
中国を舞台にした浅田次郎の歴史小説。
混乱のさなかに死んだ珍妃。
その死の謎を解き明かしていく4人の外国人達。
色々な人の話しが出てくるんだけど、
みんな言う事が違って、最後の最後まで
どれが本当なのかがわからない展開。
嫉妬とか、権力への思いとか、
好きな人を失った悲しみとか、色々な気持ちがうずまいていて、
そして作品全体を通して悲しみを感じる。
でも浅田作品の割りには、
わざと泣かせようという姿勢は少ない。
歴史を知らなくても読める作品だけど、
歴史の知識の裏付けがあった方がもっと面白いのかも。
登場人物の名前を確認しながら読まないといけないのが
大変だった。
05年8月読 BO行き
★★★☆☆
0 件のコメント:
コメントを投稿