2020年2月14日金曜日

雲を紡ぐ

伊吹有喜さんの
雲を紡ぐ。
同僚からお借り
しました。

不登校の高校生の美緒は
母と口論し家を出る。

向かったのは父方の祖父の
紘治郎が盛岡で営む山崎工藝舎。
手作業で羊毛から糸を紡ぎ、
ホームスパンと呼ばれる布を
織り上げる工房。

美緒の父広志は絃治郎と過去に
仲違いしたまま。
会社が低迷し、家にも居場所がない。

美緒の母で教師の真紀は生徒との
関係をこじらせ、ネットで叩かれている。

そんなこわれかけた家族を、死を目前に
した紘治郎が紡いでいく。

すごくすごくいいお話。
もう途中は感涙。
いい作品に出会えたことに感謝。

盛岡にもう一度行きたくなりました。
福田パンも行きたいし、ゆっくりと
喫茶店にも行きたい。

登場人物のなかでは、真紀の気持ちが
よくわかりました。
自分は強くいることを強いられてきて、
そう生きてきたので、娘へのいら立ちが
つのるとことか。
母も人間で、誰かの娘。
親子だからこそわかりあえない部分もあって、
でも無条件で自分を受け入れてくれるのも家族。

紘治郎さんが格好良すぎです。
あんな存在が近くにいてくれるといいですよね。。

ホームスパン。
ふれてみたいです。

20年2月読
★★★★★

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