溱かなえさんの新作
白ゆき姫殺人事件。
映画化にもなるので
本屋さんでも目立つように
並んでます。
ある殺人事件を関係者の語りで
進んでいく形式はよくあるもの。
でもこのお話の特徴はそれに加え、巻末にある参考資料の数々。
Twitterを彷彿させるマンマローや週刊誌の記事、ブログなどが秀逸。
容疑者とされる女性の名前や経歴、過去などが暴かれていき、当人不在のままに外堀が埋められていく。
ほんとに怖い。
何よりこれって必ずしもフィクションだと言えないとこがね。
無責任な人たちに煽るメディアって現実に存在するから。
特に信頼していた人に裏切られた時の痛みは計り知れない。
文中の当事者の言葉にもあるように、自分の記憶で作られる過去と、他人の記憶で作られる過去。
正しいのはどちらなのか。
同じ過去でもそれは一人一人のなかで異なって存在する。
そしてラストに明かされる犯人には驚きました。
軽く読み返してみるとなるほどなって感じ。
湊さんはすごいストーリーテーラですね。
映画にもちと興味出てきたけどお金払うほどではないかな。
さくっと読めるので、時間つぶしにおすすめです。
そして少し今の世に流れる情報を再考するきっかけにしてください。
14年3月読 BO行き
★★★★☆
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1106376077/subno/1


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