2013年3月26日火曜日

ロードムービー

「冷たい校舎の時は止まる」の
登場人物達と再会できるお話。

短編集はどれも切なくて、
息苦しくて、でも温かい。

やっぱり辻村深月さんは
すごい。

■街灯
鷹野が深月に会いに行くお話。
切ないねぇ~

■ロードムービー
表題作。
あの2人の子どもと友人の家出のお話。
最後にえっ!?って驚きもありながらも、
いじめのつらさとか、十分に伝わってくるお話。

■道の先
成長して塾講師のバイトする彼のお話。
女子中学生との恋。
そして最後の仲間との再会の旅。
窮屈な青春時代、息苦しい青春時代の息遣いが
伝わってくるお話。

■トーキョー語り
前作で登場した女子中学生が登場するお話。
これもまた青春時代の息苦しさとかが
頁からびんびんとくる。
外に行きたいけど、今すぐにはいけない。
だから周りにイラつく。でもみんな芯は純粋。

■雪の降る道
辻村ファンには一番心に響くのがこれかな。
鷹野と深月とサカキの昔のお話。
鷹野ってこんなに弱い部分もあったんだね。
そして深月の優しい気持ち。相手の痛みを
受け取ろうとする気持ち。
本当に切なくて温かい。

どれを読んでもハッピーだけでないけど、
でもやっぱり頑張ろうと思えるお話。

「冷たい校舎の時は止まる」をまた読みたくなりました。

13年3月読 BO行き
★★★★☆
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1106073740/subno/1

0 件のコメント:

コメントを投稿