。
国語教師で文芸部の顧問の
汐野たちはいったんイタズラと
判断したが。。

汐野は政治家の娘と結婚前提でつきあっており、
将来政治家になるために教育委員会への
推薦を狙っていた。

話はどんどんとこじれ、学校の統廃合問題
にまで波及。
賛成派と反対派の対立。

先生の登場人物が多いので少し混乱しました。

最後は怒涛の展開。
一人はわかったけど、もう一人はうむむと。
そしてまたその動機がなんともで。
いやはや人の心ってこわい。

しかし中学教師ってブラックなんですね。
そりゃ責任を回避する習性になってしまうなぁ、、

具体案なく無茶な要求。
これよくあるので、わかるなぁ。

中身が成長しない人たちであふれる世の中に
なってほしくないです。

20年6月読
★★☆☆☆

2020年6月9日火曜日

ドミノ in 上海

恩田陸さんの
ドミノ in 上海。
図書館本です。

1800万人都市の
上海でのドタバタ劇。

これ前作と登場人物
被ってるんですね。

市橋くんは千葉から上海進出。
すごいなぁ。
そしてあの人を射止めたとは、
よくやった!です。

パンダも登場。
この厳厳がふてぶてしくていいんです。

ダリオちゃんは災難でした。

相変わらずたくさんの登場人物。
でも巻頭のイラストでだいぶ
助かりました。
読みながらこれだれやっけとなったら、
見返してみてで。
ちなみに表紙も裏表紙もすんごいかわいいです。

ホテル青龍飯店に猛獣が逃げ込んでチンピラが
暴れて人質取って美術品が盗まれてあちこち
壊されて猛獣も人質取って犬が行方不明な
出来事が起こります。

笑ける。
まさにエンタメ小説。
前作より楽しめました。

巻末でみるとこれ2008年から2019年にわたって
連載されてたんですね。
無事に完結してよかったです。

前作の感想はこちら>>>

20年6月読
★★★★☆

2020年6月8日月曜日

行列の女神

鈴木京香さん
主演なんで気になって
観てみました。

まさかのラーメン
店主です。

天才の舌をもつ新入社員ゆとりは
鈴木杏香さんのライバルの娘。

美味しそうなラーメンにお腹が
空いてきます。
まさにまいうーです。

久しぶりの岡本健一さんはほうれい線が。。
でも体型は相変わらず。
プロ意識ですね。

主題歌も久しぶりのラブサイケデリコ。
お懐かしいです。

楽しく観れました。

★★★☆☆

2020年6月7日日曜日

魔眼の匣の殺人

今村昌弘さんの
魔眼の匣の殺人。
図書館本です。

明智さんがいなくなった
ミステリ愛好会のメンバーの
剣崎比留子さんと葉村くん。

班目機関について調べるために
訪れた人里離れた"魔眼の匣"で、
サキミさまより死の予言を聞く。
他に集まってる9人のうち男女
2人ずつの死亡。

過去に班目機関がやっていた実験。
死亡する人々は偶然なのか。
殺人の場合犯人は。

相変わらずの洞察力の比留子さん。
葉村くんともずいぶん仲良くなって。

葉村くんのホームズになれない比留子さんと、
比留子さんのワトソンであろうとする葉村くん。
この後どうなることやら。

今回は前作のようなズルイとこはなくちゃんと
推理小説でした。
予知とかはあるけど、これは許容範囲内。

まさかこの人が死なないよねって言う人死ぬし、
犯人の正体も早めにわかるけど。
まぁこれは作風ってことで。オーソドックスなもんに
作者が対抗したいんでしょう。
サキミさまの正体には驚きました。

このシリーズまだまだ続きそうです。
読むかもう少し考えます。

前作の感想はこちら>>>

20年6月読
★★☆☆☆

2020年6月6日土曜日

あの日の親子丼

山口恵以子さんの
あの日の親子丼。
食堂のおばちゃん
シリーズの6作目。
同僚からお借りしました。

今回は万里のスカウト話とか。
あと新しいお店とともに、
新たな登場人物も。
コッペパン専門店とか一度行って
みたくなります。

登場するお料理もエスニックなのとかも
増えて、相変わらず美味しそう。
鯖サンド食べたくなりました!

こんなお店近所にほしいですよねー

万里くんって要と付き合うのかと思ってたら、
はなちゃんという彼女できたんでしたっけ?
久しぶりなんで忘れてました。

続きも楽しみです。

前作の感想はこちら>>>

20年6月読
★★★☆☆

2020年6月4日木曜日

あとを継ぐひと

田中兆子さんの
あとを継ぐひと。
お初の作家さん。
同僚からお借り
しました。

思ったよりも楽しく
読めました。
いろんな継いだひと
のお話。

"わが社のマニュアル"に出てくる
企業はあそこの会社ですね。
ノンフィクションを読んだことあります。

"若女将になりたい!"も好きな感じ。
お父さんいい人。

あと"サラリーマンの父と娘"を読んで、
野球観に行きたくなりました。

この人の他の話も読んでみたくなりました。

20年6月読
★★★★☆

2020年6月2日火曜日

約束された移動

小川洋子さんの
約束された移動。
同僚からお借り
しました。

6つの短編集。
どれもなんとも
言えない
不思議なお話。
グロいのもあります。
他の作家さんの名前やったら、
この本どうやったんやろうとか
考えてしまいます。

20年6月読
★☆☆☆☆

2020年6月1日月曜日

歩道橋シネマ

恩田陸さんの
歩道橋シネマ。
図書館本です。

18の短編集。
読後感がなんとも
言えないお話が
多いです。
いかにも恩田流。

天啓学園が舞台の"球根"。
ぜひこれでもう少し長い
お話読んでみたいです。

"逍遙"に登場する3人組のお話も
読んでみたいです。
"消滅"という作品に登場してるよう。
今度読んでみます。

"麦の海に沈む果実"の校長も登場。
恩田ファンにはたまらない。

"風鈴"や"惻隠"も好きな感じ。

"柊と太陽"のきよひこには笑けました。

"はつゆめ"はもう少し長めので読んで
みたいです。

"降っても晴れても"は切ないなぁ。
犯人は誰やったんか。

どのお話もいかにも恩田さんの作品。
彼女のファンにお勧めします。

20年6月読
★★☆☆☆