伊坂幸太郎さんの
SOSの猿。
まずはひきこもりを
悪魔祓いで治そうと
する二郎くんが登場。
そして、300億円の損害を
出した株の誤発注事件を
調べることになった
五十嵐さんについて猿が語る。
孫悟空やその分身や三蔵法師まで登場。
この自由さはまさに伊坂さんらしい作品です。
この発想の源泉はなんなんやろうなぁ。
もちろん今回のは漫画とのコラボ作品で
アイデアが先にあったとのことですが、
そうは言ってもやはり伊坂さんのペンは
孫悟空のように自由です。
ってか孫悟空はそうは言っても緊箍児
(きんこじ)があったから、伊坂さんはより
自由なんかな。
話の奇抜さも面白いですが、端々にすごく
"わかる!わかるっ!"ってなる文書も。
"相手のことわかってると勘違いして実は
わかってない"とか、"恐ろしい結果から眼を
逸らし、安心したいがために勝手に理由を
想像し納得する"とか、"人は失敗に恐怖する"
とかほんまにわかるなぁ。
こういう部分があるから、やはり伊坂さんの
作品はいいんですよね。
17年5月読 BO行き
★★★☆☆

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