2020年5月30日土曜日

甘夏とオリオン

増山実さんの
甘夏とオリオン。
久々の図書館本
です♪

上方落語家桂夏之助の
三番弟子甘夏。
ある日師匠が失踪。

この師匠がかなりいい人。
惚れますね。
あと竹之丞さんも。

久しぶりに生で生きてる落語を
聞きたくなりました。

答えは落語の中にある。
人間にとって、無知は罪。
落語はその人を肯定しての笑い。

甘夏は兄弟子たちと師匠の帰りを待つ。
そして深夜寄席を開催。

待つことは、勇気がいること。

まさかの水俣病のお話まで。
このお話は奥深い。

終わり方は納得いかないとこもありましたが、
落語の魅力もすごく伝わるお話でした。

師匠ともう一度会いたかったです。

20年5月読
★★★★☆

鏡面堂の殺人 Theory of Relativity

周木律さんの
鏡面堂の殺人。
堂シリーズの
6作目。

前作読んでからかなり
時間経ってましたので
大分忘れていて。

シスコンの宮司刑事は
亡くなったんですね。
今回の主役は妹の百合子さん。
正直苦手なタイプです。

鏡面堂。
沼四郎が最初に手がけた建造物。
26年前に事件が起きた場所。
そこで百合子さんは神から26年前の
事件の手記を受け取る。

管理人と沼を含め集まった7人の人々。
そのうちの2名の命が失われた。

このシリーズは最初は推理小説と思って
読みはじめたんに、どんどんと哲学問答的な
要素が増えて、んんん。。。
まぁこういうこ難しいんが好きな人もいるからね。
リーマン予想とか。

百合子が光で時間を超越するとかわけわからん。

十和田さんの登場にはわくわく。
彼はダークサイドのままなんかやきもき。

建前と本音。
本性と偽性。

語り手の正体をお兄さんは知らずにすんで
よかったかな。

沼四郎と藤衛の確執。
全ての狂気は劣等感が原因か。

いよいよ最終巻へ。
リーマン予想の解とともに。
ようやく終わるかと思うとほっとします。。

前作の感想はこちら>>>

20年5月読 BO行き
★★☆☆☆

2020年5月28日木曜日

活版印刷三日月堂 空色の冊子

ほしおさなえさんの
活版印刷三日月堂。
同僚からお借りしました。

大好きなシリーズの
5作目。
もう終わったと思ったので
嬉しかったです。

番外編の位置づけなのかな。
おじいさんが生きていた頃
とかの7つのお話。

ウェスタンの片山さん、お父さん、
おばあちゃん、カナコさんの同級生、
お客さんからみたカラスの親父さん、
おじいさん、弓子の同級生たちのお話。

"届かない手紙"が好きでした。

"空色の冊子"は311の話ですか。
どんな時でも、勇気を持って、元気に進もう。

相変わらず温かいお話です。
あと扉の写真も素敵でした。

続きももう一冊出てるみたいなんで楽しみです。

前作の感想はこちら>>>

20年5月読
★★★★☆

発注いただきました!

朝井リョウさんの
発注いただきました!
同僚よりお借りしました。

朝井さんの10年の
集大成。
今まで企業とかとタイアップ
して書いたのを集めた、
タイアップ作品20本ノック。

これ、朝井さんの才能がわかる一冊。
書きたい話ではなく、与えられた
テーマの中で朝井さんらしいお話を
うみだしている。
彼はやはり頭いいですね。
そして最後のひと言コメントが良いです。

お話では、こち亀とのコラボは笑えました。

あと最後の贋作。
ざらざら感が残る読後感。
あっ。こういうニセモノいるって感じのお話でした。

朝井さんはやはりすごい。

角田光代さんverの一冊も読みたくなりました。

20年5月読
★★★★☆

2020年5月23日土曜日

若おかみは小学生!

評判良さそう
やったんでポチッと。

交通事故により
両親が死亡。
祖母の営む温泉宿春の屋に
やってきたおっこ。

そこには幽霊のうりぼうが
いて。
ほかにもいろいろ。

おっこがすごくいい子でこんな子
なかなかいないよなぁとも。

絵もキレイやし、悪い人も出てこない
あったかいお話でした。
ちょっと泣いてしまいました。

私たちも誰かに見守られているといいですね。。

★★★★☆

テセウスの船

放送時にはちらっと
観ていましたが再放送で
ぽちっと。
テセウスの船です。

過去にタイムスリップ。
父親が起こしたとされる
事件を食止めることができるか。

過去に戻って、また現代に戻って、
そしたら現代が変わっていて。

上野樹里さんの演技がいいですね。
みきおくんは怪演です。
あとやはり鈴木亮平さん。彼が
ほんまの主役かな。

真犯人わかってる状態で観てましたが、
それなりには楽しめました。

★★★☆☆

2020年5月22日金曜日

あきない世傳 金と銀 六 本流篇

高田郁さんのあきない
世傳シリーズの6作目。

智ぼんが心配でーー
と思ったら1ページ目で
もうがっくし。
神さまと言うか高田さんは
幸にこれでもかと厳しい。。

大坂にある"女名前禁止"
もうぶっ倒れそうな決め事。
跡目で揺れる五鈴屋。
奉公人とご縁のあった方々との
絆により乗り切る幸たち。

蟻の眼と、鶚の眼。
笑っての討ち入り。
買うての幸い、売っての幸せを
江戸でも実現。
幸の知恵に、そんな幸を支えるみんな。

相変わらずの温かくて良いお話でした。
続きも楽しみです。

前作の感想はこちら>>>

20年5月読 BO行き
★★★★☆

2020年5月21日木曜日

危険領域 所轄魂

笹本稜平さんの
危険領域。

父は所轄の刑事。
息子はキャリアで
捜査二課の管理官。
そんな親子で取組む
捜査。

今回は自殺や事故死と思われた
事件が政界を揺るがす贈収賄
事件へとつながっていく。

現実にこんな事件あったらたまらんけど、
お話の中ではこの親子心強いです。

最後はなかなか黒幕を捕まえることが
できずにやきもきしましたが、
フィクションらしい終わり方でした。
所轄が他県で普通はここまでできないですよねー

あと細かいことですが、タクシーの中で
機密情報話すなんて、所轄刑事ならともかく、
二課の管理官もはありえません。
こういうとこが浮世離れしてると、
気になっちゃいます。

前作の感想はこちら>>>

20年5月読 BO行き
★★☆☆☆

2020年5月17日日曜日

今夜、ロマンス劇場で

綾瀬はるかさんと
坂口健太郎さんの
今夜、ロマンス劇場で。
地上波でやっていた
のでぽちっと。

オードリー・ヘップバーン風の
綾瀬はるか。
銀幕のヒロインが現実の世界に。

昭和35年。
坂口健太郎さん演じる助監督。
大好きな昔の映画のヒロイン
綾瀬はるかさんが銀幕の世界から
飛び出してきた。

触れあうことのできない2人。
切なくて温かいラブストーリー。

加藤剛さんと坂口健太郎さん確かに
雰囲気似てるかも。

綾瀬はるかさん綺麗でした。

★★★☆☆

2020年5月16日土曜日

落花狼藉


朝井まかてさんの
落花狼藉。
同僚からお借り
しました。

江戸時代。
吉原の西田屋の
女将の花仍。
吉原を支える裏方
からの目線。

吉原の町普請に乗り出す
主葚右衛門。
この人はなぜに花仍と一緒に
なったんやろ。
人の機微とかもう少し書いて
ほしかったです。

度々の公儀からの無理難題。
所詮外道とわかっていながら
吉原のために尽力。

女性たちのねぇ。。
なんかやるせなさも伝わるお話でもありました。

20年5月読
★★☆☆☆

2020年5月15日金曜日

あきない世傳 金と銀 転流篇

高田郁さんの
あきない世傳
5作目。

実はこれ前に読んだこと
あるんですが間違って
また買って、ショックで
積読になったままでした。
図書館休館により読むことに。

五鈴屋の六代目店主の
女房となった幸。
三兄弟に嫁すことになった幸。
智ぼんさんは優しい。

桔梗屋を救済。
江戸進出への夢。
母の死と妹結との同居。
新たな命の兆し。

心をひとつに
いい言葉。

五鈴帯とか相変わらず幸の
アイディアはいいね。

最後はショック。
幸に幸あれと願わずにはいられません。

前回読んだ感想はこちら>>>

20年5月読 BO行き
★★★★☆

2020年5月8日金曜日

心霊探偵八雲 魂の道標

神永学さんの
心霊探偵八雲。
10作目です。

宿敵七瀬美雪に左眼を
斬りつけられた後、
心因性視覚障害で視力が
回復しないままの八雲。
幽霊の姿もみることが
できず。

そんな中後藤と真琴のもとに
心霊相談。
八雲を頼ることもできない中、
奈緒に異変が。
そして失踪。

相変わらず殻に閉じこもる八雲。
そこで晴香のまさかの行動。
思い切りましたねー
そして八雲の覚悟。
格好良い!

宮川さんがどんどんと後藤さん化してるのが
笑けます。

これからの晴香が心配です。
八雲よ守ってくれ!

前作の感想はこちら>>>

20年5月読 BO行き
★★★★☆

2020年5月7日木曜日

あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続

宮部みゆきさんの
あやかし草紙。
三島屋変調百物語
の5作目。

おちかさんの最後
のお話。
友人からお借り
しました。

語って語り捨て、聞いて聞き捨て。
おちかが聞き手なのはこれで最後。

塩断ちとか絶対しんとこと思いました。
もんも声のお話よかったな。

おちかのプロポーズにはびっくり。
すごいね。

伊一郎さん粋でした。

婚礼の時に現れた幽霊は誰?
元許嫁???

今回も楽しく読みました。

前回読んだ感想はこちら>>>

20年5月読

2020年5月5日火曜日

漏洩

笹本稜平さんの
漏洩。

インサイダー取引を
捜査していた戸田刑事の
突然の解任。

そして戸田は倒れ、彼を
慕う沢井刑事が孤軍奮闘。

監察チームの3人組も同じく
組織内の巨悪と対峙。
圧倒的な組織力。

なんかねぇ。
こんなことほんまにあったら
堪らんってなお話でした。

入江さんがいいキャラでした。

20年5月読 BO行き
★★☆☆☆

2020年5月2日土曜日

Marginal #1-3

萩尾望都さんの
マージナル。
三浦しをんさんかな?
のエッセイで勧められて
いたので、購入しました。

西暦2999年が舞台。
ホウリ・マザが唯一子を
産んで国々に配るが、
マザは高齢になり子が配られない村が多数に。

村人が5人になったグリンはシティに。
そしてママを暗殺。

アジシンとグリンジャーは"夢の子供"
キラと出会う。

男性やけの世界。
実は厳正なコントロール下の世界。

キキにはグランジャーと幸せになって
欲しかったです。。

20年5月読 BO行き
★★☆☆☆

2020年5月1日金曜日

蜜蜂と遠雷 下

恩田陸さんの
蜜蜂と遠雷
下巻。

いよいよ二次予選。
切磋琢磨するコンテスタント
たち。
見守る人々。

マサルと塵。
理解できる天才と、理解できない
天才。
そうして塵により覚醒するもう
一人の天才の亜夜。

ついつい塵を応援したくなります。

続編も出てるようなので読んでみたいです。

上巻の感想はこちら>>>

20年5月読 BO行き
★★★★☆

蜜蜂と遠雷 上

恩田陸さんの
蜜蜂と遠雷
上巻。
文庫化するのを
心待ちにしていた作品。
図書館本で忙しくて
ようやく読むことが
できました。
一年以上積読か。

その覇者が音楽界の寵児となる
芳ヶ江国際コンクールに挑む少年少女たち。
3年に一回の開催。

自宅に楽器を持たない風間塵。
亡き名ピアニストホフマンの推薦状を
持つ養蜂家の息子"蜜蜂王子"。、

元天才少女の栄伝亜夜。
師である母の急死により燃え尽き症候群。

最高齢28歳でサラリーマンで家族も
ある高島明石。
生活者の音楽。

優勝候補のペルーの日系3世の息子マサル。
マサルは亜夜と幼なじみ。

いろんな人たちの思惑にひきこまれました。
人気の理由がよくわかりました。

コンサート終盤どうなるんやろう。

きっと勝つのはあの人で、でもみんなの記憶に
残るのはあの人なんやろうやぁ。

才能ある人憧れます。

20年5月読 BO行き
★★★★☆