2005年8月21日日曜日

珍妃の井戸


中国を舞台にした浅田次郎の歴史小説。

混乱のさなかに死んだ珍妃。
その死の謎を解き明かしていく4人の外国人達。

色々な人の話しが出てくるんだけど、
みんな言う事が違って、最後の最後まで
どれが本当なのかがわからない展開。

嫉妬とか、権力への思いとか、
好きな人を失った悲しみとか、色々な気持ちがうずまいていて、
そして作品全体を通して悲しみを感じる。

でも浅田作品の割りには、
わざと泣かせようという姿勢は少ない。

歴史を知らなくても読める作品だけど、
歴史の知識の裏付けがあった方がもっと面白いのかも。

登場人物の名前を確認しながら読まないといけないのが
大変だった。

05年8月読 BO行き
★★★☆☆

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